ローズマリーの画像

ローズマリーの育て方

  • シソ科
  • マンネンロウ属

ローズマリーの基本情報

ジャンル

ハーブ

形態

多年草

学名

Rosmarinus officinalis

別名

マンネンロウ

原産地

地中海地方

ローズマリーの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

強い

耐暑性

強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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ローズマリーの育て方の画像

ローズマリーの育て方

ローズマリーといえば西洋料理が思い出されます。

煮込み料理に入れたり、オリーブオイルと一緒に漬け込んだり、肉の臭み消しにも使われています

ローズマリーがキッチンに常備してあると便利です。ローズマリーの育て方を知って、家庭で栽培してみませんか。

基礎情報

日当たり

ローズマリーは日光を好みます。日当たりの良い場所で育てるとよいです。

真夏の直射日光に当たってもあまり弱ることもありません。逆に、日当たりがあまり良くなくても枯れることなく育ちます。

夏と冬で置き場所を変えることが難しければ、初めから半日陰で育ててもよいでしょう。

ただ半日陰でも育ってくれるローズマリーですが、冬はやはり日照不足になりがちです。

特に株が密集していると株元まで光が届かずに枯れてしまうことがあります。

明るい時間帯に日光浴をさせるか、株元まで光が届くように剪定する必要もありますので、ローズマリーの状態を見て管理しましょう。

 

置き場所

半日陰でも育つローズマリーですので、置き場所はあまり選びません

ただ湿気にはそれほど強くありませんので、じめじめした場所で育てると株の生育が悪くなり、弱ってしまうこともあります。

日陰でも風通しのよいカラッとした場所に置くようにしましょう。

雨が当たる場所も避けた方が無難です。また耐寒性がありますので、気温が0℃くらいまででしたら戸外でも問題ありません。

極寒地でなければ防寒対策をしたり室内に移動させたりする必要はないでしょう。

 

水やり

細くて硬めの葉っぱをもつローズマリーは、比較的乾燥に強くて水を吸う量も他のハーブよりは少なめです。

ですので思っているよりも水やりの頻度は少ないかもしれません。

基本的に土の表面が乾いていれば水をたっぷりと与えてやるのですが、表面が乾いていても土の中は湿っていることがあります。

少し土を掘ってみて、中もしっかりと乾いていれば水やりのタイミングです。鉢の底から水がしみ出してくるまで水をあげます

また、夏場の水やりで悩みがちなのが、朝に水をあげるのがいいか、それとも夕方がいいか、ということです。

これはどちらの時間帯でもそれぞれに良い点があり、答えを出すことが難しいです。

朝に水やりをする利点は、夕方だと土にまだ暖かさが残っているので、水やりをすると根が傷んでしまうためです。

逆に夕方に水やりをする利点は、朝に水をあげるとその後の日射で土が乾きやすくなるので、日が沈んでからあげる方がゆっくり水を吸わせることができるからです。

どちらも最もな理由ですので、自分のライフスタイルに合わせて水を与えてあげるのがいいかと思います。

また夏は気温が上がりますので、土が乾いてローズマリーがくたっとしていたらすぐに水を与えてあげましょう。

一日に一回という決まりはありません。元気がなくなっていたら一日に二回与えることも必要です。

 

夏の水やりとは違い、冬はそれほど水を必要としません。環境によっては一週間くらい水やりの必要がない場合もあります。

ただ室内で育てているのでしたら暖房などで空気が乾燥しがちです。

ローズマリーの状態を見て水を与えるようにします。

夏の水やりと同じように、土の中まで乾いているのを確認してから水やりをしましょう。

 

肥料・追肥

春と秋に液体肥料をあげます。化成肥料はローズマリーを弱らせてしまうので避けましょう。

肥料をあげる目安は10日に1回程度ですが、与えなくても枯れることはありません。

逆に与えすぎると弱々しく成長してしまうことがあります。

これはローズマリーがもともと乾燥した土に雑草のように生えているためです。

また夏は暑さのために生育が止まりますので、液体肥料をあげるのは控えましょう。

 

用土

ローズマリーは湿気にあまり強くないので、水はけのよい土を用意します。

川砂などを混ぜると水はけがよくなります。もしくはハーブ用の土を使いましょう。

ローズマリーは基本的にどんな土でも育ってくれるので、あまり神経質になる必要はありません。

 

植え替え・植え付け・種蒔

ローズマリーはとてもよく育ちます。鉢植えで育てている場合は1年か2年に一度、植え替えをした方がよいでしょう。

鉢は一回り大きなものを用意します。植え替えの時期は真夏や真冬でなければいつ行っても大丈夫です。

春になって新芽が伸びてくれば、植え替えにより適した時期といえます。

種時は4月から5月あたりです。よく育つローズマリーですが発芽するまでには1カ月近くかかり、その後もあまり成長しません。

最初の冬を越したあたりから、急成長するようになります。

 

増やし方

ローズマリーを増やすには挿し木がおすすめです。春か秋に行い、生育が衰えている真夏は避けましょう。

丈夫な枝を10cmほどに切り、下の方の葉っぱは取り除きます。

その後に挿し木用の土に挿すのですが、この時使用するのはバーミキュライトがおすすめです。

培養土や古い土は雑菌がいるので挿し木には適していません。

挿し終わったら直射日光を避けて明るい日陰やレースのカーテン越しなどに置いて管理します。

水はやや控えめにあげましょう。あげ過ぎると根が伸びてきません。1カ月ほどで発根しますので、それから土に植え付けます。

ローズマリーは植え替えには向いていませんので初めからややゆったりめの鉢やスペースに植え付けるようにします。

水はけをよくするためにも根本は高めに植えましょう。

 

病気・害虫

かかりやすい病気や害虫はほとんどありません。

たまに風通しが悪いとハダニやカイガラムシがついてしまうこともありますが、その葉っぱを取り除けば問題ありません。

 

薬用や用途

ローズマリーは用途がとても幅広いハーブです。

肉料理や煮込み料理などに使われる他、ハーブティー、ドレッシングなどにも使われています。

また乾燥しても香りが続くため、部屋に置くと消臭効果もあります。

また美容効果も期待されており、化粧水やトニック剤、精油ですと脱毛やフケなどにも有効であるといわれています。

 

利用部分

木の部分はあくが出てしまうので利用できません。

枝が木質化している場合は葉っぱの部分だけを使います。緑の枝でしたら全部使うことがます。

 

管理温度

気温が0℃くらいまで下がっても育つように、霜に当たるくらいでしたら問題ありません。

ですが強い霜に当たってしまうとやはり枯れてしまいますので、極寒地などでしたら冬は室内で管理しましょう。

 

種類・品種

ローズマリーには3つの系統があります。

「トスカナ・ブルー」「ミス・フェサップ」などの勢いよく生育する立性タイプ、「サンタバーバラ」「プロストラータム」などの地面を張って伸びるほふく性タイプ、「ウッドローズマリー」「ブルーボーイ」などの立性とほふく性の中間タイプです。

 

収穫

ローズマリーは利用する時に必要な分だけを切って収穫します。

その時、伸ばしたい芽がある節の上で切りとれば、そこから脇芽が伸びてくるので増やすことにもつながります。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

ローズマリーは茎の先に数cmほどのとても小さな花を咲かせます。

花の色は白や淡い青、薄い紫、ピンクなどです。

 

トリビア

風水

清浄化作用の高いローズマリーは、お風呂で使うと悪い気を流すことができるといわれています。

 

花言葉

ヨーロッパでは古くからお祝いや葬儀などでローズマリーが使われていました。

このことから「変わらぬ愛」「あなたは私を蘇らせる」「追憶」「思い出」などの花言葉が生まれたとされています。

 

由来伝承

ローズマリーは学名を「ローズマリナス・ローズマリヌス」といいます。

これは「海のしずく」をいう意味のラテン語で、ローズマリーの花の形や色をたとえたのだとされています

英名の「ローズマリー」が聖母マリアのバラという意味に解釈されているのは俗説ともいわれています。

 

まとめ

一年中緑の葉っぱをつけているローズマリーは観賞用としてはもちろん、実生活でも私たちの役に立ってくれています。

料理やハーブティー、エッシェンシャルオイルなどその用途の幅は様々です。

丈夫で育てやすいローズマリー、ぜひ挑戦してみてください。

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takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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