オダマキの画像

オダマキの育て方

  • キンポウゲ科
  • オダマキ属

オダマキの基本情報

ジャンル

草花

形態

多年草

学名

Aquilegia flabellata

別名

ミヤマオダマキ,苧環

原産地

日本、サハリン

オダマキの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

強い

耐暑性

普通

耐陰性

時期

種まき

1
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3
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7
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11
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植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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オダマキの育て方の画像

オダマキの育て方

オダマキは日本原産もある山野草で様々な色に花が咲く人気の植物です。

しかし、オダマキ属は毒草でもあるので注意が必要です。

花びらが中心にあり、拡がって付くのが萼でよく目立ちます。

今回は、オダマキの育て方についてご紹介します。

オダマキの基本情報

オダマキの日当たり

基本は「日光のよく当たる」場所を好適としています。

しかし、夏の直射日光は弱点となりますので気を付けましょう。

一日を通して日の当たるベランダなどもっての外です。

「明るい日陰」へ移動させましょう。なぜ直射日光がいけないのかというと「葉焼け」を起こしてしまうからです。

人が海やプールに行ったら焼けるように植物も日焼けをしてしまいます。

 

オダマキの置き場所

通年、風が通りやすい環境で育てるようにしてください。

冬になると地上部が姿を消して、根のみで冬を越します。

土が凍ることがないのであれば、防寒する必要は特にありません。

ただし、寒冷地などで凍結する場合は、土の上に腐葉土や敷きわらなどを被せて防寒対策をしておきましょう。

敷きわらが無かったり、高額で買えないという人は代用として「すだれ」「すすきの萱」などを使ってみましょう。

すだれであれば100均にも売っていますし、すすきの萱であれば河原などに落ちています。

 

オダマキの水やり

土の表面が乾いていることを確認したらたっぷりと水を与えます。

これは鉢植えで育てているときに言えることで、地植えにして育てているのであれば、水を施す必要は特にありません。

夏は日照り続きの日が多い季節ですが、晴天が続いて乾燥が目立つときは水やりを行いましょう。

 

 

冬場でも同じことが言えます。

土の表面が乾いているときに水やりを行いましょう。

乾燥しているときは水やりを忘れずに施すようにしてください。

 

 

オダマキの肥料・追肥

オダマキを植え付けるときに緩効性化成肥料を混ぜるようにしてください。

肥料には、リン酸とカリウムが多く含まれているものを使用します。

追肥には、花が咲く期間に当たる5月〜9月に1週間〜10日に一度液体肥料を施してください。

量も草花に与える濃度にして与えてください。

 

 

オダマキの用土

オダマキの用土は、日本原産と西洋の品種で異なります。

日本原産の用土では、市販の山野草用の培養土を用いるか、配合した土を作るようにしてください。

配合するには、小粒サイズの赤玉土または日向土と腐葉土を6:4もしくは7:3で混ぜ合わせるようにしてください。

その他にも、後部サイズの硬い質の鹿沼土と桐生砂と軽石を4:4:2の割合で混ぜたものでも十分育てられます。

オダマキは砂が多くある場所や岩場などに自生する草花です。

庭で植える際は、軽石及び腐葉土を多く土に混合させておきましょう。

西洋の品種は、小粒サイズの赤玉土と腐葉土を7:3の割合で作ってください。

また別の配合であれば、赤玉土と鹿沼土と軽石を3割ずつにして作成するのも可能です。

どの土も小粒を使用してください。

 

 

オダマキの植え替え・植え付け・種蒔

鉢植えで管理しているオダマキであれば、毎年植え替えを行うのがベストです。最低でも2年〜3年に1度は植え替えを行うようにしてください。植え替えの時期に関してですが、3月か9月・10月に作業しましょう。鉢から取り出した苗は傷がつかないように丁寧に植え替えてください。細長く伸びている根があった場合は、はさみなどを使って切り落とします。地植えはそのまま植えておきましょう。植え付けも時期は同じです。植え付けの手順として、1つの太く逞しい根は、ごぼうと同じで直根性という性質になっています。根を傷つけてしまうと枯れる原因になりますので、根に付いた土を崩さないようにして植え付けましょう。鉢を新調するのであれば一つ大きいサイズの鉢を用意しておきます。オダマキは種からでも育てることが可能です。種子は園芸店やネットショッピングでも販売しているので、簡単に手に入れやすいです。自分で育てたオダマキからも採取することができます。取り終えたら種蒔の適期になるまで冷蔵庫で保管しておいてください。種蒔の適期は4月〜6月か9月・10月です。種から育てていく際は、育苗箱などを用意して小さい粒の赤玉土を入れていきましょう。種は重ならないように撒いて土は被せないでおきます。2週間〜4週間で発芽が観測できますので、この間は水やりを忘れないようにしてください。水やりは乾燥させないために行います。しっかりとした苗に成長できたらお好みの場所へと植え替えを行ってください。

 

オダマキの増やし方

オダマキの増やし方の一つは「種まき」です。

もう一つ方法があり、「株分け」という手法でも増やすことが可能となっています。

オダマキの株分けは芽が出てくる前の2月・3月に行います。

植え替えと同時に行うので両方の準備をしておきましょう。

育てていた株を掘り起こしたら手かはさみで切り分けていきます。

自然に分かれているときは手でほぐすように切断して構いません。

根が絡んでいたりつながっているようでしたら、殺菌消毒しているはさみを使って分別しておきましょう。

切り口には薬を付けて菌が入らないように保護しておいてください。

薬には、殺菌剤や癒合剤を使用してください。

 

 

オダマキの病気・害虫

オダマキがかかる病気としては、うどんこ病があります。

うどんこ病は、梅雨時期や秋雨前線が通る時期に発生しやすい病気です。

カビが繁殖することにより葉っぱの表面上が白くなってしまいます。

白くなった部分は、光合成をすることができなくなり栄養が届かず枯れてしまいます。

発見した葉っぱは残念ですが、処分してしまいます。

株の繁殖を防ぐには、重曹を水に溶かして撒いておいてください。

また、風がよく通る場所や日当たりにも気を付けて配置しておきましょう。

害虫被害ですが、アブラムシやハダニ、ヨトウムシに食害される可能性があります。

アブラムシは、茎や葉っぱにくっついて汁を吸います。

汁を吸われることで植物の栄養を取ってしまう厄介な害虫です。

ハダニは、乾燥した環境で20度以上になると見かける害虫です。

ハダニも汁を吸って植物を弱くしてしまいます。

数が少ないときはセロハンテープなどをつけると剥がすことができます。

大量発生している場合は、殺虫剤を散布しておきましょう。

ヨトウムシは蛾の幼虫で夜に活動する特徴をしています。

葉っぱや蕾を全部食べてしまいます。

成虫になると卵を産み付けていくので早急に駆除することが大事です。

葉っぱに卵が付着していたらその葉っぱごと刈り取ってしまいます。

幼虫には殺虫剤がおすすめです。

 

 

オダマキの管理温度

オダマキの適正温度についてお教えいたします。

発芽には15度〜20度の気温が必要です。

生育するためにも10度〜20度の温度を要します。

高温で多湿を弱点としますので、夏は半日陰になる場所で管理するようにしてください。

オダマキは気温が10度を下回る環境に触れることで花芽分化を起こします。

そのため、寒い季節は霜に当たらない外に出して冬を越します。

 

オダマキの種類・品種

オダマキは2種類の品種の大きく分けられています。

一つは「日本原産」のミヤマオダマキと、ヨーロッパなどに西洋原産とする「西洋オダマキ」があります。

オダマキには、萼の色がバリエーション豊かです。

ミヤマオダマキは、高山地帯に生える草丈が約20cm程度になる低めの植物です。

西洋オダマキはヨーロッパからシベリアなどに分布しており、50cm〜60cmとなります。

そして、アメリカのテキサス州やカナダに分布するカナダオダマキという品種もあり、花びらが大きく開かないようになっています。

 

 

オダマキの花の形態(どんな花を咲かせるのか)

オダマキ全般で観ると花の色は青色や紫色が主流です。

その他にも白やピンクなどの園芸新種も存在します。

ミヤマオダマキ(日本原産)は萼が青紫色となり、中心に小さくある花びらが白色をしているものが多く見られます。

西洋オダマキは基本的には、紫の花色をし俯いて花を咲かせます。

花色には、ピンクはもちろん赤や白にもなる品種もあります。

西洋オダマキは雑種や品種改良されたものが多いです。

咲き方もバリエーション豊かで、「大輪咲き」「八重咲き」といった形で咲く種類もあります。

 

オダマキのトリビア

オダマキの風水

オダマキがよく咲かせる花の色は青色です。

青は「水」を表現する色とされ、生物を育てる色彩とされています。

青い花にはリフレッシュ効果が期待できます。

イライラしがちな性格を抑え、精神的に落ち着いた心を保ちたい人におすすめですよ。

西の庭に多く咲かせてしまうと「金欠」になる可能性がありますので注意しておいてください。

少々であれば、無駄なお金が出なくなる効果を発揮してくれるでしょう。

最も良いのは「東」の方角です。

 

 

オダマキの花言葉

オダマキの花言葉には、全体的には「愚か」という意味が込められています。

これには、英語圏の名前であるコロンバインが、ヨーロッパのおどけ芝居に出てくる娘の名前でもあるからです。

その娘が所持していた杯が、オダマキの花姿を連想させることから付けられました。

道化役に由来していることになります。

花の色別に見ていくと、赤のオダマキは「心配して震える」で、紫のオダマキは「勝利への決意」になります。

白色のオダマキには、「あの方が気がかり」という花言葉になります。

赤いオダマキには、ヨーロッパでは捨てられた恋人を表す印であることに因んでいます。

 

オダマキの由来伝承

オダマキは漢字に変換して書くと「苧環」になります。

花の形が、真ん中が空洞になってるように・巻いた麻の糸玉のように見えることから名付けられています。

オダマキの学名はAquilegiaとされています。

アクイレギアやアクレギアなどの読み方があります。

名前の由来には幾つかあり一つに定まった説がありません。

有力と言われているのは、ラテン語の水の意を指す「アクア」と集めるの意である「レギア」を合成させたと言われています。

また、花びらが筒の形をしていてロートのような姿をしていることにも繋がっています。

 

 

まとめ

花びらと間違われがちなほど萼が大きく生長して、それが花びらのように見えるオダマキの育て方についてご紹介しました。

オダマキは人の名前ではなく綺麗な花を咲かせる植物でしたね。

日本原産と西洋産を組み合わせて、カラフルな花壇を作ってみるのも良い光景になります。

種や苗を持ち帰って育ててみてくださいね。

 

 

※トップ画像はPhoto by Audreyさん@GreenSnap

FLORA

FLORA

1985年生まれ。 お花もグリーンも生活の一部。 休日はもっぱらグリーンのあるカフェ巡り。

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