マンデビラの画像

マンデビラの育て方

  • キョウチクトウ科
  • マンデビラ属

マンデビラの基本情報

ジャンル

庭木・花木

形態

つる植物

学名

Mandevilla

別名

デプラデニア

原産地

中央アメリカ、アルゼンチン

マンデビラの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

弱い

耐暑性

強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

肥料

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

開花

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

剪定

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
マンデビラの育て方の画像

マンデビラの育て方

マンデビラは、原産地が中南アメリカで約100種が分布していると言われているつる性の植物の事です。

キョウチクトウ科のチリソケイ属(マンデビラ属)に分類されています。

つるがよく伸びるので、支柱やフェンス仕立てで育てるのが向いています。

マンデビラの基本情報

マンデビラの日当たり

マンデビラは、元々が熱帯性の植物であるため、日光が好きな性質を持っています。

ですので、お日様の光が良く当たるような場所で育ててあげるのが最適です。

半日以上も日光が当たらない場所で育ててしまうと、醍醐味でもある綺麗な大きな花が咲かなくなってしまいます。

その点は注意をするようにしましょう。

もし鉢植えではなく、庭に地植えして育てる場合には、水はけが良い場所である事が重要となってきますので、

周りよりも少し高くした場所などに植え付けるようにする事が、ポイントとなりますのでぜひ覚えておくようにして下さい。

 

マンデビラの置き場所

マンデビラの生育期というのは、春〜秋頃になります。

ですのでこの時期には、戸外の日当たりが良い場所を選んで育ててあげるようにしましょう。

これは鉢植えでも、庭に地植えする場合でも同じです。

ただし耐暑性はあるのですが、耐寒性は低いという性質を持っていて、

気温が10℃を下回ってしまうと生育が悪くなったり、最悪は枯れてしまうような事も出てきます。

対策としては、朝晩に冷え込んでくる11月頃には、既に室内へ移動させるようにして、

窓辺などの日当たりが確保できる場所に置いて育ててあげると良いです。

ただし、冬場でも15℃以上の気温があって、かつ日当たりも良い環境では、花が咲くという事も稀にですがあります。

また日当たりが良いだけでなく、風通しが良い場所である事も健康に育てる為には重要です。

 

マンデビラの水やり

マンデビラは、乾燥には比較的強い性質を持っていますが、

逆に過湿の環境には弱い為、夏場であっても水やりのし過ぎには注意をする必要があります。

水をやり過ぎてしまうと根腐れを起こしやすくなり、枯れてしまいます。

初心者の方で失敗しやすいのは、水やりを忘れてしまう事よりも、

水のやり過ぎに起因するものが結構多いので気をつける必要があります。

水やりの目安としては、土が乾いており、白っぽい色になってきたら水やりを行うタイミングです。

あげる時には、しっかりとあげるようにしましょう。

土がまだ湿って濡れている状態の時には、水やりは必要ありませんので行わないようにして下さい。

またマンデビラというのは、根よりも葉っぱの部分からの蒸散が多いのが特徴にもなっています。

それゆえ、土への水やりの回数は減らしてもいいので、

霧吹きを使って葉の表や裏面に水をかけてあげる「葉水」という」作業が大切です。

夏の時期以外ではこの葉水は特には必要ありませんから行わないようにして下さい。

マンデビラは乾燥気味の環境を好みますが、日本の夏では高温と多湿により、

生育自体も旺盛になるため、水切れを起こしやすくなります。

1回でも水切れを起こしてしまうと花が止まってしまいます。

ですので夏の葉水は重要となる訳です。これにより乾燥を防いであげる事ができます。

庭に地植えして育てる場合の水やりに関しては、降雨任せで基本的にはいいので不要です。

 

 

マンデビラの冬の水やりは、控えめに行うようにします。

冬場でもつるは生長するのですが、水やりをし過ぎると腐る原因となるので、乾燥気味を意識するように注意します。

土が乾いていてさらに数日経ってからの水やりで大丈夫です。

目安としては1ヵ月に1回程度となります。

 

 

マンデビラの肥料・追肥

マンデビラは、生育期である春〜秋頃には、肥料が必要となります。

植え付けを行った後に、週に1回程度を目安として肥料を施してあげるようにします。

肥料は液体肥料を使うといいでしょう。

醍醐味でもある綺麗で大きな花を咲かせる為にも、肥料は必要不可欠となります。

培養土の中に元々含まれている肥料だけでは、生育途中で肥料切れを起こしやすくなります。

枯れないまでも、開花が止まってしまい花が咲かなくなってしまう原因となりますので気をつけるようにして下さい。

肥料不足のサインとしては、葉の部分に黒い点が出てきたら肥料不足の可能性があります。

生育期の夏に肥料切れになると、開花しないだけではなく、株全体も弱ってしまいます。

冬越しをさせる事がかなり難しくなりますので注意が必要です。

またマンデビラというのは、普通の植物とは違った性質があり、窒素分が多い肥料が向いています。

その為、窒素分が多い肥料をあげるようにします。

液体肥料の説明書きには、成分割合が記載されていますのでよくチェックしてから使うようにして下さい。

 

 

マンデビラの用土

マンデビラには、水はけに優れた土が適しています。

市販の土のみでは少し水はけが悪い為、

バーミキュライトなどを混ぜ込んで水はけが良くなるように改良してから使うようにします。

自分で作る場合には、「赤玉土の小粒7:腐葉土3」の割合で配合して作った土がおすすめです。

 

 

植え替え・植え付け・種蒔

マンデビラは、根っこが非常によく張ってくる性質があり、生育も旺盛です。

小さなサイズの鉢の中ではかなり窮屈になりますので、1年に1回は植え替えが必要となります。

適期は4〜5月頃です。

新芽が伸びて、気温が10℃〜15℃くらい安定して確保できるようになったタイミングで行うといいでしょう。

やり方は、古い土は軽めに落とします。

」そして一回り大きなサイズの鉢の中に、新しい用土を使って植え替えます。

また植え替えをすると、マンデビラは根っこが鉢の中に回るまではつるが生育しない特徴がありますので、

つるの生育が遅いからといってあまり心配する必要はありません。

買ってきた苗から植え付ける場合には、芽の先端部分は摘んで、

わき芽を出させるようにするのがポイントとなります。

庭に地植えする事もできるのですが、8℃〜10℃以上の気温がないと枯れる原因となりますので、

地植えよりも鉢植えで管理する方が安全だと思います。

特に長い期間にわたって育てたいという方には、鉢植えをおすすめします。

鉢植えする場合には、苗よりも一回りサイズの大きな鉢の中に植え付けをします。

地植えの場合には、苗よりも1回り程度大きな穴を掘って植え付けます。

どちらであっても古い土は軽く落とすようにします。

 

マンデビラの増やし方

マンデビラは挿し木で増やす事が可能です。

やり方ですが、茎の頂点から葉が4枚程度あるところで丁寧にカットします。

葉からの蒸散を抑える目的で、大きな葉の半分程度まで切り取ります。

切り口から出てくる乳液はよく水で洗います。

この後で、植物成長調整剤の「ルートン」を薄くまぶしても良いでしょう。

その後、赤玉土もしくは川砂の中に挿します。

バーミキュライトを使ってもOKです。

約20日前後くらいで根が出てき始めますので、その後は鉢に植え替えて育ててあげるようにします。

挿し木を行う適期は、気温が15℃以上あればいつでもする事ができます。

だいたい5〜9月頃がそれくらいの気温となります。

ただし活着率に関してはあまり良くはありません。

そして、マンデビラは品種登録がされているものが多くあります。

個人で楽しむ範囲では大丈夫ですが、営利目的で増やす事に関しては禁止されていますのでくれぐれも気をつけて下さい。

 

 

マンデビラの病気・害虫

マンデビラというのは、元々病気には強い性質を持っています。

しかし害虫に関しては、ハダニ、アブラムシ、ヨトウムシ、コナジラミなどが付いてしまう事があります。

特に花が咲く時期(春〜秋頃)には、2回程度を目安として薬剤の散布を行って対策するようにしましょう。

薬剤散布の1回の分量ですが、葉っぱから垂れてくるくらいまで十分にかけてあげるようにします。

 

 

マンデビラの管理温度

マンデビラは暑さには強い性質がありますが、逆に寒さには弱いです。

越冬させる場合の目安の気温としてはだいたい5℃くらい必要となります。

霜が降りる前には、地上部分を20〜30cm程度残してから、切り戻し作業を行って室内で管理するようにしましょう。

気温が低くなってくると葉っぱが落ちてしまいますが、

また翌年暖かい春頃には、新しい芽が出てきます。

気温が10℃を下回ると生育が悪くなったり枯れてしまう事が出てきます。

11月頃の冷え込んでくる頃には、室内に移動させて日当たりが良い窓辺に置いて管理してあげるようにしましょう。

また越冬させる場合には、土の中には肥料が残っていない方が良い為、

9月以降には液体肥料を与えるのはストップするようにしましょう。

つる性ですので、カーテン仕立てやあんどん仕立てにしてみると夏らしいインテリアとなってくれます。

 

マンデビラの種類・品種

マンデビラには、いくつかの種類が知られています。

まず「マンデビラ・サンデリ」「マンデラ・ボリビエンシス(サマードレス)」「ホワイト・デライト」「アマビリス(ローズ・ジャイアント)」「サンパラソルシリーズ」です。

花の色やその大きさ、葉の形などがそれぞれ違っています。

この中でも、サンパラソルシリーズというのは、日本の会社が開発した園芸品種となっており、

トロピカルカラーやピンクや深紅色などの花色が豊富にある事でも有名で、

よく普及して日本ではこの名前でも広く認知されるようになりました。

サンパラソル・トロピカル・ピーチ」などがあります。

 

 

マンデビラの花の形態(どんな花を咲かせるのか)

マンデビラの花は、種類によって違っていますが、一般的にはピンク色の花が有名です。

それ以外にも、白色や赤色などもあります。

開花時期は、春〜秋にかけての5〜10月頃となっています。

花のサイズに関しては種類によっても少し違っていますが、10cm前後ほどでラッパ型をしているのが特徴です。

また花の先端部分は大きく開いて5枚の花びらとなっています。

 

マンデビラのトリビア

マンデビラの風水

マンデビラの花は、一般的にはピンク色をしています。

ピンク色というのは、恋愛運をUPさせる効果がある事でも知られています。

そのため、マンデビラは、彼氏が欲しいという方、付き合っている彼と結婚したいという方には特にピッタリでおすすめです。

 

 

マンデビラの花言葉

マンデビラの花言葉には、「情熱」「危険な恋」「固い友情」があります。

固い友情という花言葉は、つるがしっかり絡みながら伸びていき、多くの花を咲かせる様子に由来しています。

 

マンデビラの由来伝承

マンデビラの名前の由来は、19世紀にブエノスアイレスに駐在していたイギリス公使のマンビデルという男性の名前にちなんでいます。

 

 

まとめ

今回は、つるが長く伸びて、美しい花の時期も長期間楽しめるマンデビラの育て方についてご紹介してきました。

寒さには気をつけてあげて、日当たりと風通しの良い場所で管理すれば、病気にも強く丈夫な為、元気に育てる事ができます。

根が張りやすいので植え替えは忘れずに行ってあげて下さい。

つる性の特徴を生かして、支柱やフェンスなどに上手に絡ませて育てるのがおすすめです。

冬越しさせたい場合には、9月以降には液体肥料はストップして、

冷え込んでくる11月頃からは戸外から室内へ移動させるのも忘れないようにして下さい。

 

 

※トップ画像はPhoto by かーさんさん@GreenSnap

FLORA

FLORA

1985年生まれ。 お花もグリーンも生活の一部。 休日はもっぱらグリーンのあるカフェ巡り。

『マンデビラの育て方』の記事をみんなに紹介してみましょう

花の新着コラム

花の新着投稿画像

花の種類

スターチス

ドライフラワーにしやすい花として有名。 スターチスの育て方へ

サフィニアアート

花弁に星形の模様が入る印象的な咲き姿が特徴のサフィニア。生育・分枝力旺盛で育てやすい。また、ボリュー... サフィニアアートの育て方へ

ギンヨウアカシア

よく間違えられやすい品種にフサアカシアという別種があります。フランスではミモザといえばフサアカシアの... ギンヨウアカシアの育て方へ

オキナワウラジロガシ

沖縄地方の固有種で、巨大なドングリから発芽する樹高20mにもなる高木です。ドングリは日本最大で、大き... オキナワウラジロガシの育て方へ

グロキシニア

庭植えは向いておらず、鉢で育てます。室内の明るい日陰がよい。 グロキシニアの育て方へ

ニチニチソウ

鉢植えは、日当たりと風通しのよい場所で育てます。真夏は西日の当たらない場所にしましょう。庭植えの場合... ニチニチソウの育て方へ

GreenSnap

植物の名前を調べるなら

アプリで聞いてみよう!

★★★★★
ダウンロード
無料