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カンナの育て方

  • カンナ科
  • カンナ属

カンナの基本情報

ジャンル

草花

形態

多年草

学名

Canna cv.

別名

ハナカンナ

原産地

熱帯アメリカ

カンナの性質

栽培難易度

易しい

耐寒性

やや弱い

耐暑性

強い

耐陰性

時期

種まき

1
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植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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カンナの育て方の画像

カンナの育て方

カンナと聞くと大工などの建設に使われる道具かな?と思うかもしれませんが、カンナと呼ばれるきれいな花が咲く植物があります。

花が色とりどりに咲くので鑑賞によく利用されています。葉っぱにも特徴のあるカンナの育て方についてご紹介します。

基礎情報

日当たり

強い日差しの中でも花を咲かせるカンナは一年を通して日当たりの良い場所で管理するようにしましょう。

カンナは熱帯性の植物で、耐寒性に少し弱いので冬は特に日の当たる場所に移動させましょう。

日当たりが好きな植物ですので日光に会わせてあげましょう。

 

置き場所

日本の真夏の暑さであってもびくともしません。むしろ暑いほど生育が活発になりますので育てやすいです。

冬になれば、防寒対策として盛土を施したりマルチング(黒く畝を覆うビニール)で直接霜など当たらないようにします。

暖かい地域であればこの方法で越冬させます。

暖地以外では、葉が枯れてから鉢植えの場合はそのまま室内に移動させましょう。

庭植えをしていれば、根茎を掘り起こしてピートモスやパーライトやバーミキュライトなども用いて貯蔵させておきます。

室内が暖かければ芽が生長する可能性もあります。

凍らせないよう管理しておきましょう。カンナは熱帯性であるため暑さには強く直射日光でも負けません。

 

水やり

水やりのタイミングは、土の表面が乾いたら与えるようにしてください。

ほとんどが球根から育つものが多いですが実生種の品種であれば鉢ごと水に浸して栽培することが出来ます。

腰水にして人工的に水を与えることで管理が楽になります。

腰水(こしみず)とは、水を入れた容器に鉢ごと浸して鉢の底穴から水を吸収させる方法です。

この方法は真夏に行うと良いでしょう。庭で植えているときは、ひびが入るほどの水不足でない限りは与えなくて結構です。

カンナは少し湿っている土を好みます。

球根を植え付けてからまもなく乾燥させてしまうと生育に悪影響が及び、枯死してしまいます。

だからといって与えすぎると今度は球根を腐らせてしまうことになりますので、水やりのタイミングには注意しましょう。

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら水やりをします。

庭植えで育てているのであれば、余程乾燥していない限りは与えなくて構いません

乾燥させすぎると生長不良を引き起こしてしまいますので水やりのタイミングに気をつけながら管理していきましょう。

 

肥料・追肥

植え付けを行う際に、元肥を施しておきましょう。元肥には、緩効性化成肥料を使います。

発芽したら1か月に1度三要素(窒素・リン酸・カリ)を均等に混ぜた肥料を用います。

肥料は置き肥をします。置き肥とは、固体の肥料を植物に直に当てないように与える方法です。

鉢植えの場合、鉢の縁の方に寄せて撒きましょう。

高温が続き花も次々に咲かせる時期は開花が途切れないように肥料を与え続けましょう。

ペース配分を守らないと花つきが悪くなりますので気をつけて育ててください。

9月以降になると肥料の施し作業を停止させます。大きな鮮やかな花を咲かせたいのであれば適度な肥料を施しましょう。

 

用土

排水性と保水性に通気性に富んだ土を用意しましょう。有機質の土を使うと質にこだわる必要がなくなります。

市販の草花用培養土を用いても育てられます。配合土を作るときは、赤玉土と腐葉土と堆肥を用意します。

この3つを5:4:1の割合で混ぜましょう。堆肥を使わないで赤玉土:腐葉土=6:4にしても良いですね。

 

植え替え・植え付け・種蒔

球根を植え付けるにあたって、「高温であること」が一つ。植え付けの時期を早まると、芽が出てこなくなります。

カンナの植え付け適期は4月中旬〜5月です。完全に霜が降りてこない季節になったら植えてくださいね。

苗が小さくても8〜10号鉢を用意し、一つの球根を植え付けましょう。

芽の先端がどこにあるか確認したら先端の芽が鉢の中心に来るように植え付けます。

地上部から5cmのところに芽の先端が来るように植えてください。庭植えでも場所は違えど植え方は同じです。

その後芽が出てきて10cm程度になったら5cmほど土寄せをします。

いくつも球根を植えるのであれば30〜40cmの幅を空けて植え付けるようにしてください。

植え替えは分球か種蒔で行います。分球に関しては「増やし方」でご説明します。

カンナの種は黒豆のような形をした種子が出来ます。黒い部分の皮は強固で簡単には剥がれません。

ナイフやコンクリートの表面を使うなどして傷を付けましょう。その後、一晩中水浸しにして吸水させます。

種子を取り出して、ビニールポットに2・3粒撒いていきましょう。発芽の確認できたら間引きを行って苗作りします。

10cm以上育ってきたら植え付け作業に入ります。園芸店などで販売している種には、水を吸わせなくても良いものもあります。

 

増やし方

カンナは分球という増殖方法を使います。

植え替えのときに大きく成長した球根を株分けのように分けることで増やすことが出来ます。

4月〜5月が最適です。芽は節それぞれに付けますが、全てが上手く地上へ伸びるわけではありません。

1つの球根に2・3芽付けて切り分けます。左右に分別されている球根であれば付け根を2つにカットするだけにしておきましょう。

 

病気・害虫

カンナの品種にはほとんど病害虫の被害に遭うことはありません。

トロピカルシリーズの品種に関しては、もしかするとアブラムシやヨトウムシという害虫の被害がでる可能性もありますので薬剤を撒いておきましょう。

ウイルス病に感染する可能性も、無きにしもあらずということもありますので念のために対策すると心配ないです。

 

管理温度

カンナは全般的に20度〜25度で発芽温度となっています。

そのため植え付けも植え替えでも春を少し過ぎた温かい時期に行います。

また、気温が5度よりも下回ってくると休眠期に入ります。

そして、0度以下の氷点下になると枯れるので鉢植えであれば5度前後の室内に移しましょう。

庭植えのときは春になるまで掘り上げてピートモスの中などで球根が枯れないように埋めておきます。

10度以上の室温で保管していると芽が出てきてしまうので保管場所にも気をつけてください。

 

種類・品種

1850年の時代からアメリカやフランス、イタリアなど各国で原種同士で交配を行ってきました。

カンナの原産地は熱帯アメリカを中心としています。現在では、50種類になっているます。

花が大きく色とりどりであることで人気が高まっています。観賞用として「ハナカンナ」という名前が付いています。

園芸品種のグループに分類され、1000以上もの品種になっています。

また、葉っぱが赤色や黄色の班が入ったり、刷毛込み班の葉っぱになる品種もあります。

花だけでなく葉にも観賞価値のある植物です。

トロピカル」シリーズ、「ストリアタ」グループ、アメリカン・レッド・クロス、カンナ・ビューなどがあります。

日本に入ってきたのは江戸時代の前期に「カンナ・インディカ」が知れ渡りました。現在でも半野生化しています。

カンナ科カンナ属の仲間にはカンナしか無く孤立しています。

近頃の流行するカンナでは、耐寒性に優れ腐葉土やワラなどを球根に被せておくだけで越冬することが出来ます。

これは品種によりますが、霜除けすることが重要です。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

カンナの花の色はバリエーション豊かで赤色やピンクはもちろんオレンジや黄色、白色に咲かせます。

カンナの花は雄しべを6本だしその中の一本を残してあとの5本は花びらになります。

雌しべは見つけにくいですが、ヘラ状の形をしています。

花の姿形はアヤメ科のグラジオラスによく似ていることから間違われることもあります。

 

トリビア

風水

カンナという植物は仏教の中では最高の位とされ「仏陀(お釈迦様)」から生まれた花とされています。

オレンジの花を咲かせるカンナには、嫌なことよく思っていない環境から抜け出してくれる効果があります。

旅行などで気分転換するときにもおすすめです。北、南、東南の方向にきれいに咲いたカンナを飾ってみましょう。

 

花言葉

カンナの花言葉には、「堅実な未来」「永遠」「情熱」「妄想」「快活」という意味が込められています。

「情熱」という意味には、1492年に探検家のコロンブスが気温の高かった季節にアメリカ大陸を発見したことから因んでいます。

「快活」にも真夏の中でも鮮やかな花が咲いて見つけたことから付けられています。

夏の暑い時期に花を咲かせる姿が色鮮やかさと幻想的な雰囲気を漂わせていることから「妄想」という意味になりました。

「暑い思い」や「若い恋人」という意味もあります。

 

由来伝承

カンナはアメリカ大陸に上陸したコロンブスによって発見された植物です。

カンナという名前には、ラテン語の葦(アシ)から名付けられたとされています。

茎を見ると管のような形をしているのでギリシャ語のKanna(葦)に由来しているとされています。

英名では、Cannaと綴られ学名にもなっています。英名にはIndian shotとも呼ばれ主にカリブの地域で言われています。

種が散弾銃の弾に類似していることから呼ばれているそうです。

カンナは長期間の貯蔵に耐え続けた結果、550年間もの発芽力を失いませんでした。

炎天下の中でも枯れること無く花を咲かせる姿が逞しいです。江戸時代に渡来してきた「カンナ・インディカ」の和名には「ダンドク」とされています。

ダンドクは壇特と書かれます。カンナには仏教では最高位の花とされています。仏陀の強力な霊力を妬む悪魔がいました。悪

魔は大岩を仏陀に目掛けて投げてきました。しかし、大岩は仏陀に命中すること無く木っ端微塵になりましたが、その破片が仏陀の足に当たりました。当たった部分に傷を負い血流しました。

仏陀の血が大地に染み込んでその場所にカンナの花が咲いたという伝承があります。

 

まとめ

夏の暑い中でも鮮明な花を咲かせるカンナの育て方についてご紹介しました。

女性の名前にも起用されるカンナは常に情熱を掲げ熱い思いや快活の力を分け与えてくれます。

暑い季節だからこそ花を咲かせて元気をもらいましょう。

 

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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