イポメアの画像

イポメアの育て方

  • ヒルガオ科
  • イポメア属

イポメアの基本情報

ジャンル

観葉植物

形態

多年草

学名

Ipomoea batatas

別名

さつまいも

原産地

メキシコ南部

イポメアの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

弱い

耐暑性

強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

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肥料

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イポメアの育て方の画像

イポメアの育て方

葉の形や班が美しく魅力的な植物が人気を高めています。

じゃがいもの園芸品種として栽培されるイポメアについてご紹介します。

カラーリーフにされているイポメアはどのようにして育てていくのが良いのかみていきましょう。

基礎情報

日当たり

イポメアは真夏の日差し、特に直射日光に非常に強い植物です。さらに半日陰でも育てることができるので場所を選びません。

春〜秋にかけては戸外で育てると良いでしょう。冬は鉢植えであれば、ガラス越しで日が当たる場所で管理して下さい。

日当たりを好むので置き場所を考えておきましょう。暑さに強い植物なので他の植物と一緒に植えても問題ありません。

 

置き場所

日光にも強いのもありますが、イポメアは多湿にも強い特徴を持っています。

夏は余裕を持って越すことができるでしょう。冬場は室内での管理にしてあげましょう。

庭に植えてグランドカバーとして利用することも多くなってきています。

それほど夏には負けないじゃがいもとなっています。

イポメアは暑いところでなければ生育が悪くなるという植物の中では一番強いのではないかと考えられます。

 

水やり

基本的に水やりはさほど行わなくて良い植物です。夏は、土が乾いてきたら水やりを行います。

冬は乾燥気味に管理します。葉が残っている場合は、定期的に水やりを与えるようにします。

葉がひとつも残っていなければ水を与えなくてもいいです。

ジョウロに入れてジャブジャブ与えるというよりかは、霧吹きで葉っぱに水をかけてあげるようにして下さい。

 

肥料・追肥

主に植え付けを行うときに同時に元肥を与えます。堆肥や牛糞などを土に混ぜておきましょう。

どうしても元気がないときはイポメアは春〜秋にかけて生育期に入ります。

その期間に緩効性化成肥料を2〜3か月に一度与えましょう。

速く効く液体肥料でも効果がありますが、液肥の場合は10日〜14日に一度施します。

 

用土

腐植質と呼ばれる暗めの黒い土色または暗い褐色をした高分子物質の水はけの良い土を選びましょう。

市販で売られているものを利用するのであれば小粒の赤玉土と腐葉土を7:3で配合させましょう。

腐植質の中に入っている植物成分などが土の中で分解したり縮合したりして生成されます。

わかりやすく言うと落ち葉のことです。落ち葉には通気性や排水性そして保水性がある植物にとってありがたい用土になります。

 

植え替え・植え付け・種蒔

イポメアは霜が当たると傷んでしまいます。植え替え・植え付け共に行う時期は霜が降りない春まで待ちましょう

寒い地域では4月になっても霜が降りていることがありますので状況に合わせて植え付けを行いましょう。

植え付けには庭植えもいいですが花壇やプランターに植えてけるのもおすすめです。

購入したものが鉢に植えられていることがあります。

そのまま育ててしまうのはイポメアにとって良くないので植え替えを行ってあげましょう。

用意する鉢は一回り大きいものではなく倍になる大きさの鉢に植え替えます。

また、イポメアには秋になるとさつまいもに似た実を収穫することが出来ます。

実際に食べることが出来ませんが、凍らないように保存して春まで置いておきましょう。

春に種いもとしてまた植えると発芽できます。

苗が高価なものではないのであまりこの方法をすることはありませんが、やってみたい方はぜひ挑戦してみてください。

 

増やし方

イポメアには種ができますが、種蒔から増やすのは難しいです。

花が咲きづらいのでその分実や種を取るのも一苦労です。種を入手したいのであれば販売している種を購入しましょう。

では、イポメアの増やし方はどうするのでしょうか。イポメアは「挿し芽」で増やすことが手っ取り早いです。

挿し芽を行うのは6月〜9月が適期です。やり方は、茎を10cm〜15cmに切ります。

先端に葉を2・3枚残して下葉は落としてしまいます。バーミキュライトとパーライトを同じ量を用意し植え付ける用土に混ぜます。

1対1の割合で混ぜ合わせると良いでしょう。茎の長さを3分の1または2分の1を用意した土に挿します。

その後、明るい日陰に配置します。この時、さし床を乾燥させないように注意しましょう。

さし床とは、挿し芽や挿し木の用土を入れた容器のことを言います。1か月経てば鉢に移植を行うことができます。

 

病気・害虫

イポメアの病気には、黒斑病や立ち枯れ病にかかることがあります。

黒斑病とは、主にじゃがいもやさつまいもの実に黒色をした大きい楕円形の斑点が出来てしまう病気です。

実だけでなく葉や茎などにも被害が表れます。下葉を黄化されてしまいます。

原因は、土壌の中にある糸状菌の一種が引き起こすものです。いわゆるカビです。

黒斑病が発生したら防去または焼いて処分してしまいます。

発生する前に「GFベンレート水和剤」などの薬剤を撒いておきましょう。

黒斑病にならないためには、多湿にならないように気をつけることです。排水の良い環境を整えて育てましょう。

雨の多い季節を要注意です。立ち枯れ病とは、株全体の成長が悪化する病気です。

こちらの病気でも進行すると下葉が黄化して立ち枯れを引き起こしてしまいます。

主に4〜5月頃にみられ11月まで発生します。立ち枯れ病は高温多湿になると広がります。

立ち枯れ病が発生した苗は処分することになります。葉が黄色くなったものは早めに除去します。

どちらも春〜秋にかけて発生するので注意しましょう。

そしてアブラムシによる被害も考えられるので駆除するようにしましょう。

室内で管理していると1年を通して見かけることがありますので毎日チェックを行って下さい。

戸外でも春〜秋に葉の裏に発生するので気をつけて育てましょう。

 

管理温度

イポメアには、耐寒性が10度あり、暑さには強いのが特徴です。

イポメアの実を保存しておくのであれば13度前後をキープして管理しましょう。

気温が上昇してしまうと中途半端に生育することになります。

15度を下回ると枯れてきてしまいますので冬場は管理に注意しましょう。

鉢植えであれば室内に移動して下さい。

 

種類・品種

イポメアは熱帯や温帯地域など世界中に自生し約650種類もあります。

熱帯や温帯地域とは、メキシコ南部から中央アメリカなどを指します。イポメアはさつまいもの園芸品種です。

その他、アサガオ・ルコウソウナボの園芸植物も含まれます。最も栽培されている種類が「テラス・ライム」という品種が主流です。

テラスライムは発色のある黃緑色の葉でクローバーに先が尖ったような形をしています。

イポメアは遡ること25年前、葉っぱの色が茶色に紫がかった色をした「ブラッキー」と呼ばれる品種があります。

これは「ルドルフ・レールス」という名前で導入されるようになりました。

スイート・キャロライン」という品種のシリーズが注目されています。

シリーズの中でスイート・キャロライン・パープルが一番人気で名前の通りパープル色の葉が生えたりや花が咲きます。

スイート・キャロラインには、「ライト・グリーン」や「ブロンズ」もあります。

テラスライムと形がよくにており寄せ植えなどによく用いられています。

その他に、緑の葉にピンクや白の班が入る「トリカラー」や「イポミア・バタタス‘トリコロール’」という品種も存在します。

メープルリーフ」という品種は、葉が緑で葉脈に合わせて黄色っぽい班が付きます。

インテリアグリーンとしても利用価値のあるイポミアです。黄色い花を咲かせる「イポメア・ツベキュラータ」というものもあります。

これは黄色いアサガオともいわれ注目を集めています。非常に珍しい品種なので見つけたらラッキーです。

種に毛が生えているのも珍しいです。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

イポメアの花は咲きづらい植物ですが、日本では鹿児島県と沖縄県以外では花が咲かないとされています。

しかしこの2県以外でも多少は花を咲かせます。冬にアサガオの花に似た花を咲かせます。

テラスライムでは薄紫色の花が咲くので鑑賞も楽しめます。

品種によっては秋以降の開花となりますので寒い季節に華やかさを演出してくれるでしょう。

あまり花を見ることが出来ないのは植物として残念です。

 

トリビア

花言葉

イポメアの花言葉には、「甘い思い出」、「活力」という意味があります。

半日陰でも育ち直射日光に負けないところから「活力」という意味がつけられたのかもしれません。

甘い思い出という花言葉には、スイートピーやニチニチソウにもあります。

サツマイモの花言葉には、乙女の純情や幸運といった内容になっています。

朝に花を咲かせるアサガオには、愛情・愛情の絆・儚い恋・固い約束などの意味があります。

 

由来伝承

イポメアはヒルガオ科さつまいも属の学名からつけられた名前です。

なのでさつまいもの観葉園芸植物の仲間に入ります。

イポメアは「Ipomoea」となりさつまいもは「Ipomoea batatas」という学名になっています。

Ipomoea(イポメア)の語源にはギリシャ語で芋虫という意味がある「ips」という言葉と似たという意味の「homoios」を合わせて作られています。

生長するとともにつるが物に絡んで這い登っていく様子から由来されています。

英名では「スィートポテト」と呼ばれているそうですよ。また、リーフイポメアという別名も持ち合わせています。

 

まとめ

カラーリーフとして楽しめるイポメアの育て方をご紹介しました。葉の形が特徴的で女の子の顔にしたような形をしています。

品種によっては黒に紫色を混ぜたものや緑色の葉にピンクの班が入るなんて魅力的ですよね。

じゃがいもを育てられないという方は食べられませんが、代わりにイポミアを育ててみませんか。

お庭のグランドカバーとしても利用されるイポミアを植えてみてはいかがでしょうか。

夏の暑い時期に屋外で育ててもへっちゃらです。何か植物を育てたいけど置き場所に困っているならばイポミアがおすすめです。

希少な花も咲かせてみたいものです。

 

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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