ゼラニウムの画像

ゼラニウムの育て方

  • フウロソウ科
  • ペラルゴニウム属

ゼラニウムの基本情報

ジャンル

草花

形態

多年草

学名

Pelargonium ×hortorum

別名

ゼラニューム

原産地

南アフリカ

ゼラニウムの性質

栽培難易度

易しい

耐寒性

やや弱い

耐暑性

普通

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

1
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3
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6
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肥料

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開花

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ゼラニウムの育て方の画像

ゼラニウムの育て方

観葉植物であるゼラニウムは、ガーデニング初心者にも育てやすい品種と言われています。

ハーブとしても人気があり、虫が付きにくいというメリットもありますが、匂いを苦手とする人もいるようです。

今回はそんなゼラニウムの育て方についてご紹介します。

基礎情報

日当たり

ゼラニウムは一年中日当たりの良い場所で管理するのが良いでしょう。

1日換算しても日の当たる元で育てます。もしくは半日陰で育てることもできます。

育て始めてから半日陰でも育てるのは可能ですが、日光を浴びなさせすぎると花つきが悪くなります。

ゼラニウムには班入りの品種もありその模様が薄くなってしまうこともあります。

 

置き場所

真夏の暑さにはめっぽう弱いので夏の間は涼しい場所で育てるようにしましょう。

鉢植えで育てているのであれば半日陰に移動させましょう。

四季を見ていくと春は霜の降りない地域では戸外に出して日当たりの良い場所または半日陰に配置しましょう。

霜がまだ残っている地域であれば室内での管理が良いでしょう。

夏に入ってくると1日の気温が25度以上になるとゼラニウムは夏バテを起こしてしまいます。

高温が苦手なので涼しい場所に移動させましょう。

25度以上の日当たりのある場所に晒すと、葉っぱが落下し葉の色も綺麗な葉に育たなくなります。

秋に入ると気温も下がってゼラニウムにとって快適に過ごせる気候になってきます。

この季節になると日当たりの良い場所に移動させても良いでしょう。

冬場は、広島県から南の地方であれば軒下に置いて越冬することが可能です。

霜が降りたり寒冷地であれば室内管理にしましょう。広島あたりでも寒波が強ければダメになってしまいます。

暑すぎず寒すぎず風通しの良い場所で管理しましょう。

 

水やり

ゼラニウムは過湿を嫌う植物で基本は乾燥気味に育てます。

水やりを与えるタイミングは土を手でを触ってみて濡れていないかどうか確認してからたっぷり与えましょう。

夏では、しっかりと与えることを心がけましょう。特に蒸発をする季節ですので朝と夕の2回水やりをすると覚えておきましょう。

冬になっても乾燥気味に育てることに変わりはありません。

土が乾いていることを確認してから3日程度置いてから水やりをするようにします。

ゼラニウムは水の吸収力が衰えているので土の表面は乾燥していても内部が湿っている可能性が十分にあります

土の表面だけを見て水を与えていると過湿状態になって根腐れを起こしてしまいます。

水やりのペースに注意して育てていきましょう。

 

肥料・追肥

ゼラニウムは春〜秋にかけて花を咲かせる観葉植物です。

この季節に花を楽しむためにも生育期に液体肥料を1週間〜2週間に1回与えるようにしましょう。

肥料が切れてしまうと花も咲かなくなってしまいます。

 

用土

ゼラニウムには、全体的に水はけが良い水持ちも良い用土を選びましょう。

できるだけ過湿にならないように赤玉土を7割(小粒)と腐葉土3割を混ぜたものを作りましょう。

市販で販売されている培養土でも育てることが出来ます。

もし作るのに自身がなかったり初めて育てるのであればこちらを利用してみましょう。

ゼラニウムは中性よりの弱酸性の土を好みます。

もし育てる場所の土に酸性が強い場合、苦土石灰と言うものを多めに混ぜて中和させましょう。

苦土石灰は炭酸カルシウムと炭酸マグネシウムが主成分になっている石灰です。

植物だけでなく野菜を育てるときにもよく使われています。

 

植え替え・植え付け・種蒔

鉢で育てているのであれば1〜2年の間で1度3月〜4月と9月に植え替えを行いましょう。

根が窮屈になってしまうと根づまりを起こしてしまいます。

用意する鉢には一回り大きめの鉢と鉢底石か軽石、植え替え用の用土です。

スコップや軍手なども用意しておくと手を汚さずにスムーズに植え替えることが出来ますよ。

9月頃はまだまだ暑い気候ですので、ガーデニング専用の帽子なども被って作業を行いましょう。

ますは一回り大きい鉢に鉢底石を敷いて配合土を加えます。元々育てていた鉢から取り出して古い土を払い落としましょう。

根の約3分の1をはさみなどで切ってしまいましょう。そして用意していた新しい鉢に植え替えれば完了です。

 

増やし方

ゼラニウムを増やすには、主に挿し木という方法で増やすことが出来ます。

一年を通して行うことができるので初心者でも簡単にできるでしょう。特に繁殖しやすいのは、春か秋です。

この時期は暑くなく寒くもない時期で、根を植えてから鉢上げまで育てるのに適した気温だからです。

8〜15cmのサイズに茎を切り取ります。挿し穂にするものは太く元気な茎を選びましょう。

挿し穂に花が付いているのであれば、茎の元から花を取ってしましましょう。

葉を2、3枚残します。半日〜2日程度乾燥させます。鉢に小粒の赤玉土を入れて土を水で湿らせておきましょう。

指を使って挿し穂を挿す穴を作ってそこに挿し穂を入れましょう。

土でしっかり押さえて倒れないようにし発根まではやや乾燥気味の環境で育てていきましょう。

鉢上げは1か月〜1か月半経ってから行うようにして下さい。

2〜3週間で根が出てきても鉢底から根が出てくるまでは我慢して管理しましょう。

もう一つ種蒔という方法で増やすことも出来ます。種蒔でも植え付けと同じやり方で管理します。

種蒔は5月に行いましょう。5月よりまだ時間があるときは、種を湿らせて密閉できる容器などに入れて、冷蔵庫で保管して下さい。

 

病気・害虫

ゼラニウムの特徴は25度以上の日が長期間続くようであれば葉色が悪くなってしまうかもしれません。

真逆の冬では寒さに弱く葉が傷んでしまいます。

ゼラニウムがこのような状況下にあると、灰カビ病やモザイク病にかかりやすくなってしまいます

灰カビ病は低温多湿という条件で発生しやすいです。

その症状は茎や葉っぱなどのありとあらゆる場所に溶けたように腐ってしまいます。

腐った後はカビが生えてくる病です。梅雨時期は特に要注意です。

水やりを控えるなり風通しの良い場所で管理するようにしましょう。

灰カビ病を見つけてしまったら、その部分を早急に取り除きましょう。

モザイク病はアブラムシなどを媒介してウイルスに感染して葉や花びらをモザイクのような模様が出る病気です。

モザイク病を発生してしまうと葉だけでなく株も小さく縮んでしまい弱くなってしまいます。

モザイク病などのウイルス病は感染してしまうと治療できないので見つけ次第病気の部分を取り除いてください。

予防として剪定や手入れを行うハサミやナイフなどを熱処理してから作業を行うようにして下さい。

また、第三リン酸ナトリウムの飽和液を使って消毒するのも効果があります。

ハサミなども消毒が必要ですが、人間の手や植物の根にも消毒するとより防ぐことが出来ます。

この消毒をするのであれば「レンテミン液剤」という薬液を使いましょう。次に警戒しておいてほしいのが害虫です。

ゼラニウムには、ヨトウムシやアブラムシが発生する可能性があります。

ヨトウムシはゼラニウムの香りに気にも止めず子供を産み付けて葉っぱを食べてしまいます。

厄介なのは、成虫になると殺虫剤を散布しても効果が低下してしまうことです。なので、できれば幼虫のときに駆除しておきましょう。

 

管理温度

軒下で霜が当たらない場所であれば、0度近くでもマイナスになっても外で冬を越すことが出来ます。

種蒔から育てる場合、発芽温度が20度〜23度が適温となっています。

地域によって気温差に変化があると思いますが、5月を目安としておいてください。

 

種類・品種

ゼラニウムは、フウロソウ科テンジクアオイ属に分類されています。

テンジクアオイ属には、ゼラニウムとペラルゴニウムとアイヴィ・ゼラニウムとセンテッドゼラニウムの4系統に分かれています。

その前は植物学者のリンネがゼラニウム属に分類していました。

ゼラニウムの親となるものにペラルゴニウム・ゾナレやインクイナンスという品種があります。

この2種類と数種を交雑して誕生しました。

以前は、ゼラニウム属というものがあり総称していましたが、現在はゼラニウム属とペラゴニウム属に分けられています。

流通でもあやふやになっていることがありますが、ペラルゴニウムでもゼラニウムでも同じと考えましょう。

ゼラニウムの仲間には、ハーブ・ゼラニウムとローズ・ゼラニウムがあります。

ハーブゼラニウムは、香りの強い植物でお菓子や香水、アロマの香料として用いられました。

ローズ・ゼラニウムもバラと同じ成分の香気を豊富に含んでいます。この香りを利用してアルマオイルに使われていたりします。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

開花時期はとても長く3月〜12月上旬まで咲きます。

ゼラニウムは四季咲き性の植物で、必要条件の気温に達していれば1年を通して花が咲き続けます。

花の色には、白やピンクや赤が主流ですが、オレンジや紫などの花も咲きます。

一重咲きもあれば八重咲きもあり、5枚の長めの花びらが付いて色鮮やかな色をしています。

花は一輪ではなく幾つかが集合して咲きます。

 

トリビア

風水

ゼラニウムは西の方向に置くと恋愛運がアップするとされています。西の方向は秋を象徴しています。

秋のイメージにされている花を飾ったみましょう。また、金運アップにも効果がある方向です。

より効果を上昇させたいのであればピンクの花を配置しましょう。

 

花言葉

ゼラニウムの全般的な花言葉には、尊敬・真の友情・信頼という言葉があります。

西洋の花言葉には、上流階級の人・真実の友情・愚かという意味が込められています。

花の色によっても花言葉が変わります。よく見かけられるピンクの花には、疑う・真実の友情・決心などの意味があります。

赤は、あなたが居てこその幸福や好みとなっています。

白はためらいで、黄色の花には突然の出会い、そして濃い赤には憂鬱という花言葉になります。

ゼラニウムの花言葉に由来には、謎に包まれており花言葉が付けられた理由もはっきりと分かっていません。

一つだけはっきりしている花言葉があります。

「憂鬱」という意味でゼラニウムから香る青臭い匂いからつながっているとされています。

 

由来伝承

ゼラニウムの属名にもある「Pelargoniumu(ペラルゴニウム)」はギリシャ語のpelargo(コウノトリ)を語源としています。

花が咲いた後に種子に突起ができます。その形がコウノトリのくちばしに似ていると考えられて名付けられました

さらに和名では「テンジクアオイ(天竺葵)」という名前になっており、天竺は異国産のという意味があります。

ゼラニウムの葉がアオイの葉にそっくりであることから付けられています。

 

まとめ

初心者でも育てやすい色鮮やかな花を咲かせるゼラニウムについてご紹介しました。

花の色によって花言葉が異なりますので、それぞれの意味に合った場所に配置して育てることを楽しみましょう。

 

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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