フェリシアの画像

フェリシアの育て方

  • キク科
  • ルリヒナギク属

フェリシアの基本情報

ジャンル

草花

形態

一年草

学名

Felicia heterophylla

別名

原産地

南アフリカ

フェリシアの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

やや弱い

耐暑性

普通

耐陰性

時期

種まき

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

肥料

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6
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開花

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フェリシアの育て方の画像

フェリシアの育て方

フェリシアは春に花を咲かせる植物で、キク科フェリシア属の植物の総称です。

南アフリカ原産のフェリシアは、花は小さいのですがさわやかな雰囲気を持っていて、群生させて楽しめます。

今回は、フェリシアの育て方などをご紹介します。

基礎情報

日当たり

フェリシア属で有名なのは多年草のブルーデージーと一年草のフェリシア・フェテロフィラです。

日本の園芸の分野では、後者をフェリシアと呼びます。フェリシアの原産地は南アフリカで、温暖な気候を好みます。

日光に当てないと花付きが悪くなるので、1年を通して日光に当てて育てましょう

ただ、真夏は半日陰や明るい日陰で育てた方が良いです。

 

置き場所

フェリシアは日光を好み、30℃を超える暑さや寒さが苦手な植物です。

そして高温多湿を嫌うので、できれば移動させやすいプランターや鉢植えで育てましょう。

梅雨の時期は雨を避け、夏は涼しい場所に置くと良いでしょう。

冬は霜が当たらないように、軒下などに置きます。5℃を下回るなら、室内の日当たりの良い場所に移動させましょう。

温暖な地域で地植えにして育てるなら、日当たりが良くて風通しが良く、夏は半日陰になる場所を選びます。

冬は霜よけや、寒さ対策をしてください

土は水はけの良いものが適しているので、必要なら苦土石灰や腐葉土で土壌改良しましょう。

基本的に秋に種をまいて春に花を咲かせる一年草なので、もし土が合わなくても翌年から別の植物に植え替えてしまえば、問題ありません。

 

水やり

基本の水やりは、鉢植えなら土の表面が乾いてから与えるようにします。

地植えは降雨のみで大丈夫です。高温多湿に弱い植物なので、乾燥気味に育てます

夏や冬は普段より乾かし気味にしますが、夏は土の乾きが早いので、完全に乾燥しないように注意してください。

日中ではなく、早朝に水やりをしましょう。

冬も乾燥気味に育てるので、普段より乾かし気味にします。

寒さに弱い植物なので、暖かい時間帯に水やりをしましょう。気温以下の水を与えると、凍ってしまうことがあります。

 

肥料・追肥

元肥として緩効性肥料を与えます。生育期の春と秋に、追肥として緩効性肥料を与えます。

そして花が咲いているときも、週に1回程度の頻度で液体肥料を与えましょう。開花期を長く楽しむことができます。

 

用土

用土は肥沃で水はけの良いものが適しています。

赤玉小粒と腐葉土と川砂を6:3:1の配合がおすすめです。また、草花用の培養土でも大丈夫です。

 

植え替え・植え付け・種蒔

フェリシアはあまり苗が出回らないため、種をまいて春に育った苗を植え付けます。

9〜10月に種をまきましょう。地植えにするなら2週間前に腐葉土を土に混ぜ、耕しておきます。

鉢植えで発芽させるなら、赤玉土小粒を鉢に入れて、そこに種をまいてください。

種まき後は土を湿らせて、日当たりと風通しが良い場所で管理します。

2〜3枚の本葉が出るまで、土が乾燥しないように水やりをしてください。

その後、育苗ポットに植え替えて冬越しさせます。霜が当たらないように、軒下で管理してください。

春になったら地面や鉢に植え付けます。ブルーデージーを育てる場合は、植え替えと同時に切り戻しも行うと効率的です。

地植えで苗から植え付ける場合は、苦土石灰で中和した後、腐葉土を入れて耕しましょう。

 

増やし方

フェリシアの仲間であるブルーデージーは、挿し木や挿し芽で増やせます。

挿し木から紹介しましょう。4〜5月頃が適期です。元気な茎を5cm程度の長さでカットして、培養土に挿します。

そして日陰に置いて乾かさないように、時々霧吹きなどで水を与えて管理してください。

発根までに3週間ほどかかります。その後鉢植えなどに数本ずつまとめて植え付けます。

挿し芽の場合も手順はほとんど同じです。こちらは秋が適期になります。

まず芽がついた茎を先端から5cm程度の長さでカットして、1時間水を吸わせます。

次に鉢底に川砂を入れて湿らせ、芽を挿します。半日陰に置き、乾かさないようにして根が張るまで育てましょう。

その後、鉢に植え替えます。秋に挿し芽をしたら、春まで植え替えをせずそのまま霜などに気を付けて管理しましょう。

 

病気・害虫

フェリシアがかかりやすい病気は、立ち枯れ病です。高温多湿の環境で起きやすい病気です。

風通しが良く、涼しい場所に置けば予防できます。発病した株を取り除き、場合によっては薬剤を塗布する必要があります。

また、アブラムシの発生にも注意が必要です。アブラムシは風通しの悪い環境で発生します。

枯れた花や葉を放置するのもアブラムシが発生する原因となります。

普段から、綺麗にしましょう。株間に少し余裕を持つと、風通しが良くなります。

殺虫剤で駆除するか、粘着テープで捕殺してください。アブラムシがついた部分は、切り取ってしまった方が良いです。

 

管理温度

フェリシアの仲間ブルーデージーの耐寒温度は5℃です。

温暖な地域では、霜対策やフレームで囲うなどの対策をすれば屋外でも冬越しができますが、それ以外の地域では難しいです。

鉢植えやプランターの方が管理しやすいと言えます。また、高温多湿に弱く真夏は生育が止まります。

品種にもよりますが、スプリングメルヘンという品種の生育温度は2〜15℃です。

ブルーデージーは15〜20℃で最も生育するので、最適な温度は15℃くらいだと考えて良いでしょう。

冷涼地では夏でも花を咲かせますが、30℃を超える環境では花は咲きません。

 

種類・品種

フェリシアはキク科フェリシア属の総称です。

園芸では単にフェリシアという場合は「フェリシア・フェテロフィラ」という一年草を指します。

フェリシアの仲間として最も有名なのが多年草の「ブルーデージー」という品種です。

別名「ルリヒナギク」といい、フェリシアよりも花の色が濃いのが特徴です。

また、花芯が黄色いのもフェテロフィラと異なる点です。

他には白、紫、青色が混じった混合種と呼ばれる「スプリング・メルヘン」や、さわやかな青さが人気の「ザ・ブルー」、花をたくさん咲かせる「ザ・ローズ」などの品種があります。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

ファリシアの花は、4〜6月にかけて咲きます。大きさは2〜3cmと小さいですが、たくさんの花を付けます。

一重咲きで花芯は青で紫で、控えめながらも涼しい印象を受けます。

朝に開いて夕方にくるっと花びらが巻いて休むのも、フェリシアの花の特徴です。

ブルーデージーは花芯が黄色く、コントラストを楽しめます。

 

トリビア

風水

風水において、玄関という場所は様々なエネルギーが入ってくる場所だと言われています。

特に東側の玄関には、青いフェリシアを置くと運気を呼び寄せてくれます。

また、青い花には心を落ち着かせて冷静にしてくれるパワーもあります。

リラックス効果も見込めるので、ストレスが溜まりがちな人は積極的に飾りましょう。

 

花言葉

フェリシアの花言葉は「恵まれている」です。これはフェリシアの語源となるラテン語が花言葉と同じ意味を持っているからです。

そしてもう一つ、「幸運」という花言葉もあります。フェリシア(Felicia)には「幸運」という意味があるからです。

どちらも植物の名前が由来の花言葉ですね。幸せになって欲しい人へのプレゼントに、最適な花ではないでしょうか。

 

由来伝承

フェリシアの属名は学名で「Felicia」です。

語源はラテン語で「恵まれている」という意味を持つ「felix」で、花数が多くて豊かに見えることが名前の由来になっています。

宝石のような美しい花をたくさんつけることも、名前の由来に関係していると言われています。

また、属名の「Felicia(フェリシア)」にも幸運という意味があって、欧米では一般的な女性名として知られています。

フェリシアの仲間として、ブルーデージーがありますが、デイジーに似ていることから名付けられています。

ただし、分類上は別の植物です。

 

まとめ

小さくてもたくさん花を咲かせ、さわやかな色の花を咲かせるフェリシアについてご紹介しました。

一般的に普及しているのは多年草のブルーデージーですが、淡い色合いのフェリシア・フェテロフィラはブルーデージーとはまた違った印象を楽しめます。

暑さや寒さに弱いので、少しコツが要りますが、鉢植えやプランターで育てると管理しやすいですよ。

 

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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