シロタエギク(ケンタウレア)の画像

シロタエギク(ケンタウレア)の育て方

  • キク科
  • ケンタウレア属

シロタエギク(ケンタウレア)の基本情報

ジャンル

草花

形態

多年草

学名

Centaurea cineraria

別名

ダステーミラー,ケンタウレア・ギムノカルパ

原産地

地中海

シロタエギク(ケンタウレア)の性質

栽培難易度

易しい

耐寒性

強い

耐暑性

普通

耐陰性

時期

種まき

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植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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シロタエギク(ケンタウレア)の育て方の画像

シロタエギク(ケンタウレア)の育て方

シロタエギクは、漢字で表記すると白妙菊です。これは地中海沿岸部を原産地とする常緑性の多年草となっています。

今ではヨーロッパやオセアニア、北米などでも一般的です。シロタエギクは、その美しいシルバーリーフがなんといっても見所です。

基礎情報

日当たり

シロタエギクは、日光を好む性質があります。

日光が足りないと、せっかくの特徴である美しいシルバー色の葉の部分が緑色になってしまいますので十分に注意するようにしてあげて下さい。

 

置き場所

水はけと日当たりの良い場所がシロタエギクには最適です。

しかし日本のジメジメとした梅雨の時期や暑い夏場には、どうしても株元部分が蒸れやすい状態となってしまう為、風通しの良い場所を意識する事も大切です。

いくら水はけと日当たりが良くても、風通しが悪いと株全体が弱ってきてしまいますので覚えておくようにしましょう。

 

水やり

暑い夏の時期は、どうしても水の蒸発が早く土が乾燥するのが早くなります。

ですので土の表面が完全に乾いていたら十分な水やりを行うようにして下さい。

とは言っても、シロタエギクは、高温多湿に偏り過ぎる環境下では、株元が蒸れやすくなり弱ってしまう原因となりますので、過度の水のやり過ぎには注意をする必要があります。

冬の時期には、乾燥気味に育てる方が良いようです。

ですので完全に土の表面が乾いていたら、控えめに水やりを行うようにして下さい。

しかしシロタエギクには耐寒性がありますので、寒さには強い植物です。

初心者でも育てるのは難しくありませんのであまり心配する必要はありません。

 

肥料・追肥

シロタエギクは、寄せ植えや花壇のアクセントとして利用される事が多く、花ものと一緒に混植するのが一般的です。

ですから一緒に植える花ものに合わせて肥料を施してOKです。

もしシロタエギクを単独で植えたい場合には、植え付けを行うタイミングで、元肥を、そして生育期(一年中)には、緩効性の化成肥料を2月に1回を目安として追肥を行うようにして下さい。

 

用土

シロタエギクには、通気性に富んでいて水はけが良く、さらに保水性も適度にある用土が最適です。

初心者の場合には、園芸店などで売られている草花専用の培養土を利用すると便利で簡単です。

しかし自分で最初から作りたいという方でしたら、「赤玉土の小粒サイズ6:腐葉土4」の割合で配合した土を使うと良いと思います。

 

植え替え・植え付け・種蒔

シロタエギクは多年草ですので、苗が園芸店などで出回っている時期ならば、いつでも好きな時に植え付けをする事ができます。

生育自体も旺盛な性質を持っていますので、もしコンテナで栽培をしている場合には、根詰まりを起こし始めたタイミングで根鉢を丁寧に崩して植え替えを行うようにして下さい。

鉢植えの場合には、苗よりも必ず1〜2回りは大きなサイズの鉢の中に植え付けるようにして下さい。

庭に地植えの場合には、苗の2倍程度の植え穴を掘ってから、20〜30cm くらい株同士の間隔を空け植え付けるようにします。

苗から植える場合には、どの方法であっても、根に付着した土をほぐしてから植えるようにすると、根張りが良くなります。

種蒔の時期ですが、発芽に必要な温度が15〜20℃ですので、9月〜10月頃、もしくは3月下旬〜5月中旬頃が最適です。

しかし高温多湿の時期には、弱りやすい性質を持っているので、初心者の方だと、秋に種蒔を行う方がより安心だと思います。

種蒔の手順ですが、底が浅めの平鉢の中に、赤玉土の小粒サイズを入れてから種をバラ撒きます。

そして薄めに土を被せて下さい。乾燥を防ぐ為に水やりをしながら、日陰の場所で管理します。

1週間〜10日程度で発芽しますが、本葉が2〜3枚になったタイミングで、生育状態が良いもののみを選別し、育苗ポットへと植え替えを行うようにします。

そして本葉が4〜6枚程度になり、育苗ポットの中で根が回ったのを確認できまたら、地面や鉢などに植え替えをするようにして下さい。

 

増やし方

シロタエギクの増やし方ですが、挿し木が一般的となっています。

春〜初夏の期間中か、もしくは秋に、茎の先端部分を7cmくらいカットし、それを水はけが良い土の中に挿すようにします。

初心者でもとても簡単にできますのでぜひ一度挑戦してみて下さい。

 

病気・害虫

シロタエギクによく付く害虫には、アブラムシが知られています。

葉や茎の部分に、体長が3mm程度の虫があっという間に群生し、シロタエギクの栄養を吸い取ってしまい、生育を邪魔する要因となります。

数がまだ少ない段階なら潰すなどして退治が可能ですが、あまりにも増えてしまった後ではそれも難しい為、アブラムシに効果のある殺虫剤を使って駆除を行うようにします。

アブラムシは、風通しが悪い場所や、チッ素分が多過ぎる環境下で多く発生しやすくなりますので注意をするようにしましょう。

そしてアブラムシの排泄物が原因となり「すす病」が発生する場合もありますのでよくチェックするようにして下さい。

 

管理温度

シロタエギクの種が発芽する為の適温は、15〜20℃となっています。

ですので種蒔を行う時期は、9月〜10月もしくは3月下旬〜5月中旬頃がおすすめです。

しかし高温多湿には弱いので、水はけと日当たりの両方が良く、かつ風通しも良い場所が一番向いています。

シロタエギクは、耐寒性が強い植物ですから、少々霜が当たったとしても心配する事はありません。

耐寒温度ですが、−10℃くらいです。耐寒性は強い部類に入りますので、特に防寒対策などはしなくてもOKです。

しかしシロタエギクは、花を付けてしまうと株が弱ってしまう性質があります。

そうなると多年草と言っても夏越しさせる事が難しくなってきます。

ですので、蕾を見つけた段階で、できるだけ早い内に、その下の節の部分で切り取るようにします。

枝が込み合ってきて風通しが悪くなっている場合には、間引き選定を行って風通しを良くしてあげるようにしましょう。

 

種類・品種

シロタエギクは、少し混乱してしまいやすいのですが、同じ名前で同じようなシルバーリーフを持つ植物が3種類流通しています。

それらは、地中海沿岸が原産の、「セネキオ・キネラリア」と南アフリカが原産の、「ケンタウレア・キネラリア」、カナリー諸島が原産の、「タナケツム・プタルミキフロルム」です。

区別の仕方ですが、セネキオ属に分類されるシロタエギクは、花の色が黄色をしています。

ケンタウレア属のシロタエギクは、花の色は紫紅色です。

そしてタナケツム属に分類されるシロタエギクは、花の色が白色をしているのです。

このように葉の色はほぼ同じですが、花の色が違うので区別がつきます。

シロタエギクの主な品種には、「シルバーダスト」「ダイヤモンドダスト」「シラス」などがあります。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

ケンタウレア属に分類されるシロタエギクは、紫紅色の花が咲きます。

一般的にシロタエギクと言うと、キク科のセネキオ属の「セネキオ・キネラリア」を指しますが、こちらの花は初夏に黄色い小さな花が咲きます。

しかしどちらも葉の部分は、白い毛が生えたようなシルバーリーフとなっていて、花よりも、葉の美しさが際立つ為、花と寄せ植えや花壇の背景として非常に使い勝手が良く主役である花ものをより引き立ててくれる効果があります。

しかしシロタエギクというのは、花に栄養を取られてしまうと、夏越しが難しくなりますので、長く株を楽しみたい方でしたら、早めに花は切る方が良いでしょう。

 

トリビア

花言葉

シロタエギクの花言葉は2つあります。

1つは「あなたを支える」で、もう1つは「穏やか」です。

どちらの花言葉もとても優しい意味を持っていますね。

 

由来伝承

シロタエギクの名前は、キク科の植物であり、葉全体が、灰白色(銀白色)の綿毛で覆われている事が由来であると言われています。

 

まとめ

今回は、一年を通して、柔らかい白い毛に覆われた美しいシルバーリーフが特徴であるシロタエギクの育て方についてご紹介してきました。

ハンギングバスケットや寄せ植えで花ものと一緒に、花壇の縁取りや背景にと色々な利用の仕方が楽しめる人気の植物です。

ぜひ一度あなたも育ててみて下さいね。

 

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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