オキシペタラムの画像

オキシペタラムの育て方

  • キョウチクトウ科
  • トゥイーディア属

オキシペタラムの基本情報

ジャンル

草花

形態

多年草

学名

Tweedia caerulea

別名

ブルースター,ルリトウワタ

原産地

ブラジル、ウルグアイ

オキシペタラムの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

普通

耐暑性

強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

1
2
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4
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7
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肥料

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開花

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オキシペタラムの育て方の画像

オキシペタラムの育て方

オキシペタラムは、ブラジルやウルグアイを原産地とする草花です。

キョウチクトウ科のトゥイーディア属に分類されています。

庭の花壇や鉢植えでもよく見かけたり、切り花としても流通しています。

そんなオキシペタラムの育て方について解説していきます。

オキシペタラムの基本情報

オキシペタラムの日当たり

オキシペタラムは、日光が好きな性質を持っています。

ですので日当たりが良い場所で育ててあげる事が基本となります。

雨に当たってしまうと葉や花の部分にしみができやすくなりますので、

鉢植えで育てたい場合には、長雨が続いてしまうような時には必ず軒下などへ移動させてあげるようにして下さい。

冬の時期に強い霜に当たってしまうと、枯れてしまいます。

庭に地植えではなく、鉢植え仕立てにして、

室内や軒下に取り込んであげるようにすると冬越しをさせる事は可能となります。

 

オキシペタラムの置き場所

オキシペタラムは、日光を好む性質を持っていますから、日当たりが良い場所に置いて育ててあげるようにしましょう。

過湿の環境には弱い為、水はけが良い場所である事も重要です。

乾燥気味に管理してあげる事です。

また雨が当たらないような場所を選んであげる事も大切なポイントです。

梅雨の時期には、軒下に移動させるか、もしくは雨除けシートなどを利用して防雨対策を施してあげて下さい。

オキシペタラムは、熱帯地方が原産の為、

日光があまり当たらなくて、ジメジメとした蒸れた環境では弱って枯れてしまいやすい為、

くれぐれも気をつけるようにしましょう。

 

オキシペタラムの水やり

オキシペタラムの夏の水やりに関しては、土が乾いていたら、十分に与えてあげるようにして下さい。

しかし熱帯地方が原産の植物である為、過湿には弱い性質があるため、

くれぐれも水のやり過ぎには気をつける必要があります。

土がジメジメと湿っている状態が長く続いてしまうと、花が枯れてしまう原因となります。

また水やりの仕方にも注意点があります。

それは葉っぱや花の部分に水をかけてしまうと、白く色抜けをしたり、細かな斑点ができたりして傷みやすいです。

ですから水やりを行う時には、株元部分に上手く水をかけるようにするのがポイントとなります。

乱暴な水やりは、オキシペタラムではNGとなりますので覚えておくようにしましょう。

 

 

オキシペタラムの冬の水やりについてですが、ごくごく控えめに与えるようにして下さい。

夏の水やりよりも回数は減らすようにしましょう。

冬は、根っこからの水分の吸水量や蒸発量も減る時期です。

そのような時期に水をやり過ぎてしまうと根腐れを起こしてダメになってしまいます。

夏と同様で、冬の時期も過湿の環境にしないように気をつけて下さい。

 

 

オキシペタラムの肥料・追肥

オキシペタラムは、鉢植えで育てる場合には、緩効性の化成肥料もしくは液体肥料を定期的に与えるようにします。

もし庭に地植えで育てる場合には、用土の中に、

緩効性の化成肥料もしくは完熟した堆肥を事前に混ぜ込んでおくようにして下さい。

これが元肥となります。

追肥に関しては、生育期に当たる5〜10月頃に、定期的に緩効性の化成肥料を置き肥として与えてもいいですし、

液体肥料でもどちらでもOKです。

液体肥料は原液のままではなく、規定の倍率で薄めるようにして下さい。

しかし冬の時期の肥料は必要ありませんので与えないようにしましょう。

 

 

オキシペタラムの用土

オキシペタラムは、過湿の環境は苦手とします。

その為、水はけが良い土が、オキシペタラムを育てるには最適です。

また水はけは良く、同時に適度な保水性もあって通気性にも優れた土である事も重要なポイントとなります。

もし市販で売られている土を使いたい場合には、草花専用の培養土を利用すると簡単で便利です。

これに川砂を混ぜるとさらに水はけが良い土となります。

また自分で用土を作りたいという方でしたら、

「赤玉土の小粒5:腐葉土4:牛糞堆肥1」の割合で配合して作った土を使うと良いでしょう。

しかしすべての条件を満たせない時は、とにかく水はけの良い土にする事だけは忘れないようにしましょう。

 

 

オキシペタラムの植え替え・植え付け・種蒔

オキシペタラムの花からは種が採取できます。

それを毎年蒔いてやると増やせます。

種は、花が終わった後で大きな鞘ができるのですが、その中に白い綿毛が付いた種が入っているのです。

種は、冬の寒さには弱い性質がありますので、秋に蒔くよりも、

春に蒔いて夏に種を収穫し、そして次の春にまたその種を蒔くというサイクルにした方が良いとは思います。

またここで注意点があります。オキシペタラムは、移植を嫌います。

というのも直根性(ちょっこんせい)で、根がまっすぐに伸びていく性質を持っている為、

途中で根が切れてしまうと再生がかなり難しいという特徴があるからです。

ですので種蒔をした後に発芽し、それが10cm 程度まで生長したタイミングで早めに鉢上げをして、定植する事が大切です。

根が回りきってしまってからでは遅いので気をつけましょう。

植え付けについては、庭に地植えや花壇の場合には、

遅霜の心配をしなくてもよい季節になってから、株と株との距離を20cm程度は空けて植え付けるようにします。

直根性ですので、根っこには極力触れないようにして下さい。

オキシペタラムは、根を傷めるとダメになりやすいです。

 

 

オキシペタラムの増やし方

オキシペタラムの増やし方には、種蒔と挿し芽の2つの方法があります。

種蒔は、冬の寒さを避ける為に、秋よりも春に種を蒔くようにしましょう。

やり方ですが、発芽してから開花までには約4〜5ヶ月程度を要するので、早蒔きがおすすめですが、

発芽温度が20〜25℃と結構高くなっている為、暖かくなった4月頃に室内もしくは育苗器を使って蒔く方が良いでしょう。

ポットか育苗箱などに種を蒔いた後、本葉が2枚になったら頃に、ポットに移植して育てます。

そして根が回りきってしまわない内に、コンテナや花壇などに定植を行います。

摘心を定期的に行うようにすると、わき芽が伸びてきます。

発芽後、2〜3節伸びてきた頃から摘心を繰り返し行なって枝数を増やすようにすると良いと思います。

また種蒔以外でも、こぼれた種からでもよく増えてくれます。

もう一つは、挿し芽による方法です。やり方は、穂木をカットして、

その切り口部分からは白い乳液のようなものがでてきますので、

水に浸けてからよく洗い流します。その後に、清潔な用土の中に挿すようにします。

挿し芽の適期は、生育期である春〜秋の高温になる時期でしたらいつでも行えます。

 

オキシペタラムの病気・害虫

オキシペタラムには、アブラムシが付くことがあるようです。

アブラムシというのは、茎や花の部分に付きやすい事でも知られている害虫です。

針をさして大切な栄養分を吸い取ってしまい、だんだんと株を弱らせてしまいます。

またアブラムシが出す排泄物からは、すす病が発生してしまう可能性もあります。

ですので発見したらすぐに殺虫剤を散布するようにして、駆除を行うようにして下さい。

特に春先に新芽が出る時期には、アブラムシが発生しやすくなる為、よくチェックするようにしましょう。

 

 

オキシペタラムの管理温度

オキシペタラムの発芽に必要な温度は、20〜25℃ですので、種蒔は暖かい春頃に行うのが一番適しています。

また可愛らしくて綺麗な花を楽しむ為には、雨に当てないようにして日当たりの良い場所で育てるようにします。

過湿には弱い性質がありますから、乾燥気味を意識して育ててあげるという事も重要です。

雨に当たってしまうと、花や葉の部分にシミができたり、

色抜けをしやすく繊細な一面も持ち合わせているので、

特に梅雨の時期には、雨が当たらないような軒下に移動させるか、

雨除けシートなどを利用して覆ってあげるなどの一手間が必要となります。

冬越しをさせたい場合には、庭に地植えよりも、鉢やコンテナ栽培にする方が、室内に移動させやすいのでおすすめです。

雨に弱いのもその理由です。

耐寒温度としては5℃くらいですので、室内でしたら十分冬越しをさせる事ができます。

 

オキシペタラムの種類・品種

オキシペタラムは、市場で一般的に販売されているのは、

空色の花が咲く品種であるブルースターなのですが、

この他にも、澄んだような白色の花が咲くホワイトスター

温かみがあるピンク色の花が優しげな印象を与えるローズスター(ピンクスターとも呼ばれる事もあり)があります。

 

オキシペタラムの花の形態(どんな花を咲かせるのか)

オキシペタラムの花は、品種によって色が違いますが、

一般的な花の色は、ブルースターの別名を持つ事からもわかるように、空色をしています。

しかしそのうちに青みが強まっていき、咲き終わりの頃には、ピンク色を帯びたような感じとなります。

開花時期は、春〜秋頃となっていて、青い5枚の花びらがまるで小さな星のようにも見えます。

他の品種では、白色やピンク色、八重咲きの花なども流通しています。

ガーデニングの他にも、切り花としてもよく利用されています。

開花後には、7〜8cm程度の大きな紡錘形の果実ができて、それが裂けると中からは白い綿毛が付いた種が飛びます。

 

オキシペタラムのトリビア

オキシペタラムの風水

オキシペタラムは、別名ブルースターとも呼ばれています。

薄いブルーの花色をしています。

青やブルーというのは、風水の世界では、

安眠効果、悪い運を浄化させる、集中力をUPさせる、気持ちを落ち着けて冷静にさせるなどの効果がある事で知られています。

また花風水では、ブルースターは、東の方位におくと仕事運や情報の巡り、対人関係が良くなると言われています。

 

 

オキシペタラムの花言葉

オキシペタラムの花言葉には、「幸福な愛」「信じ合う心」「星の精」「早すぎた恋」「身を切る想い」があります。

この中でも特に「幸福な愛」という花言葉は、

欧米の古くからある風習である「サムシングブルー」にちなんでいると言われています。

サムシングブルーというのは、花嫁が結婚式の時に、何か1つ青色のものを身につけていると、

生涯に渡り幸せになれるというものです。

また花言葉の「信じ合う心」というのは、キリスト教では有名な聖母マリアのシンボルカラーが青色であることから、

誠実や慎ましさを示す色であるという事に由来していると言われています。

 

オキシペタラムの由来伝承

オキシペタラムの名前の由来は、英名である「Oxypetalum 」が、

鋭いという意味を持つギリシャ語の「oxys」と花びらという意味がある「petalon」が

組み合わさってできたものであると言われています。

別名である「ブルースター」というのは、オキシペタラムの5弁の花びらが、星のように見える事から、

日本へと伝わってきた当時から、オキシペタラムの流通名としてよく知られています。

正式な和名は、「瑠璃唐綿」です。

英語圏では、一般的には「Tweedia」と呼ばれている為、ブルースターと呼ばれる事はあまりありません。

西洋諸国では男の子が誕生すると、そのお祝いとしてオキシペタラム(ブルースター)の花束がよく贈られるそうです。

青色の花びらが”ベビーブルー”と呼ばれ、男の子のラッキカラーと考えられています。

 

 

まとめ

今回は、サムシングブルーという欧米の風習にちなんで、

今では日本でもウェデイングのブーケに入れて花嫁さんが持つことでもよく知られているオキシペタラムについてご紹介してきました。

気を付けるべき点を把握すれば、初心者にも育てやすいのでおすすめです。

自分で育てたオキシペタラムを切り花として、

室内のインテリアに取り入れるのも空色をした可愛いらしい花がオシャレでとっても素敵だと思います。

 

 

※トップ画像はPhoto by ミルキーさん@GreenSnap

FLORA

FLORA

1985年生まれ。 お花もグリーンも生活の一部。 休日はもっぱらグリーンのあるカフェ巡り。

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