ガーデニアの画像

ガーデニアの育て方

  • アカネ科
  • クチナシ属

ガーデニアの基本情報

ジャンル

庭木・花木

形態

低木

学名

Gardenia augusta

別名

クチナシ

原産地

日本、東アジア

ガーデニアの性質

栽培難易度

普通

耐寒性

やや弱い

耐暑性

強い

耐陰性

あり

時期

植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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剪定

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ガーデニアの育て方の画像

ガーデニアの育て方

ガーデニアの花と聞くと、どんな花なのかピンと来ない人がいるかもしれません。

しかし、誰もが知っている花です。和名は「クチナシ」。

ホワイトフラワーの代表格で美しい花を咲かせます。ガーデニアの魅力を知り、素敵な花を咲かせる育て方を実践しましょう。

基礎情報

日当たり

ガーデニアはデリケートな花です。日光が弱いと、花つきが弱くなります。

またカンカン照りの太陽の下に長時間さらしておくことも、生育に悪い影響を与えます。

理想的な日当たりは、一日の内で数時間日が当たる、半日陰の場所がよいでしょう。

鉢植えならば4時間ほど日に当てて、後は室内に置いておくという方法も効果的です。

 

置き場所

半日陰になる場所(例えば午前中は日が差し込み、それ以降は日陰になる)にガーデニアを置きましょう。

鉢植えならば、夏の強い日差しから避けるために明るい日陰に移動させ、冬は日当たりの良い場所に置きましょう。

寒さに弱いので、寒冷地の地植えは適しません。枝の先端から枯れてきます。

寒風を避け、寒さを防げる場所で管理してください。

 

水やり

乾燥が苦手なので、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます

夏は日照りが強く水分の蒸発が早いので、特に水切れがないように、鉢植え、地植えとも水やりには十分気をつけてください。

室内ならば、エアコンの冷風で乾燥させないように注意しましょう。

 

冬の水やりは夏ほど気を使わずに済みます。表面が乾いたら水をあげましょう。

ただ室内であれば、今度はエアコンの暖房風ですぐに乾燥してしまうことがあるので、直接風の当たらないところに置いて水をあげます。

 

肥料・追肥

肥料は冬でも真冬の2月と、半年後の真夏の8月に1回ずつ与えます。

化成肥料と油かすを混ぜたものを与えます。またお礼肥として、開花した時にも油かすをあたえてよいです。

鉢植えならば、2ヶ月に一回の頻度で油かすを与えた方が、花つきもよくなります。

鉢植えならば、冬に肥料を与える必要はありません。

 

用土

水持ちのある用土がガーデニアには適します。

地植えならば、粘土質の土は育ちにくいので、腐葉土を混ぜ込んでください。

腐植質が多く、湿り気があり、そして通気性に優れた三点が揃った土であれば、土質を選ばずしてすくすく育ちます。

黒土に腐葉土を7:3の割合で混ぜた用土でも大丈夫です。

 

植え替え・植え付け・種蒔

ガーデニアの植え付けるならば、大きいものよりも小さい苗の方が根付きやすいので、そちらを選びましょう。

地植えならば、水はけがいい土かどうかまず見極めます。水はけを第一に考えましょう。

穴の深さは浅めで、苗を植えたら上から土を被せて、山高に埋めます

すぐにたっぷりと水をやって、乾燥しないように腐葉土やワラをかぶせて保湿します。

植え付けの適正期は4、5月の時期か、秋なら9月いっぱいまでに行いましょう。

気候の穏やかな時期がベストです。植え替えならば、できるだけ2,3年に一度の頻度で行ってください。

やはりガーデニアは通気性が良いのが第一条件になるので、水はけのよい用土に植え替えてください。

 

増やし方

ガーデニアは挿し木と株分けで簡単に増やすことができます。

挿し木ならば梅雨の6月から7月に行うのがよく、当年枝(その年に新しく伸び始めた枝)を指すことで生長が早く育ちやすいです。

さし床の用土としては赤玉、鹿沼土の単用でも大丈夫です。

ピートモスを少量加えるなどして、水はけをよくします。

株分けは3月4月の間に行います。コクチナシの種類は挿し木よりも、株分けをして増やした方がよいでしょう。

 

病気・害虫

デリケートな植物なので、病気、害虫にも注意が必要です。

特に害虫であるオオスカシバの幼虫は、ガーデニアの葉を好んで食べます。

気を抜けば、あっという間に葉を食い尽くし、一日で丸坊主にしていまうので、冬以外は常に薬剤が必要になります。

夏場に発生しやすく、オルトランの殺虫剤が効果あります。

 

薬用や用途

オルトランは浸透移行性の殺虫剤です。

根や葉に散布することで、薬の成分が体内に吸収され、植物自体が殺虫剤の効果を持ちます。

殺虫効果を持った葉を幼虫が食べることで、害虫を駆除できます。

大体3週間ほど効果が持続するので、駆除と予防がいっぺんにできる優れものです。

ガーデニアは冬の季節以外はほぼ、害虫の脅威に晒されるので、年間を通して散布することをおすすめします。

 

管理温度

水はけがよく、通気性のよい場所で管理してください。春と秋の温かな気候が適しています。

鉢植えの場合、夏ならば日陰に移動させ、冬ならば室内に取り込んで保温を心がけましょう。

 

種類・品種

ガーデニアはアカネ科のクチナシ属に属する植物です。

主に日本や中国や台湾などが原産国になり、梅雨の時期になると花を咲かせます。

花木として植えられることが多い種類は、八重咲きに咲く「ヤエクチナシ」が一般的です。

他に小さな花を咲かせる「ヒメクチナシ」や「マルバクチナシ」などがあります。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

ガーデニアはまるで純白のウェディングドレスのような、白一色の美しい花を咲かせます。

バラのような形状や、六弁の花びらを咲かせるものまで、様々な形状があります。

その美しさもさることながら、何よりもその花から漂ってくる香りは、初夏の訪れを感じさせてくれます。

ジャスミンのような香りがすることから、英名では「ケープジャスミン」と呼ばれ、プロポーズの贈り花やウェディングブーケにも使われます。

 

トリビア

風水

純粋な白一色の色から「天使が地上に降ってきた花」と、西洋ではされて、とても縁起のいい花になります。

しかし日本では吉兆をともなう花ともされています。

実が熟しても口が開かない姿から、音をあげない、まっすぐに黙々と努力する吉花とする一方、

「クチナシ=くちがない」ということから、「嫁にもらうくちなし」とされ、女の子のいる家では、クチナシの花を植えることが昔から疎まれてきました。

言葉を大切にする陰陽五行説に則った風水で開運に使うべきか否かは、判断に困るところですね。

 

花言葉

ガーデニアの花言葉は「とても幸せです」や「洗練」、「喜びを運ぶ」や「優雅」があります。

アメリカでは男性から女性に、ダンスパーティーのお誘いとして贈られる花です。

「とても幸せ」という花言葉は、あなたとダンスができて嬉しい、幸せよ。という、花を贈られた女性の気持ちがそのまま花言葉になったといわれています。

「喜びを運ぶ」は、クチナシは甘い香りがして、金木犀、沈丁花に並ぶ三大香木の内の一つに数えられることから、この花言葉がつけられたとされます。

グッチやディオールの香水の原料にもなり、そのエレガントで甘い香りは世代、また国を超えて人々を魅了し続けています。

 

由来伝承

上方落語にも出て来るガーデニア(クチナシ)の花。

落語のオチのように、クチナシは読み方から「口無し」とも度々意味が取られることがあります。

その由来は、クチナシの果実が熟しても、実が割れないことから口がない。そこから「口無し」と呼ばれるようになった説。

あるいは、花のガクが鳥のくちばしに似ており、果実は梨に似ていることから「口梨」となった説

また、ヘビは古来「くちなわ」と呼称され、ヘビしかその果実を食べないことから、いつしか「クチナシ」に変化していった説があります。

もっとも候補なのは、和歌でクチナシの花は「口無し」と詠まれ、そこから転じた「口無し」説が有力です。

松任谷由実の歌の歌詞に使われたり、美容品にも使われたり、ガーデニアの恩恵は枚挙にいとまがありません。

 

まとめ

純粋な白い花を咲かせるガーデニア(クチナシ)の育て方を今回はご紹介しました。

デリケートな花なので、水やりと管理温度は特に気をつけてください。

また甘い香りに誘われて虫害も多いので、常に気を配ってあげましょう。

ガーデニアの甘い香りに包まれて、心地よい時間をお過ごしください。

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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