アロカシアの画像

アロカシアの育て方

  • サトイモ科
  • アロカシア属

アロカシアの基本情報

ジャンル

観葉植物

形態

多年草

学名

Alocasia

別名

原産地

東南アジアなど

アロカシアの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

弱い

耐暑性

強い

耐陰性

あり

時期

植え付け・植え替え

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

肥料

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
アロカシアの育て方の画像

アロカシアの育て方

アロカシアは、素朴だけれど生き生きとした緑色の葉を特徴とする植物。

種類も豊富で10センチほどの小ささから、葉のサイズだけでも人間が傘代わりに使えるようなものまで揃っています。

今回はそんな観葉植物・アロカシアの育て方を簡単にご紹介します。

基礎情報

日当たり

アロカシアは、熱帯アジアからオーストラリアにかけて65種類ほどが生息している多年草植物です。

つまり、台湾、インドシナ、インドにあり、また日本でも四国の南部から九州雨の南部を経て琉球列島にも分布しています。

これら地域で育つこともあり、原則年間を通して日当たりの良い場所で育ててあげる必要があります。

例外として葉が金属光沢を持つ種は、レース越しの陽射しが当たる半日向か、室内の明るい日陰で育ててあげましょう。

森に自生するタイプなので、直射日光に当たってしまうと、葉が焼けてみるみるうちに黄色くなっていまいます。

ただし日に当たる時間が少ないと葉が垂れ下がって葉柄が折れてしまいます。

そのため暗すぎる場所は控え、少しでも明るい場所で育ててあげてください。

葉が日の当たる方へと傾く傾向があるので、バランス良く育てたい方は特にこまめに向きを変えることがポイントです。

 

置き場所

熱帯地域で育つこともあり、暑さは強いですが、反面耐寒性は低いです。

そのため金属光沢を持つ種意外は、春から秋は戸外でも問題ありません。

ただ冬はどちらの種でも室内でも15度以上の場所に置きましょう。

さもなくば枯れてしまうので要注意。

 

水やり

5月〜9月にかけてが生長期のため、鉢の土が乾く度に水をたっぷりと与えてあげましょう。

常に乾かないようにすることが肝心です。

また、それとは別として葉に霧吹きをかけてあげれば、ハダニ対策にもなるのでおすすめします。

したがって、1〜4月は控えめに、

4月中旬〜5月中旬はやや控えめに、

5月中旬〜9月中旬までは乾くたびにたっぷりと、

9月中旬〜10月はやや控えめ、

11月〜12月までは控えめという形で水やりをするのがベストでしょう。

 

 

10月に入る時点で与える水の量は控えめにしておく必要があります。

そして冬に入った際には、鉢の土が乾いてから4・5日ほど経った後に水を与えてください。

日中の温かい時間に行いましょう。

なお加湿設備がない場合には通常の水やりはやめ、葉に霧吹きで水をかける程度にしましょう。

冬は特に乾燥するので葉が枯れたり、ハダニが発生するので用心が必要です。

なお冬は休眠状態することもあるので、その際には適宜処理しましょう。

 

 

肥料・追肥

生長期の5月〜9月には緩効性化成肥料を2ヶ月に1度の頻度で与え、葉をよく出させて冬に備えさせます。

また同時に、即効性の液体肥料を1週間〜10日に1度与えるか

月1の頻度でカリ分の高い微粉のハイポネックスといった液体肥料を与えましょう。

 

 

用土

水持ちのいい腐植質で水はけのよい土を好みます。

そのため赤玉土(小粒)6、腐葉土3、川砂1の割合で配合した土などがよいでしょう。

 

植え替え・植え付け・種蒔

観葉植物のため生育が旺盛です。

根が鉢の底から出て来るほどに成長したら、必ず植え替えましょう。

したがって、中〜小鉢は毎年5月から8月の間に一回り大きなものに替えてしまいましょう。

初めから大きな鉢で育てている場合には、2年に1度の頻度で、

根のを3分の1ほど(傷んだ部分を特に)切り落とした状態で今まで通りのサイズか大きなものに替えてください。

なお葉が金属光沢の種類は、5月半ば〜8月までに植え替えてください。

葉が残った株は古い用土を3分の1ほど落として、新しい用土に植え替えてください。

冬場に枯れてしまった株は、植え替えの時期に鉢から抜いて芋がしっかりと残っていれば、

再度芽を出す可能性が高いので用土に植えなおして上げましょう。

 

 

増やし方

取り木や挿し木で増やすことが可能です。

取り木ならば6月〜7月が適期で、切り取ったら同年の10月までには鉢に植え付けましょう。

切り取った際には雑菌が入りやすいので、園芸用の殺菌剤などを切り口に塗り込んでおきましょう。

一方の挿し木は、5月〜7月に茎の部分を5センチほど切り取って土にさしてください。

なお雑菌を防ぐため、挿す前に必ず表面を乾かしておくのがポイントです。

 

 

病気・害虫

空気が乾燥し、室内だと高温になる冬などは特に「ハダニ」が発生します。

そのほかにも「ナメクジ」が新芽を好んで食べてしまうこともあります。

粘膜のようなものを見つけ次第専用の殺虫剤を撒きましょう。

また急に葉が倒れ始める「軟腐病」にかかる可能性はあります。

水のやり過ぎが原因となって起こる事が多いので、水やりを一旦控えてください。

次いで腐敗した部分を切り取って、傷口を乾燥させてから新しい用度に植え替えてください。

 

 

管理温度

熱帯地方で育つ植物のため高温多湿の環境を好みます。

したがって水やりさえ適当に行えれば、比較的高い温度でも耐えられます。

熱帯系ならば強制的に休眠させても15℃前後、冬場も生育したいのならば20℃以上に保ってください。

一方のクワズイモ系ならば3〜5℃あれば冬越しは可能です。

ただクワズイモだけは10℃ほどあった方がよいでしょう。

いずれにせよ冬は室内に取り込むことで問題はありません。

乾燥を嫌うため、エアコンの暖風が当たらないよう心がけましょう。

 

種類・品種

特によく知られている品種としては、クワズイモが挙げられるでしょう。

アロカシアの中でも耐寒性の高い特別な種類ですが、何よりその姿が特徴的。

里芋のような塊状ではなく、棒状に伸びる根茎があり、

時として分岐しながら地表を這い、先端はやや立ち上がった形で伸びます。

そしてその先端には数枚の葉をつけます。

大きさは、個体差がありますが、草丈が人の膝までのものから背丈を超える特大級のものまで揃っています。

葉は60センチもの長さになり、全体として楕円形で波状の鋸歯がついています。

「食わず芋」とされる名前通り、見た目は里芋いていても、強い毒性のために食べることはできません。

なおこの毒は皮膚の粘膜に対しても刺激が強いため、切り口から出る汁にも触れないようにすべきです。

日本ではよくサトイモと間違え手食べたことでの食中毒が多く発生しているため、要注意!

ただ中国では、腹痛や赤痢、ヘルニアなど、さらには外的には膿瘍、ヘビ毒や虫刺症の治療薬として受け入れられています。

またベトナムでは風邪の治療薬として利用されています。

東大寺正倉院に収められている『種々薬帳』『出雲国風土記』『神農本草経』等に出てくる薬草「狼毒」は、

クワズイモの根の部分だ、とする説もあるほどに有名です。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

アロカシアの中でも、クワズイモ葉の白い棒状の花を咲かせます。

花は初夏から夏にかけて出現。

株が充実すると葉っぱの陰から花を咲かせます可愛らしい姿です。

クワズイモの花は、黄味を帯びた白い花穂を緑〜白の仏炎苞が囲むという変わった姿が魅力的です。

実は仏炎苞が花穂を囲んでいるのは、サトイモ科の花の特徴なのです。

そのため間違えられがちです。

なお仏炎苞が花穂を囲んでいる理由としては、

昆虫を仏炎苞の中で閉じ込めることで受粉させようと働きかけている証拠なのです。

花からは独特な甘〜い匂いがします。

花の香りを楽しんでみるのも、一つの楽しみ方です。

 

 

トリビア

風水

アロカシアのような大きな葉の観葉植物は、空気を浄化する効果が高いと言われています。

風水において、空気を浄化する効果が高い観葉植物というのは、室内の悪い「気」を浄化する力も強いと考えられます。

そのため、アロカシアは「厄除け・魔除け」の観葉植物となるでしょう。

なお置き場所として適しているのは、多くの人が出入りする玄関、もしくは人が集まって楽しむ空間であるリビングなどでしょう。

または疲れが溜まってバターンと倒れ込む別途のそばに置いておくと、

その日一日で溜まった悪運、悪縁がすっきりとれるかもしれませんよ。

 

花言葉

アロカシアの中でも有名なクワズイモには「復縁」「仲直り」というやさしい花言葉あります。

そのため女性からの人気も高いようです。

100円ショップの観葉植物コーナーでも変える場合もあるようなので、是非探してみてください。

置き場所は、風水的には浄化効果もあるので玄関やベットサイドなどに置くのもよいでしょう。

もしくは家族円満などを望んでいるのならば、リビング飾っておくのも吉です。

 

 

由来伝承

アロカシアの中でもクワズイモという比較的冬に強い種類に関する伝承が日本にはあります。

平安時代の頃、ある村人が里芋を焼いているところへ、空腹に苦しむ弘法大師が現れ「食べさせてくれ」と希いました。

ところが意地悪な村人は「これは食えない芋だから」と断ってしまったのです。

すると弘法大師が去った後に、この芋を食べようとした村人はそれがクワズイモに変わっていたという伝承です。

クワズイモには毒があるのです。

ただこの伝承はクワズイモではなく、固くなったサトイモだったという説もあります。

かの有名な人物に関わる逸話が残っていることもあるからこそ、今も愛されている植物なのかもしれませんね。

 

 

まとめ

今回は大きな葉が特徴のアロカシアの育て方について簡単にご紹介しました。

中でも日本の伝承が残っているクワズイモなどは風水、花言葉的にも魅力のある植物なので、是非とも育ててみてほしいです。

こうした占いごとに興味のない方は、

その他の大きな葉を持つ種のアロカシアを育てて、ジブリ映画『となりのトトロ』で大トトロが持っていた傘のような植物ですから、

自宅でお子さんと一緒に真似してみるのもいいかもしれませんね。

大型の種類としては、沖縄や小笠原諸島に生息するアロカシア・オドラが挙げられます。

もし小さいサイズでも楽しんでみたいと言う方は、小型のシマクワズイモや、インドクワズイモなを育ててみると良いかもしれません。

ちなみに一番流通している種は葉縁と主脈が銀白色のアロカシア・アマゾニカです。

神秘的な色合いが人気を破棄しているようですよ。

松本光男

松本光男

旅行と食べることが好きです。カフェめぐりや雑貨屋巡りも趣味です。 勉強しながら執筆させていただきます。幅広い内容を発信していきまたいと思います。

『アロカシアの育て方』の記事をみんなに紹介してみましょう

観葉植物の新着コラム

観葉植物の新着投稿画像

観葉植物の種類

ホヤ

真夏の直射日光は避けますが、日当たりのよい場所で育てます。冬場は5℃より下回る場合は室内に入れ、日当... ホヤの育て方へ

ガジュマル

年間を通して日当たりがよい場所に置きます。気温が5℃より下回る場合は室内に入れ、日当たりの良い場所に... ガジュマルの育て方へ

アスパラガス

年間を通して日当たりのよい場所で育てます。真夏は直射日光を避け明るい日陰に置きます。冬場は室内の日当... アスパラガスの育て方へ

ソフォラ

日当たりを好みますが、暑さには弱いので夏は半日陰で育てます。寒さには強いですが、冬場は0℃より下回る... ソフォラの育て方へ

シュロチク

一年を通して室内で育てることができます。明るい日陰でも育ちますが、できるだけ日当たりの良い場所で育て... シュロチクの育て方へ

カンノンチク

一年を通して室内で育てることができます。明るい日陰で育ててください。 カンノンチクの育て方へ

GreenSnap

植物の名前を調べるなら

アプリで聞いてみよう!

★★★★★
ダウンロード
無料