ヒマワリの画像

ヒマワリの育て方

  • キク科
  • ヒマワリ属

ヒマワリの基本情報

ジャンル

草花

形態

一年草

学名

Helianthus annuus

別名

向日葵

原産地

北米

ヒマワリの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

弱い

耐暑性

強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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ヒマワリの育て方の画像

ヒマワリの育て方

大きな花は太陽にも例えられ、夏の風物詩としてもヒマワリは多くの人に愛されている花です。

明るく黄色い花からは、大きな元気やパワーが感じられます。今回はそんなヒマワリの育て方についてご紹介します。

基礎情報

日当たり

ヒマワリは太陽のイメージが強くあるとおり、日当たりをとても好む植物です。

よく日が当たる明るい場所に置いて、しっかりと日光を与えてあげましょう。

日照量が不足すると、茎などが痩せて細くなり、葉の色も黄色く変色してしまうことがあります。

 

置き場所

ヒマワリを育てるためには、暖かい温度と日当たりが大切です。

日がよく当たる暖かい場所に置いて、育てるようにしましょう。

また、風通しが悪いと病気や害虫が発生しやすくなってしまうため、風のない蒸れやすい環境には置かないようにしましょう。

 

水やり

土の表面が乾いてきたら、しっかりと水を与えるようにしましょう。

特に発芽した直後は根をしっかりと張らせるためにも水が必要になります。

発芽からしばらく生育した後は、乾燥気味の環境の方が適しているので、常に土の表面が湿っているような状態にはしないようにしてください。

また、開花後の夏の時期は蒸発が激しく、土が乾きやすいので水切れを起こさないように注意しましょう。

高い温度には強いヒマワリですが、水不足は枯れる原因にもなります。

水やりは朝だけではなく、夕方にも土の状態を確認するようにし、乾いていたら二回目の水やりを施すようにするといいでしょう。

ヒマワリは1年草であり、耐寒性もないため冬越しはできません。

発芽や開花にも高い温度が必要なため、冬の環境ではうまく育てることができないでしょう。

 

肥料・追肥

元肥には鶏フンや緩効性の肥料を混ぜ合わせておきましょう。

元肥だけでも十分に育ってくれますが、花つきを良くしたり茎を太く大きく成長させたい場合は追肥を施すといいでしょう。

追肥は生育期に液体肥料、もしくは固形の化成肥料を月に1回程度与えます。

ヒマワリは養分を多く吸収しやすい植物なので、肥料の与え過ぎには注意が必要です。

チッ素成分が多いと葉が増えすぎる原因にもなるので、開花前などはリン酸が多く含まれた肥料に切り替えることで、花つきの良い状態をつくることができます。

 

用土

水はけが良く、栄養分の多い土で育てるといいでしょう。

弱酸性や中性の酸度を好むので、アルカリ性の強い土は避けるようにしてください。

鉢植えの場合は市販の草花用の培養土で問題ありません。

水はけを良くするため地植えでは腐葉土などを混ぜ合わせるといいでしょう。

 

植え替え・植え付け・種蒔

鉢植えで育てる場合は深さが十分にあるものを選ぶようにしましょう。

直根性のヒマワリの根は下へ向かって長く伸びていくため、小さな鉢だと大きく成長してくれません。

また成長してからの植え替えは根を傷つけやすいため、避けた方がいいでしょう。

苗植えの場合は気温の安定した4月中旬〜6月頃が適しています。

苗は20cm程度間隔を空けて植えることで、ひとつひとつが大きく成長しやすくなります。

種まきからヒマワリを育てる場合は、4月上旬〜6月頃が適した時期になります。

発芽の適温は20〜25℃ほどなので、寒い地域では少し種まきの時期を遅らせて、気温が上がるのを待つようにしましょう。

苗植えと同じく、間隔を空けて種をまいた方が、苗を大きく育てやすくなります。

ポットなどで種を発芽させる場合は、葉が3枚ほどになってから、鉢や庭へ植え付けるといいでしょう。

 

増やし方

ヒマワリは種を収穫することで増やすことができます。

種は花が咲き終わってから1ヶ月ほど置き、大きな種がついてきたの確認できたら、花の部分を切り取って乾燥させるために陰干しをしましょう。種まきには硬さがあるものが適しています。

種を保管する場合は湿度が高くならないようにビンなどに入れておくといいでしょう。

 

病気・害虫

ヒマワリで気をつけるべき病気としてはベト病があります。

梅雨の時期など湿度が高い環境で発生しやすく、菌が葉に感染することで黄緑色の斑模様をつくります。

葉が枯れる原因にもなるので、風通しを良くしたり、マルチングを施すなどして感染を防ぎましょう。

害虫ではハダニやナメクジがヒマワリには発生しやすいです。

ハダニは高温で乾燥した環境を好み、主に葉の裏側に多く発生します。

葉の養分が吸われて、葉色や生育が悪くなるので、水やりの際に茎や葉を濡らすようにして発生を防ぎましょう。

ナメクジは発芽後から多く発生します。塩水をまくことなどで駆除するようにしましょう。

 

管理温度

ヒマワリの生育温度は20℃〜25℃ほどと、暖かい環境を好みます。

発芽に必要な温度も同じく20℃〜25℃となっており、種まきは4月〜6月頃が適しています。

 

種類・品種

ヒマワリはキク科ヒマワリ属の植物で、原産地は北アメリカになります。

観賞用や園芸用のヒマワリは約60種類ほどあり、長く茎を伸ばすイメージが強いヒマワリですが、中には草丈が10cm以下のミニヒマワリと呼ばれる小柄に成長するタイプなどもあります。

園芸用の種類以外にも、ヒマワリには食用や油料用のものも多くあり、園芸用のものと合わせるとヒマワリ属の植物は100種類を超えると言われています。

食用ヒマワリでは主に種の部分が使用され、カリウムやビタミンが豊富に含まれた栄養食品としても注目されています。

欧米などではヒマワリを使った油は「サンフラワーオイル」と呼ばれ一般的に流通しており、油料用のヒマワリは広く栽培されています。

日本で園芸用として多く流通しているのは「サンリッチ」と呼ばれる種類のもので、花粉が少なく、濃いオレンジ色や黄色の花を咲かせるのが特徴です。

花の咲き方にもバリエーションがあり、八重咲きの種類としては「サンゴールド」や「ゴーギャン」などが有名です。

花の色では、黄色やオレンジ以外にも「ムーランルージュ」や「ルビーレッド」など赤い色や、「イタリアンホワイト」のように白い花を咲かせる種類もあります。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

ヒマワリの花は、キク科の植物に多く見られる頭状花序と呼ばれる特徴を持っています。

大きなひとつの花に見えるヒマワリですが、実は小さな花が密集してつくられており、舌状花と呼ばれる雄しべを持たない花びらの部分と、筒状花と呼ばれる雌しべと雄しべの機能を持った黒い中心部分に分けることができ、花を咲かせた後に筒状花の部分で種をつくります。

 

トリビア

花言葉

あなただけを見つめている」がヒマワリの花言葉としてもっとも多く使われています。

これはヒマワリが太陽に向かって咲くというイメージや、アポロンに恋をしたクリュティエがヒマワリになったというギリシア神話が由来とされています。

そのほかにもヒマワリには「愛慕」や「情熱」、「熱愛」など一途な恋愛を意味する花言葉が多いのが特徴です。

花の色別では白い花は「ほどよき恋愛」、紫色は「悲哀」などがあります。

 

由来伝承

ヒマワリは英名では「サンフラワー」、和名でも「日輪草」や「向日葵」など、多くの国で太陽に関する名前が付けられています。

太陽信仰のあったペルーでは、太陽の象徴として、神殿の巫女がヒマワリを用いた冠をかぶり、儀式を行っていたとされているなど、ヒマワリは古くから世界中で太陽の花として愛されてきました。

原産地である北アメリカでは、ネイティブ・アメリカンたちの食用植物として用いられており、コロンブスが持ち帰ったことでヨーロッパやロシアでも食用や園芸用として広まりました。

ヒマワリはゴッホやモネ、ゴーギャンといった画家たちが題材として描いたことでも有名で、現在ではそれぞれの画家の名前がつけられた品種がつくられています。

日本へは17世紀頃に伝わったとされています。

 

まとめ

太陽のような明るく大きな花が特徴的なヒマワリの育て方についてご紹介しました。

ヒマワリが咲いているのを見て、夏を感じる方も多いのではないでしょうか。

1年草であるヒマワリは、種まきから開花までの期間も比較的短く、種を収穫すれば毎年のように育てることができます。

ぜひヒマワリを育てて、夏の花壇や庭を彩ってみてはいかがでしょうか。

 

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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