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庭の木や鉢植えにされるのはもちろん、公園にも植えられているのをしばしば見かけるシマトネリコ。
寒さには弱いですが病害虫にも強いので園芸初心者の方でもできるシマトネリコの栽培方法についてご紹介します。
シマトネリコは洋風の家に植えても、和風の家に植えても雰囲気に調和する植物として人気が高い植物の一種です。
シマトネリコはトネリコ属の植物で、原産は台湾や沖縄など、比較的温暖な地域です。
温かい地域が原産のため、暑さに対しては強いですが寒さの厳しい地域での栽培は困難です。
シマトネリコは6月から7月にかけてほのかに香りを発する白い花を咲かせますが、花ではなく主に葉やその姿形を楽しむのを目的として栽培されています。
葉にはわずかに光沢があり、夏場においては涼しげな雰囲気を醸し出します。
シマトネリコの栽培には小粒の赤玉土を6、腐葉土を4の割合にした土か観葉植物用の培養土を用いてください。
鉢植えで育てる場合は、4月〜6月に植え替えを行う必要があります。
シマトネリコは日当たりの良い場所でよく育つ植物ですが、あまりにも日差しが強いと葉焼けしてしまう恐れがあるのであまり明るすぎない日なたか、明るい日陰に置いておくと良いでしょう。
また、生育がとても早いので鉢植えで栽培する場合は、剪定が必要不可欠となります。
シマトネリコは潮風に当たっても特に問題はないので、沿岸部にお住まいの方も栽培できます。
フェンスの機能性と生育が早く、それでいて美しい姿のシマトネリコの特長を活かして防犯効果を向上させることができます。
シマトネリコ自体背の高い植物であり、目隠し用フェンスとしての効果を発揮できますが、ただの防犯用植物としてだけでなくシマトネリコが持つ葉や姿の美しさを活用する方法があります。
少々スペースが必要となりますが、窓の前にシマトネリコを植えて、更にその前にウッドフェンスを設ければ目隠しとしての役割を果たせるだけでなく、おしゃれさを醸し出す事ができます。
今回はシマトネリコの栽培方法とシマトネリコとフェンスを組み合わせた防犯システムについてご紹介しました。
シマトネリコは暖かい環境であればとても育てやすく、寒い場所でも十分な配慮をすれば育てることができます。
この機会に、シマトネリコの栽培とフェンスを応用した防犯技術を実践してみてはいかがでしょうか。
※トップ画像はPhoto by いなさん@GreenSnap
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