ハートカズラの画像

ハートカズラの育て方

  • キョウチクトウ科
  • ケロペギア属

ハートカズラの基本情報

ジャンル

観葉植物

形態

多年草

学名

Ceropegia linearis subsp. woodii

別名

ラブチェーン,セロペギア,ケロペギア

原産地

南アフリカ

ハートカズラの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

やや弱い

耐暑性

やや強い

耐陰性

あり

時期

植え付け・植え替え

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

肥料

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

開花

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
ハートカズラの育て方の画像

ハートカズラの育て方

ハートカズラは、ガガイモ科(キョウチクトウ科)に分類される、つる性の常緑多年草の多肉植物です。

原産地は、南アフリカの東南部です。

その名前が示すように、小さなハート型の葉っぱがキュートで、細長いつるが垂れ下がって生長していきます。

ハートカズラの基礎情報

ハートカズラの日当たり

ハートカズラは、元々が、強い直射日光でも大丈夫な植物です。

その為、真夏の強い直射日光にも耐える事ができて、葉焼けもあまり起こさないのでよく生長してくれます。

その為、基本的には、お日様の光によく当てて育ててあげる方が良いですが、

耐陰性も兼ね備えている為、明るい日陰でも大丈夫です。

少し分厚いカーテンで遮光してしまったようなところでも育つ事ができます。

しかし、日光の量が少ないと、葉っぱが落ちてきてしまいますので注意をするようにはして下さい。

直射日光に対する耐性はあるのですが、室内で育てていたものを、

急に戸外に出して日当たりの良いところに置いてしまうと、

葉焼けを起こしやすくなる為、室内から戸外へ移動したい場合には、

まず戸外でも明るい日陰→半日陰→日当たりの場所というように、段々と慣らしていってあげるようにします。

ハートカズラは、日光に当てて育てると、多肉植物の特徴とも言える肉厚の葉っぱになってくれます。

 

 

ハートカズラの置き場所

ハートカズラは、日当たりの良い場所で管理するのが一番ですが、

耐陰性もありますので、明るい日陰の場所でも十分に生育する事ができます。

しかし長期間の日光不足に陥ると落葉してしまいますので、気をつけましょう。

室内からいきなり戸外へと出すのは良くありません。

徐々に日光に慣らしてあげるようにしてから、日当たりの良い場所へと移動させるようにするのがポイントです。

直射日光に強い性質がありますが、最初から戸外で育てている場合とは少し違いますので、

その点は注意をする必要が出てきます。

また風通しが良い場所である事も大切です。

ハートカズラは、過湿の環境は苦手な為、風通しの悪い場所にずっと置いておくと腐りやすくなるからです。

しかし、あまりにも強風が吹く場所は、細長いつる(茎)がプチンと切れる原因となりますので、注意するようにしましょう。

耐寒性もありますが、綺麗な樹形を保つには、10℃前後の環境に置く方が良いです。

ただし人工的な温風は乾燥しているので避けるようにして下さい。

霜には弱いので、冬は室内へ移動させた方が良いでしょう。

 

ハートカズラの水やり

ハートカズラは、水のやり過ぎには注意が必要です。

夏場は、土が乾いていればしっかりと水やりをしなくてはいけませんが、

土が濡れている状態の時の水やりは、腐って枯れてしまう原因となるので注意して下さい。

特に日陰や室内で育てている場合には、戸外よりも少し乾燥気味でOKです。

ハートカズラは、多肉植物ですから過湿は苦手である事をよく覚えておきましょう。

しかし室内で育てている場合には、夏場のエアコンにより乾燥しやすくなります。

そうなるとハダニが発生しやすくなる為、霧吹きで適度に葉に水を掛けてあげるようにすると良いです。

 

 

ハートカズラの冬の水やりは、土が乾燥していてさらに数日経過した後で行うようにします。

冬場は乾燥気味の管理で十分です。こうしてあげる事によって、寒さに対して強くなるからです。

葉は乾燥していて、土が湿っている場合には、葉にだけ霧吹きで葉水をしてあげましょう。

 

ハートカズラの肥料・追肥

ハートカズラは、肥料が多いと根腐れを起こしやすくなる為、少なめでOKです。

生育期の春〜秋の期間に、月に1回程度を目安に薄めた液体肥料を少量施すようにします。

 

 

ハートカズラの用土

ハートカズラは、過湿の環境は良くない為、水はけが良い土である事がポイントです。

自作する場合には、「赤玉土6:腐葉土2:パーライト2」の割合で配合して作った土がおすすめです。

もしくは市販されている観葉植物の土を利用してもOKです。

しかし観葉植物の土よりも、サボテンや多肉植物用の土の方がより適しています。

 

 

ハートカズラの植え替え・植え付け・種蒔

ハートカズラを長い期間にわたって育てていきたい時は、必ず植え替えしてあげるようにして下さい。

ハートカズラは、生命力が旺盛なのでどんどん育っていき、鉢の中に根が張って一杯になってしまいます。

そうなったら植え替えのタイミングとなります。

そのままにしておくと、根詰まりを起こしてしまい葉っぱが落ちてしまう事が多くなってきます。

やり方ですが、植え替える前には、

鉢底部分から1/4 程度の深さまで砕いた発泡スチロールや軽石を敷いておくようにします。

鉢のサイズを変えずに植え替えをしたい時には、この時に株分けも一緒にするようにするのが良いでしょう。

鉢のサイズを変える場合でも一回り大きなサイズの鉢にとどめるようにします。

また植え替えは、一年に1回程度を目安に行うようにして下さい。

植え替えに最適な時期は、5〜7月頃です。

というのも、この時期はハートカズラの生育期にあたり、植え替えをしても株が弱りにくい為です。

植え替えは植物にとってはかなりのストレスとなりますので、植え替え時期というのは結構重要なポイントとなります。

植え替えのタイミングのサインですが、水やりをしても土にうまく浸透しなくなった、

一つの鉢の中に複数の株がある、お店などで購入してから1年以上が経過している、

鉢底から根っこが出ている、などです。

また植え替えの際には、新しい土にしてあげると根っこからの水分や栄養の吸収が良くなります。

植え付けですが、市販の土を使う場合にはパーライトを加えるか、

もしくは「赤玉土6:腐葉土2:パーライト2」の割合で配合して作った土を使います。

また水はけが良くなるように、鉢の1/3 くらいまで軽石を敷いて、その上にハートカズラと土を植えます。

 

ハートカズラの増やし方

ハートカズラの増やし方は、大きく分けて3つあります。

それは、挿し木、株分け、ムカゴ(胎芽)です。

いづれも適期は5〜7月頃となっています。

まず挿し木のやり方ですが、健康で元気なハートカズラのつるの部分を、2〜3節カットします。

そして先端部分にある葉を数枚程度だけ残し、あとはすべて取り除きます。

植え付ける時と同じ土と鉢を用意し、斜めにつるを挿します。

土を乾燥させないように水やりを行いながら、管理を続けます。

1〜2ヶ月程度で根が生えてきますので、そうなったら一回り大きなサイズの鉢の中か庭の土に植え替えます。

次に株分けですが、植え替えを行う時に、大きくなった株を数株に分けて、

それぞれを新しい鉢と土の中に植えます。

株分けした直後は、乾燥気味にするようにし、段々と水やりの回数を増やしていって、

最後は通常の管理方法に戻すようにします。最後にムカゴ(胎芽)です。

ムカゴというのは、つるの節の部分に形成される丸く膨らんだものの事です。

これが発生している時には、葉っぱを数枚ほど必ず付けた状態でムカゴを切り離します。

そして、ムカゴの頭部分が土の上から出ているように、深さを考えて植え付けるようにすると、

根が出てきて新しい株ができます。

 

 

ハートカズラの病気・害虫

ハートカズラは、生育期である春〜秋頃にかけて、風通しが悪かったり、

乾燥し過ぎの環境になってくると、アブラムシカイガラムシが発生しやすい状態になります。

もし発見した場合には、早い段階で薬剤を散布して駆除するようにします。

しかし、ハートカズラの茎というのは、とても細いだけでなく、

葉っぱも小さいので歯ブラシを使ってこすり落とすなどの駆除がしづらい事もあります。

予防としてはこまめに様子をチェックする事や、あまりにも乾燥している場合には、

霧吹きを使って水をかけてあげるようにするとある程度は発生を予防する事ができます。

 

 

ハートカズラの管理温度

ハートカズラは、冬越しをさせるには3〜5℃の気温が必要となりますが、

理想としては8℃〜10℃前後はほしいところです。

その気温だと、ハートカズラの樹形を綺麗に保てます。

寒い冬の時期は、霜に当ててしまうとすぐに枯れてしまいますので、

戸外よりも、室内のリビングなどの人の動きがある部屋に置いて管理してあげた方が無難です。

鉢植えはそのまま室内へ、庭に地植えしている場合には、

一時的に鉢植えにしてから室内に取り込んであげると良いです。

しかし人工的な温風は、ハートカズラには辛い環境となります。

直接温風が当たらない場所を考えて、置いてあげるようにする事が大切です。

また風通しが悪いと過湿の状態に傾いて、腐りやすくなってしまいますのでこれにも注意が必要です。

しかし強風でも、つる(茎)が細いので簡単に切れてしまいます。

その為、あまりにも風当りが強い場所での管理もNGです。

しかし基本的には、過湿しすぎないように注意をして、風通しと日当たりの良い場所で育てる事がポイントとなります。

ただし、耐暑性は高いとは言え、真夏の直射日光は強すぎる為、明るい日陰で育ててあげた方が良いです。

耐陰性もあり、明るい日陰での栽培もOKですが、その場合は少し徒長気味に育ちます。

 

ハートカズラの種類・品種

ハートカズラには、いくつかの品種があります。

セロペギア・ウッディー・レディハート」「セロペギア・ウッディー」「セロペギア・アンプリアータ」などです。

葉の色や模様(斑)、茎、花の色などがそれぞれ違っています。

 

 

ハートカズラの花の形態(どんな花を咲かせるのか)

ハートカズラは、夏頃に棒状をした赤紫色のちょっとユニークな形の花を咲かせます。

花の基部が少し膨らんでいて、花の表面には細かな手が生えています。

まるでエイリアンの手足のようにも見える面白い花です。

 

 

ハートカズラのトリビア

ハートカズラの風水

ハートカズラには、ストレスを軽減させるなどのリラックス効果があると言われています。

キッチンやリビングなどに置くのがおすすめです。

 

ハートカズラの花言葉

ハートカズラには、そのハート型をしたキュートな葉にちなみ、「協力」や「助け合う」という花言葉がつけられました。

 

 

ハートカズラの由来伝承

ハートカズラの名前の由来は、葉っぱの形がハート型をしており、つる状に伸びて生長する事から名付けられたそうです。

正式名は、「セロペギア・ウッディー」で、別名は愛の鎖という意味を持つ「ラブチェーン」となっています。

葉っぱは緑色の中に白い斑が入っており、葉の裏側は赤紫色となっています。

 

まとめ

今回は、ハート型の葉っぱがとても可愛らしく、長くつるを伸ばして生長するハートカズラの育て方についてご紹介してきました。

とても個性的でオシャレな雰囲気を持っていますので、

窓辺に飾ってみたり、つるを生かして棚に飾ってみたりと楽しみ方も色々です。

他の花や植物との寄せ植えにも良いアクセントになりますので大変おすすめです。

初心者でも丈夫で育てやすいのでぜひ一度挑戦してみて下さいね。

その可愛らしさにきっとハマってしまう方もいることでしょう!

 

 

※トップ画像はPhoto by mamiさん@GreenSnap

松本光男

松本光男

旅行と食べることが好きです。カフェめぐりや雑貨屋巡りも趣味です。 勉強しながら執筆させていただきます。幅広い内容を発信していきまたいと思います。

『ハートカズラの育て方』の記事をみんなに紹介してみましょう

観葉植物の新着コラム

観葉植物の新着投稿画像

観葉植物の種類

ニューサイラン

日陰でも育ちますが、できるだけ日当たりの良い場所で育ててください。 ニューサイランの育て方へ

ハラン

木陰などの日陰、または室内で育てます。 ハランの育て方へ

タマシダ

春~秋は明るい日陰に置き、冬は室内のガラス越しの日光が当たる場所で管理します。 タマシダの育て方へ

ワイヤープランツ

風通しがよく、日当たりのよい場所を好みます。 ワイヤープランツの育て方へ

アグラオネマ

直射日光を嫌いますので、年間を通して半日陰で育てます。耐陰性がありますので、明るい室内でも育てること... アグラオネマの育て方へ

アスプレニウム

明るい日陰で育てましょう。 アスプレニウムの育て方へ

GreenSnap

植物の名前を調べるなら

アプリで聞いてみよう!

★★★★★
ダウンロード
無料