ゴーヤの育て方


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公開日:2017.04.19

ゴーヤとはツルレイシという和名のイボのあるウリのことを言います。

他の野菜と比べて栄養分が高く夏バテ予防によく食べられています。

ゴーヤと豚肉やたまごを炒めて作るゴーヤチャンプルだけでなく種や綿を利用してできるゴーヤ茶などもあります。

基礎情報

日当たり

ゴーヤは日当たりの良い場所を好み、日当たりが悪いと花が咲きにくくなったり実が実りにくくなってしまいます。

一般的な植物は西日の強すぎる日光を浴び続けると葉が焼けてしまったりしますが、

ゴーヤは西日でも枯れることがなく西日の当たる場所でも育てることができます

 

置き場所

ゴーヤは熱風などで株が傷んでしまわないように室外機の近くには置かないようにしましょう。

日当たりの良い場所で育てれば育てるほど実や花はつきやすいです。

なので、グリーンカーテンとして花や実の事を気にしないのであれば、あまり日当たりにこだわりはなくてもカーテンとしては使えるように成長します。

 

水やり

ゴーヤは他の植物と比べて葉っぱが多くつき、その分水分を必要とします。

葉っぱから水分が蒸発しやすいので水やりも定期的に行う必要があります。雨の日以外は必ず行うようにしましょう。

真夏の特に乾燥しやすい時期では朝と夕方に2回行うようにしましょう。

また水やりの際は花に水をかけないように注意しましょう。

花に水がかかると蕾がしぼんでしまい花が咲きにくくなり実がなりにくくなります。

 

水やりは年中行うようにしましょう。気温や日光が少ない冬では夏に比べ水やりの頻度は1日に1回朝に行いましょう。

また冬場も乾燥に注意し、水のやり過ぎにも気をつけましょう。

 

 

肥料・追肥

ゴーヤは下の方の葉っぱが黄色くなってしわしわになってしまう事があります。

これは病気ではなく、マグネシウムが不足しているからです。

これを解消するために一週間に一度は液体の肥料をあげるか、一ヶ月に一度固形の肥料をあげることで改善されます。

 

用土

ゴーヤはウリ科なので毎年土を入れ替える必要があります。

入れ替えなかった場合連鎖障害を引き起こし、うまく成長しない場合もあるからです。

土を作る時は植え付ける2週間前までには行うようにしましょう。

赤土と腐葉土を6対4または7対3の配分で配合し、苦土石灰を一掴み入れると良いです。

植え替え・植え付け・種蒔

種まきのタイミングは桜の花が咲いた頃の4月中旬から5月初旬程です。

芽が出て植え付けを5月中に行いましょう。

種から育てるのも良いですがホームセンターなどで売られている苗から育てるとより一層簡単に育てることができます。

 

増やし方

ゴーヤはいつも食べられている状態は熟す前の青い状態で、収穫せずにおいておくと熟し、実は甘くなります。

そして実が朽ちて中から種が出てきます。

その種が地面に落ちることによって更に増えていくので、種を回収し、直射日光の当たらない涼しい場所で保管し来年も植える季節がやってきたら回収した種でゴーヤを増やすことができます。

 

薬用や用途

ゴーヤは薬用として、熟した果実や種を乾燥させてから煎じると解毒や解熱などに効果があると言われています。

また完熟した状態では種の周りのゼリー状の部分をデザートとして食べられることもあり、効率よく栄養を摂取することができます。

 

利用部分

ゴーヤは葉っぱはグリーンカーテンとして用いられ夏場の空気を涼しく演出してくれます。

実は完熟前に収穫し炒め物やスープなどの料理に夏バテ対策として有効です。

種や綿の部分も乾燥させるとゴーヤ茶の原料になり沖縄で多くの人々に親しまれています。

完熟後の収穫は冷やして生のまま食べても甘くて美味しいので、スムージーにしたりサラダにしたりして食べられています。

 

管理温度

収穫した後は水気と乾燥に弱いので常温で置いておくと実が傷んでしまいます。

表面の汚れを拭いて袋で包み冷蔵庫にある野菜室で保管しましょう。

野菜室でも立てて保存することをおすすめします。

すぐに料理したりしない場合は綿と種を取り除いておくとビタミンが逃げず鮮やかな緑色を保つことができます。

 

種類・品種

ゴーヤには様々な品種があり、それぞれ色や形、イボの形状なども異なります。

あばしゴーヤは沖縄地方によく見られる太めのゴーヤです。見た目通り肉厚でジューシーな果肉を持ちます。

それに比べて細長い長れいしはキュウリのような細長い見た目をしています。

白れいしは色が白っぽくイボが丸みを帯びています。苦味が少なくサラダ等にして食べられるのが人気です。

他にも変わった品種でウッチャボルダエというゴーヤがあります。

コロンとした丸い形状で2,3センチほどと小さくイボがゴツゴツとしています。

味はかなり苦味が強く食用というより観賞用で知られています。

また、白れいしよりも圧倒的に白くどのゴーヤに比べてもここまで白いものはないというほどのものもあります。

純白苦瓜という名前で早めに収穫すると相当な苦味があります。

 

収穫

ゴーヤの収穫のタイミングは大きくなりすぎる直前のきれいな緑色のゴツゴツとした状態です。

およそ夏ごろに実をつけます。実が縦に成長を終え横に広がってきたら成長が止まってきている証です。

受粉されずに実った小さい実を時々間引きしておくと残ったゴーヤに栄養が届き美味しいゴーヤを収穫することができます。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

ゴーヤは小さく可愛らしい黄色い花を咲かせます。

雄花と雌花があり、受粉が行われると普段食べられているサイズの実に成長します。

雄花は咲いても夕方には落ちてしまい、雌花だけが残ります。

自然と受粉は行われますが、人工授粉にて受粉させる場合もあります。

家庭ではハエやハチなどが受粉の手助けをするので人工授粉の必要はありません。

 

トリビア

風水

金運アップの風水効果としてゴーヤはよく耳にします。

南側の窓辺にゴーヤを育てるとグリーンカーテンで涼しく過ごすことができるのでクーラーや扇風機などの電気代が浮いて、ゴーヤの実を食べれば健康的に過ごすことができ病気にもかかりにくくなるといわれているからです。

玉の輿、セレブ運アップの風水の食べ物としてもゴーヤが挙げられることがあり、風水的にもお財布に優しい植物であることがわかります。

 

花言葉

ゴーヤの花の花言葉は強壮です。

見た目の可愛らしい姿にはあまり合わないような気もしますが、ゴーヤの実や葉っぱの逞しさを思えば納得できます。

 

由来伝承

ゴーヤは熱帯のアジアが原産地と言われています。18世紀の初期には存在していて野菜として食べられていました。

中国へ伝わり江戸時代に中国と深く関わりのあった日本の沖縄に伝わりました。

その頃には琉球国である沖縄も存在しておりゴーヤは栄養があるので方言でクスイムン(薬物)やヌチグスイ(命薬)と表現され、

薬として食事と一緒に食べられていました

当時放送されていたドラマの影響もあり全国で沖縄の野菜や果物が出荷され沖縄料理が流行りそこから一般的に食べられるようになりました。

そして更に品種改良が進み群星や汐風といった品種の販売も始まりました。

 

まとめ

ゴーヤについてご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか。

普段なかなか食べる機会が少ないゴーヤの意外な魅力に気付けたのではないでしょうか。

元々好物だった方やあまり注目したことがなかった方、または苦手意識が強かった方でも様々な食べ方や品種があるのでぜひ参考にしてみてください。

健康面でもゴーヤは最高の食べ物なので、グリーンカーテンと一緒に楽しんだりして夏の風物詩を感じてみてはいかがでしょうか。

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お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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