オステオスペルマムの画像

オステオスペルマムの育て方

  • キク科
  • オステオスペルマム属

オステオスペルマムの基本情報

ジャンル

草花

形態

多年草

学名

Osteospermum cvs.

別名

原産地

熱帯アフリカ

オステオスペルマムの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

やや弱い

耐暑性

やや弱い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

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開花

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オステオスペルマムの育て方の画像

オステオスペルマムの育て方

いかにも間違えそうな名前をしているオステオスペルマムという植物があります。

管状花と呼ばれる中心部分は黒色をしている品種などたくさんあります。

オステオスペルマムの育て方について詳しく見ていきましょう。

基礎情報

日当たり

卯月から皐月の間と長月から神無月までのの間は日光を浴びさられる場所で育てるようにしてください。

オステオスペルマムは高温多湿の場所を苦手としますので、夏、特に真夏は半日陰で管理します。

半日陰とは、一日の間で数時間だけ日の当たるところのことです。

よく言われるのは午前中は日がよく当たるが、午後以降になると影ができてしまうということです。

一日中日が射しているところでも葉が茂っていることで影ができている場所であれば十分育てることは可能です。

冬に入っていくると寒さが厳しくなってきます。日当たりの良い環境で育てていくようにしましょう。

 

置き場所

オステオスペルマムは-5度にも耐えられる強さの持ち主です。冬で厄介なことと言えば「霜」です。

霜に当たってしまうと葉っぱが枯れてしまったり傷んでしまう原因になりますので必ず当たらない場所に配置しましょう。

庭植えでは、寒冷紗やベタ掛けシートなどで覆います。鉢植えであれば、室内に取り込むのが手っ取り早いでしょう。

室内管理でも日当たりの良いことが大切です。夏場は高温多湿に気をつけなければ生長しません。

雨が降ってくる季節は風通しを良くしておきましょう。

 

水やり

鉢植えのパターンであれば土が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。夏場も含まれる3月〜11月の間です。

オステオスペルマムは乾燥の強い植物ですが、過湿には弱いので水をやり過ぎないように注意しましょう。

土を触ってまだ濡れていると感じたら水は与えません。

水やりでの「たっぷりと」というのは、鉢底から水が流れ出てくるぐらいの量です。

 

冬場も土に触れてみてまだ湿っていると思ったときは水やりをするタイミングではありません。

さらに、冬は表面だけ乾いていても中が湿っている可能性があります。鉢を持ち上げ重さで確認することです。

分かりにくい場合は、割り箸を土の中に差し込んで湿っているか見てみましょう。

12月〜2月にかけては気温の低さの影響で生育が鈍ります。

この時期は蒸発もスムーズにはできないので水やりの頻度を減少させましょう。

 

肥料・追肥

春と秋に液体肥料を使います。特に花が咲く時期に肥料を与えてあげましょう。

この時期に肥料切れを起こすとすぐに花つきが悪くなります。開花時期には、1回のペースを10日間として考えて与えてください。

夏は暑いときがほとんど毎日続き、冬には生育が鈍りますので肥料を施す必要はありません。

また植え付け時に元肥を利用しても良いでしょう。

リン酸の要素を多く含んだゆっくり効くタイプの化成肥料を4〜5g/L 混合させます。

リン酸というのは、肥料三要素の一つで、リン酸以外には「窒素」と「カリウム」があります。

窒素には、葉っぱや茎に栄養が届きます。カリウムには、根の生長を支える役割をします。

そして、リン酸には、花または果実の生長を助けてくれる働きをします。植物にとっての主治医といったところです。

オステオスペルマムでは、窒素・カリウム・リン酸を6:6:40の割合の肥料を使用してください。

 

用土

オステオスペルマムには水はけの良い土を選ぶようにしましょう。

市販にある草花用培養土を用いることが簡単です。

用土を自作するのであれば、小粒の赤玉土と腐葉土を7:3の割合で混ぜてください。

また赤玉土を4割に減らして、中粒の鹿沼土を2割程度混ぜ込んでも良いでしょう。

 

植え替え・植え付け・種蒔

鉢植えの場合は、2年を目安として植え替えを実行しましょう。鉢の中で根が張ることにより根と土が固まってしまいます。

鉢から取り出したらまずは根鉢を3分の1ほど手を使ってほぐしていきましょう。

一回り大きいサイズの鉢を用意して新しい土を入れてから植え替えます。

8号より大きい鉢で育てているときは根詰まりなどの生育に支障をきたすまでは鉢を変える必要はありません。

植え替えを上手くすると継続して花が咲きます。そして、植え付けるときも同じです。

植え替えは9月〜10月で植え付けは6月ごろに行いましょう。

オステオスペルマムの種蒔では秋まきで、種蒔は繁殖させる方法の一つです。

育苗箱に蒔いて育てる箱まきで行うようにしましょう。箱まきのメリットとして雨で流されたり、虫から守ってくれるのでおすすめです。

種を蒔く時期も9月の中頃〜10月に執り行いましょう。本葉が2・3枚に生長したら育苗ポットに植え替えます。

そして春の季節が訪れたときに定植します。または、ポットの中で根が回っていたらプランターを利用して植え替えることもできます。

プランターに移植するときは苗と苗の間を30cmほど空けて植えましょう。霜に当てないように軒下などに移動させてください。

用土は、草花用培養土にパーライトを混ぜ込むか、赤玉土・腐葉土・パーライトを6:3:1の配合土で植えてください。

 

増やし方

増やし方としては種蒔が一つあります。他の方法には、挿し木を行うことで増殖可能です。

挿し木では、真夏と真冬は避けましょう。主に5月〜6月または9月に行うと上手くできます。

挿し穂は若いものを使うので新しく伸びている部分をハサミなどを使って5cm程度に切ります。

挿し穂の半分より下の葉を取り除いてしまいましょう。その後30分間水切りの方法で水揚げします。

発根促進剤を切り口につけてから用土に挿すとよく育ちます。補足として水切りのやり方について説明します。

まず切り口を切るときに水中で行いましょう。

水につけて切除することで空気を侵入させないことと乾燥しないという理由があります。

そして切るときにも「刃切れのよいハサミ」を用いてさっと切ることです。

植物全般的に導管と呼ばれる水を吸収する管が通っています。

切断の際に潰さないようにするためにも一瞬で切り落とせるようにしましょう。最後に、切る角度にも注意しておいてください。

水平に真っ直ぐ切るのではなく斜めにカットしましょう。斜めに切ることで切り口の面積が拡大しより吸水することができます。

このポイントを抑えることによって生長も良くなります。増やし方法として株分けというものがあります。

株分けは植え替えを行う際に一緒に行います。ハサミなどを使って切り分けたら新鮮な土に植え付けましょう。

株分けを行うときは、根が肉眼で見えるようになったときです。

 

病気・害虫

ほとんどが「アブラムシ」の被害が多いです。アブラムシは1年を通して新芽にひっついています。

発見次第すぐに駆除に取り掛かりましょう。殺虫剤を撒くか牛乳を霧吹きに入れて吹きかけるなどをして減らしましょう。

予防として光が反射するものを掛けておくことです。

CDディスクや市販にあるシルバーポリフィルムを用いることによって寄せ付けなくさせます

その他にも防虫ネットを貼ったり唐辛子スプレーを散布したりなどでも予防対策になります。

農薬を使うのであれば、オルトラン液剤が有効でしょう。

 

管理温度

オステオスペルマムは耐寒性には強く-5度までの耐性がついています。

発芽させるには、15〜25度が適温です。育成温度も10〜20度が育成に適した温度ですので高温には気をつけましょう。

 

種類・品種

原産地を熱帯アフリカやアラビア半島などとしているキク科の植物です。

日本で流通している品種には、「オステオスペルマム・バーベリエ」や「オステオスペルマム・フルティコサム」という園芸品種です。

開花が長期間も咲いている品種やディモルフォセカとの交配によって今までになかった色の花を咲かせる品種など種類は豊富です。

ディモルフォセカは管状花と舌状花の両方で種を作成します。

オステオスペルマムは舌状花のみでしか種を作らないというところが違う部分です。

見た目が両者ともそっくりですが、別の属に区分されています。シリーズものとして「ピクニック」「シンフォニー」という品種があります。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

オステオスペルマムに花色には、紫、ピンク、白が主流でした。

現在では交雑で誕生した黄色やオレンジの花を咲かせられるようになりました。

それが「シンフォニー」シリーズと呼ばれている品種です。

オステオスペルマムは3月〜6月に開花させます。品種によっては秋に咲かせることもあります。

中心の丸い部分は黒めになっており管状の花が集結しています。もちろん黄色の管状花も存在します。

また、ソニヤやフィリップといったスプーン咲きをする品種があり、花が今までに見たこともないような姿形に咲きます。

 

トリビア

風水

花の色によって風水の効果が異なります。例えば赤色の花を咲かせるものには、良い方向に運気を上昇させる効果があります。

黄色の花では、出世したい人や金運上昇に繋がります。ピンクの花には恋愛運、白色の花は復旧の効果を発揮します。

 

花言葉

オステオスペルマムの花言葉には、元気、無邪気、変わらぬ愛、ほのかな喜びという意味があります。

オステオスペルマムはギリシャ語の骨という言葉と種子という単語が合わさって出来た言葉から由来しています。

そのため心も体も健康や健やかなという花言葉にもなっています。

 

 

由来伝承

オステオスペルマムはOsteospermumと書かれ、それぞれの生物に付けられた世界で共通する名前と生物学者のリンネが提唱し名付けられました。

Osteospermumはギリシャ語のOsteon(骨)とSperma(種子)という単語の合成語です。

和名には、アフリカキンセンカと呼称されています。別名アフリカンデージーという名もあります。

 

まとめ

初心者にも育てやすく豪華な花を咲かせるオステオスペルマムの育て方についてご紹介しました。

オステオスペルマムを飾ることでお部屋の雰囲気もがらっと変えてくれるでしょう。

スプーン咲きという咲き方をする品種も注目です。その端の咲き方を是非鑑賞してみてください。

 

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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