クフェアの画像

クフェアの育て方

  • ミソハギ科
  • クフェア属

クフェアの基本情報

ジャンル

庭木・花木

形態

低木

学名

Cuphea

別名

原産地

南米

クフェアの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

やや弱い

耐暑性

普通

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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クフェアの育て方の画像

クフェアの育て方

約250種もあるクフェアは、比較的育てやすい低木のため日本では広く生け垣用等に育てられています。

長い間花を咲かせることから、ほぼ年中彩りのある生け垣とすることができるのも魅力なのでしょう。

今回はそんなクフェアの育て方についてご紹介します。

基礎情報

日当たり

クフェアは熱帯〜亜熱帯のアメリカを原産地とする熱帯植物です。

そのため日向〜半日陰までなら置いて育てることができますが、よく日光に当てる方が花つきが良くなり、

株の姿形もコンパクトにまとまってくれます。

ただ半日陰も枯れる心配はないので、ベランダのあまり日当たりのよくない場所でも比較的育てやすいといえるでしょう。

もしくは午前中だけ日当たりがよく、午後になると日陰となる場所でも問題ありません。

ただし暗い日陰では育たなくなるので、日が少しでも見える場所に置いてあげてください。

夏の火剤は強すぎる場合には、鉢植えならば半日陰へ、

花壇植えの場合には、日当たり水はけともに良好な場所構わないですが、遮光をしてください。

 

置き場所

クフェアは、一年中を通して日当たりが良く水はけのよい場所を好みます。

それは庭植えの場合も同様ですが、耐寒性が決して高いわけではないので、

霜が降りるようならば10月中に室内へと鉢などへ移して育てるようにしてください。

15℃以上で管理できれば、冬でも開花する可能性はあります。

もし寒さが原因で葉全て落ちてしまっても、適宜管理を行えば、

春なれば再び葉を出して生長するので心配しないでください。

また梅雨の長雨に当たると蒸れて腐ってしまうため、風通しの良いの軒下に移動させてください。

傷んだ葉や花を取り除くと、さらに風通しが良くなるかもしれません。

 

 

水やり

水やりは与えすぎると根が腐ることに注意しつつ、土の表面が乾くと与えるという認識でも問題ありません。

ただ可能ならば、気温によって水やりの頻度などを変えて行うようにしましょう。

まず春ならば植え付けの直後はしっかりと水を与え、その後は土が乾いていたら与える程度。

夏には毎朝、毎夕水やりをしましょう。

昼に水を与えてしまうと、水が温まりすぎて根が傷んでしまう可能性もあるので要注意です。

なお庭植えの場合には普段から当てる必要はありませんが、夏の晴天続きの場合には土が乾燥し次第水やりをしてください。

 

 

季節ごとに与える頻度を変えるのならば、秋は、水やりの頻度を徐々に減らしていくようにしてください。

そして生長も特にしない冬は、土が乾いてから数日後に水を与える程度で問題ありません。

ただ与える量については、鉢の底から水がたっぷり溢れるぐらいに与えてあげましょう。

 

 

肥料・追肥

クフェアは特別肥料が必要なわけではありません。

ただ生長を促すためには、生長期である春と秋に三要素が等量、もしくはリン酸がやや多めの肥料を置き肥として、

もしくは緩行性肥料を株元から少し離れた場所に与えるようにしましょう。

頻度としては春と秋に1回ずつ、もしくは2週間に1回程度与えるようにしましょう。

 

 

用土

水はけの良い用土を好みます。

そのため市販の培養土でも構いませんが、可能ならば赤玉土小粒7・腐葉土3の割合で配合した土を使いましょう。

なお地植えの場合には、植える予定の場所に事前に腐葉土や堆肥といった有機物を混ぜておき、

肥沃な状態にしておくべきです。

 

 

植え替え・植え付け・種蒔

植え方によって植え替えの方法も変わります。

鉢植えの場合には、1~2年のうちに1度は植え替えをしましょう。

鉢の中に根が必要以上に密集すると、根詰まりなどを起こして生育が衰えるほか、

葉が落ちるので、適宜使っているものと比べて一回り大きな鉢へと植え替えてしまいましょう。

植え替えの適期は春の4月~5月です。

一方の地植えの場合には、一度植えたら新しく植え替える必要はありません。

ただし冬は鉢植えに移して室内で管理する方が枯れる心配はなくせるでしょう。

なお植える際には、数株を地植えにする際は30cm程度のスペースを必ず空けて植え付けてください。

 

増やし方

クフェアを増やす方法は、挿し木がベストです。

生長期である4〜5月の段階で一般的ですが、9月までなら秋に行ってもよいでしょう。

枝を先端から約10センチほど切り取って、川砂や赤玉土、バーミキュライトや鹿沼土といった清潔な用土に挿しましょう。

根が出てくるまでは1ヶ月ほどかかるため、それまでは乾かさないように注意してください。

小苗は寒さには弱いため、秋に挿し木した場合には室内で育てる方が無難かもしれません。

 

病気・害虫

注意すべき病気は、多湿にした場合に発生する立枯病でしょう。

熱帯植物とはいえ、過度な湿気には弱いので、水やりはほどよく与えてください。

一方の害虫は、アブラムシやカイガラムシです。

どちらの虫も風通しが悪い場所に置き枝が密生した場合、もしくは日光不足で無駄に生長すると発生します。

そのため、常に傷んだ葉や花をこまめに取り除くなど剪定を行い、置き場所をきっちりと管理するようにしてください。

 

 

管理温度

クフェアは、熱帯植物のため、基本的には暑さには強いといえるでしょう。

そのため夏場は水やりさえ怠らなければ問題ありませんが、

耐寒性が高いわけではないので冬はきちんと管理する必要があります。

特に冬越えをさせたいのならば、秋の10月の段階で鉢植えも庭植えも室内の日当たりのいい場所で育てるのがベストでしょう。

ただし5℃程度までならば耐えられると言われているため、暖地であれば戸外で冬越しすることも可能かもしれません。

その際には霜除けを設置しておくなど、霜対策をしっかり行ってください。

なお庭植えの場合は鉢に植え替えて室内へ取り入れるほかに、挿し木株を作ることで冬越しをさせるのもありでしょう。

もし花を咲かせたい場合には、やや乾燥気味で維持しつつ、15℃以上で保つと良いでしょう。

 

 

種類・品種

主に日本でも栽培されているクフェアの種類といえば、メキシコのグアテマラ原産の「クフェア・ヒッソピフォリア」でしょう。

低めの生け垣として広く愛用されており、濃いピンク・薄桃・白色の1センチほどの小さな花を咲かせます。

今日では寄せ植えに使う植物としても広く認知されているようです。

その他にもメキシコジャマイカ原産の「クフェア・イグネア」は筒状のオレンジの花を特徴としていて愛らしいと人気でしょう。

 

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

クフェアの花の形は種類によって異なります。

クフェア・ヒッソピフォリア」の場合は、五枚の花弁をもつ白・桃色の花を咲かせますが、

クフェア・イグネア」や「クフェア・ミクロペタラ」は全く異なった形になっています。

これら2つは円筒形の細長い赤、オレンジ、複色の花をもつユニークな姿から園芸植物として広く愛されています。

また円筒状の園芸種には「クフェア・タイニーマイス」と呼ばれる、ガクが反り返った赤・紫の複色の花をもつ品種があります。

ちなみに花の形に因んでつけられたらしい”タイニーマイス”の意味は、小さな鼠たちです。

 

トリビア

花言葉

クフェアの花言葉は「自由気まま」「せつない思い」「立派」「見事」「家庭愛」「我が国を愛す」などがあります。

ただほとんどが魅力的な意味合いが込められているので、贈り物としても活用しやすいかもしれません。

 

由来伝承

クフェアは明治時代の時点に日本にきており、大正までに数十種類もが渡来したそうです。

和名はメキシコハナヤナギ、別名クサミソハギ(草禊萩)と呼ばれていました。

元の名前であるクフェアは、ギリシャ語のkyphos(キフォス、意味:曲がる)に由来し、

ガクが微妙に曲がっていることから命名されたのだといわれています。

 

まとめ

今回は生け垣としても広く使われているクフェアの育て方について簡単にご紹介しました。

独特の円筒形の花がどの種類なのか等をご理解いただけたかと思います。

ただどれもが比較的育てやすい植物ではあるので、年中華やかな庭先にしたい、

もしくは生け垣をもっと彩りのあるものにしたい方は是非とも育ててみてください。

 

 

※トップ画像はPhoto by ひな菊さん@GreenSnap

FLORA

FLORA

1985年生まれ。 お花もグリーンも生活の一部。 休日はもっぱらグリーンのあるカフェ巡り。

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