デュランタの画像

デュランタの育て方

  • クマツヅラ科
  • ハリマツリ属

デュランタの基本情報

ジャンル

庭木・花木

形態

低木

学名

Duranta erecta

別名

タイワンレンギョウ,ハリマツリ

原産地

熱帯アメリカ

デュランタの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

やや弱い

耐暑性

強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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デュランタの育て方の画像

デュランタの育て方

デュランタは藤色や白色の小さな花が房状に垂れ下がって咲く、風情のある観葉植物です。

花が終わったあとはオレンジ色の小さな果実がつき、花とは違った味わいがあります。

庭木としても人気の高いデュランタ、その育て方をご紹介します。

デュランタの基礎情報

デュランタの日当たり

熱帯植物であるデュランタは日光が大好きです。太陽の光を十分に浴びるととてもよく花が咲きます。

そのため沖縄などの熱帯地域では、生け垣として植えている姿がよく見られます。

日照不足になると、極端なくらい花つきが悪くなるので注意が必要です。

ただ直射日光下で育つデュランタですが、斑入り葉や黄金はの品種の場合、真夏の直射日光を浴びすぎると葉っぱが黄ばんだり焼けてしまうこともあります。

傷んだ葉っぱを見つけたら、鉢植えの場合は真夏の昼間だけでも明るい日陰に移動させてあげましょう。

 

デュランタの置き場所

鉢植えで管理する場合は日当たりの良い場所を選んで置きましょう。

庭植えの場合も日当たりの良い場所を選びますが、斑入り葉や黄金葉の品種は真夏の直射日光を浴び続けるのはよくないため、一日中日光が当たるような場所は注意が必要です。

デュランタが葉焼けを起こしているようであれば、真夏の間だけでも日除けをするなどの対策をしてあげましょう。

暖かい地域は庭植えでも冬が越せますが、冬に雪が降るような地域では鉢植えで育てた方が無難です。

夏は屋外で、冬は室内で管理した方が安心でしょう。

室内に移動させる時は急な環境変化を与えないようにしなければいけません。

寒くなってから移動させるのではなく、11月頃になったら室内に入れてあげるようにしましょう。

その際も、なるべく日当たりの良い場所を選んで管理するようにしてください。

暖かくなってデュランタを屋外に戻してあげる時も、暑くなってからいきなり外に出すのではなく、3月下旬あたりになって霜の心配がなさそうでしたら、屋外の日当たりのよい場所に移動させましょう。

 

デュランタの水やり

庭植えにしているのでしたら、しっかり根付いてからは特に水やりをしなくても大丈夫です。

真夏の晴天が続いて地面がカラカラに乾いてしまっている時は水をあげてください。

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら鉢の底から水が流れ出てくるまでしっかりと水やりをしてください。

花が咲いている時期やよく生長している時は水をよく吸いますので、様子を見て必要だと思われたら一日に2回水やりをしましょう。

水やりの際には、花に直接水がかからないよう注意が必要です。

蒸れてしまい、花が枯れてしまう原因になります。

秋まではたっぷりと水を与え、冬になったら少し乾かし気味に管理しましょう。

生育が鈍くなっていますので、それほど水を必要としていません。

土の表面が乾いていてもすぐに水をあげず、数日たってからあげるようにしましょう。

ただし冬は室内に取り込んで管理しているのでしたら、暖房器具などによって乾燥している場合があります。

土の中まで乾いているようであればすぐに水をあげましょう。庭植えの場合は放ったらかしでも大丈夫です。

 

デュランタの肥料・追肥

生育期の春から秋にかけて肥料を施します。緩効性肥料を2ヵ月に1回ほど施しましょう。

花が咲いている時期は、1〜2週間に1回程液体肥料を施すと花つきが良くなります。

ただし与えすぎると枝葉は伸びて大きく生長しますが、その分花つきが悪くなってしまいます。

冬は休眠期ですので、10月以降は肥料は控えましょう。

庭植えでしたら4月と9月に骨粉入りの固形油粕などを蒔く程度でかまいません。

 

デュランタの用土

鉢植えで育てる場合は、小粒の赤玉土を7割、腐葉土を3割混ぜた配合土を用意します。

川砂などを少し混ぜると、より水はけがよくなります。

庭植えにする場合は水はけのよい場所を選びますが、水はけが悪そうでしたら土に腐葉土を混ぜ込むなどをして、水はけの良い環境を作ってあげるとよいでしょう。

その際に元肥として完熟堆肥を混ぜ込んでおきます。

 

デュランタの植え替え・植え付け・種蒔

庭植えの場合は必要ありませんが、鉢植えの場合は年に一度は植え替えをしないといけません。

デュランタは根が張るのが若干早いです。根が生長して根詰まりを起こすと、下の方の葉っぱから枯れていくこともあります。

4〜5月を目安に行うのが理想的です。一回り大きな鉢を用意し、新しい用土を半分ほど入れます。

そしてデュランタの根鉢をある程度崩して新しい鉢に入れ、用土をかぶせたら完成です。

花が咲き終わった後は、付け根の部分から切り落としておきましょう。

 

デュランタの増やし方

挿し木で増やせます。適した時期は5〜6月です。

デュランタの枝を2〜3節分の長さが残るように切り取り、下の節の葉っぱを取り除きます。

そして水揚げをしてから挿し木用の土に挿します。管理は明るい日陰で行い、水を切らさないようにします。

発根促進剤があればつけてもよいですが、肥料は与えないようにしましょう。

 

デュランタの病気・害虫

3〜10月、特に梅雨時期などはアブラムシが発生しやすいです。市販の殺虫殺菌剤を定期的に散布することで予防になります。

風通しを良くしてあげるのもよい方法です。

他に、気温が高く湿度が低くなると発生しやすいのがハダニです。

ハダニは葉裏につくので、気温が高くて乾燥している時に葉っぱに水をかけてあげることで、ある程度予防することができます。

 

デュランタの管理温度

デュランタは熱帯植物ですので耐寒性はやや劣りますが、最低でも5℃あれば枯れることは少ないです。

暖かい地域でしたら庭植えでも問題ありません。

鉢植えで管理しているのでしたら、直接寒風が吹きつけるような場所や霜が下りるような場所を避けて移動させましょう。

寒さのために花や葉っぱが落ちることがありますが、株が生きていれば春には新芽が吹いて生長しますので心配いりません。

 

デュランタの種類・品種

デュランタには主に、2つのタイプがあります。花が楽しめるタイプと葉っぱの美しさが楽しめるタイプです。

花が楽しめるタイプで人気があるのは「タカラヅカ」です。紫の花びらで外側が白く縁取られています。

ブルーリボン」は白い斑の入った明るい緑色の葉っぱを持ち、花の色は淡い紫でとても優しい色合いの品種です。

ときめき」は淡い紫色の花びらの真ん中に濃い紫色の筋が入り、ほのかに甘い香りを放っています。

アルバ」は西インド諸島原産の白い花を咲かせる品種です。

紫色の花が咲く種類にはトゲがありませんが、白い花が咲く種類にはなぜかトゲがあります。

葉っぱの美しさが楽しめるタイプには「ゴールドエッジ」という葉っぱに美しい黄色の覆輪が入った品種があります。

斑入り葉の品種は様々で、他には「グリーンエッジ」という明るい緑色の葉っぱに濃い緑色の覆輪が入ったものや、「ライム」というその菜の通りライム色の葉っぱを持つもの、緑色とライム色が混じった斑の「バリエガータ」などがあります。

葉っぱの縁がギザギザしているのも特徴の一つです。

 

デュランタの花の形態(どんな花を咲かせるのか)

葉っぱを楽しむタイプの品種にはあまり花は咲きません。花を楽しむタイプの品種には紫や青、白などの花が咲きます。

垂れ下がった枝についた花茎の先に、1〜1.5cmほどの小さな花がいくつかまとまって咲き、そのしだれた姿がとても印象的です。

もともとは観葉植物として日本に渡ってきましたが、品種改良により花つきのよい種類が流通するようになり、今では夏の花としても人気があります。

花が終わった後には丸くて黄色い果実が実ります。

花とはまた違った味わいが楽しめ、こちらの姿も観賞用として人気です。

実自体は有毒なので食べることはできません。

 

デュランタのトリビア

デュランタの風水

デュランタは花が下へと垂れ下がって咲いています。

下へ垂れ下がる植物には恋愛運をアップさせる効果があり、特に家庭運のパワーが強いので結婚運を上げたい人におすすめです。

またゴールドエッジやライムのようにギザギザして尖っている葉っぱを持つ植物には、魔除けや厄除けの効果があるとされています。

外からくる悪い気を防いでくれるので、玄関などにあるとより効果がアップします。

 

デュランタの花言葉

小ぶりの花がいくつかまとまって咲いている姿が美しいことにちなんで、「あなたを見守る」や「目をひく容姿」という花言葉が生まれました。

また「独りよがり」「歓迎」といった花言葉もあります。

「歓迎」はフジの花言葉でもあり、どちらも玄関先や庭先などで花房が涼しげに垂れ下がっている様子が、まるで訪れた人を迎えてくれているような風情があることからきているのではないかといわれています。

 

デュランタの由来伝承

熱帯植物であるデュランタは、明治時代中期に日本へ渡来しました。

今では夏の鉢物として流通の多い植物です。デュランタという名前は、16世紀の植物学者である「デュランテス」の名にちなんでいます。

デュランタはローマ法王の侍医でもありました。

学名は「デュランタ・レペンス」といい、レペンスには「匍匐する」という意味があります。

和名は「タイワンレンギョウ」で、別名は「ハリマツリ」です。

品種によってトゲがあることから「ハリ」、花姿の似ている「ジャスミン」を「マツリ」とも呼ぶことから「ハリマツリ」という別名がついたそうですが、南米原産であるデュランタがなぜ「タイワンレンギョウ」といわれるのかは残念ながら不明です。

デュランタの品種である「タカラヅカ」は、そのキリッとした出で立ちが袴姿のタカラジェンヌを想起させることから名を与えられ、白い花を咲かせる「アルバ」には白色という意味があります。

 

まとめ

品種が豊富なデュランタは、まず花を楽しみたいか葉っぱを楽しみたいかを選ぶ必要があります。

花は気品があってなおかつ愛らしく、葉っぱは様々な斑がとても美しいのでどちらを選ぶか迷ってしまいます。

広い庭やベランダがあれば、思い切って両方を育ててみるのも良い選択ではないでしょうか。

暖かい地域でしたら庭植えにすればほとんど世話も必要ないので育てやすいです。

手間がかからないのにきれいな花を咲かせてくれるデュランタ、シンボルツリーとしてもぴったりかもしれません。

 

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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