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ラベンダーの育て方

  • シソ科
  • ラウァンドゥラ属

ラベンダーの基本情報

ジャンル

ハーブ

形態

低木

学名

Lavandula angustifolia

別名

コモンラベンダー,トゥルーラベンダー

原産地

地中海沿岸

ラベンダーの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

普通

耐暑性

普通

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

1
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肥料

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開花

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ラベンダーの育て方の画像

ラベンダーの育て方

知らない人はいないであろうほど、あらゆる製品などの香りとして使われているラベンダー。

見た目も愛らしく、ハーブとしての効能も優れているため、ずっと人気となっています。

今回はそんなラベンダーについて、育て方を中心に簡単にご紹介します。

基礎情報

日当たり

ラベンダーは地中海沿岸が原産ということもあり、日当たりの良い場所に置くと良いです。

日照不足になると花つきが悪くなるので注意しましょう。

ただ系統によっては高温多湿を好まない種類もあるため、夏場は特に西日が当たらず、直射日光も当たりにくい場所を選ぶ必要があります。

庭植えで育てる場合は、ネットをかけてあげるのも手かもしれません。

 

置き場所

系統によっては高温多湿を苦手とするため、日当たりが適度によく、風通しのいい場所で育ててあげるのがベストとなります。

特にウーリー系が多湿にかなり弱いため、必ず風通しの良さを保てる場所を探し、置いてあげましょう。

 

水やり

ラベンダーの水やりは、乾燥気味の土壌を好む性質を考えて、土の表面が乾いてから与える程度に抑えておきましょう。

タイミングとしては葉が少しやわらかく垂れ下がってきたときがベストです。

夏場は特に過湿にしないように注意する必要がありますが、時期的に重なる可能性のある開花中は例外です。

たっぷりと与える必要はありませんが、決して水切れ状態にならないように注意して水やりを行う必要があります。

なお鉢植えの場合には、雨が長く続くときは室内へ移動させてください。

 

冬場の水やりは控えめにしましょう。

冬は生育が鈍る時期なので、寒さに強い種であろうとも控えなければ、逆に霜となって根を傷める可能性があります。

霜に注意するためにも夕方ではなく、朝に与えるのがポイントになります。

 

肥料・追肥

ラベンダーは肥料を与えすぎてしまうと傷んでしまいます。

そのため肥料は、第一に植え付け時に元肥として緩効性化成肥料を土に混ぜ、そして庭植えの場合には特に、固形肥料を春と秋に少量、もしくは薄めた液体肥料を与えてください。

どちらにせよ適量を守ることが、きれいに花をたくさん咲かせるためのポイントとなります。

ただし全く与えないと徒長して、見苦しくなるので気をつけてください。

 

用土

ラベンダーは多湿を嫌う種が多いということで、水はけがよい土壌を好みます。

もしも配合土を利用する場合には、赤玉土5・腐葉土3・川砂2の割合で混ぜた用土を利用してください。

市販の野菜用の土を使ってもいいですが、可能ならば、赤玉土などを加えて使うことをおすすめします。

ただ最近ではラベンダー専用の用土も販売されているので、そちらを使うのも手かもしれません。

 

植え替え・植え付け・種蒔

ラベンダーは、根詰まりをストレスとして枯れてしまう可能性が高いので、定期的な植え替えが必要になります。

鉢植えで育てている場合には、過大な鉢を使うと過湿になってしまうので、基本5~6号鉢に植えつけるといいでしょう。

植え付けの適期は、春と秋ですが、高温多湿が大の苦手なイングリッシュラベンダー、ラバンディンの系統は、春に植えたほうが、開花時期までに根が張って丈夫になり、夏越しがしやすくなります。

地植えの場合には、植え替える必要はありません。ただ水はけをよくするため、山高に土を盛り上げたうえで植え付けてください。

 

増やし方

ラベンダーは、挿し木と種蒔きで増やすこととができます。

まず挿し木の場合、適期である5月~6月・9月~10月の間に、虫や病気が見られない元気な芽を10センチ程度に切り、さし穂としてください。

そのさし穂は、土に埋める部分に付いている葉は、全部取リ除いておいてください。

なお春に行った方が、若苗が簡単に夏越しできるので、株の更新の点で有効です。

一方の種蒔きは、3月~4月にしてください。タネは発芽しにくいため、発芽まで約2週間もかかります。

芽が出るまでは、土を乾かさないように注意してください。なお発芽の条件として、一定の低温にある程度に期間あてることがあるので、多少寒い時間を過ごさせる必要もあります。

なお種の段階から育てると、香りなどが変化する場合があることを忘れないでください。

 

病気・害虫

ラベンダーが成りうる病気としては、うどんこ病が挙げられます。

風通しの悪い環境で育った場合に、茎や葉が白いコナに覆われて生育が鈍くなってしまうという病気です。

未然に防ぐならば風邪通しての良い場所で育てること、発生後に処理するならば殺菌剤を散布するだけでいいでしょう。

害虫は、4〜5月に現れるアブラムシが挙げられます。見つけ次第、潰して駆除しましょう。

 

薬用や用途

ラベンダーをはじめとするラヴァンドラ属の植物は、古くからポプリやハーブティーの材料として、料理の風味付け、美容、観賞用等に用いられてきました。

特にラベンダーは、多くの薬効を持っており、ストレスでこわばった心身のリラックス、不安や緊張を和らげるといった神経を安定させる作用、消炎作用を持っています。

他にも抗菌・殺菌作用もあるため、防虫効果も期待できるとされています。

 

利用部分

ラベンダーは使い方にもよりますが、主に花穂の部分を用います。

 

管理温度

ラベンダーは暑さを苦手とはしていますが、多少の耐暑性はあるので屋外で夏場は日陰であれば、基本育てても問題ありません。

ただし耐寒性には限度があり、マイナス3℃〜5℃までしか耐えられないので、冬場は室内で育ててあげる方が無難でしょう。

 

種類・品種

ラベンダーには様々な品種が存在します。

系統に分けてみると、コモンラベンダーとも呼ばれる品種がある「アングスティフォリア系」、

少し花を付くような清涼感のある香りが特徴の「ラバンディン系」、

花がうさぎの耳の形をしている「ストエカス系」、ギザギザとした葉が特徴の「デンタータ系」

レースラベンダーとも呼ばれる葉が特徴の「プテロストエカス系」などが挙げられます。

これ以外にも多種多様な種類が存在していますが、種類によっては暑さに強い種もあるので、育てやすくてカワイイと感じたものを選んで育てるのも手かもしれません。

 

収穫

ラベンダーの収穫は花穂の刈り取りになります。

花が二分咲きから満開になるまでの間に、葉を4〜8枚ほど付けた状態で花穂を切り落としましょう

切る位置としては、花穂から2節ほど下の花の付いているちょうど上の位置がいいでしょう。

これは花の収穫を目的としていない場合でも、株の栄養の消費を避けるために、早いうちに刈り取ってしまいましょう。

開花期の間にエネルギーを消費しきってしまうと、次いで来る夏の暑さに耐えきれず、衰弱してしまう可能性が高いからです。

体力温存も兼ねて、刈り取ってあげてください。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

春に咲く花は、紫を中心に、白、ピンクなど様々な色を発色します。

色だけでなく形についても、薄紫色の苞がリボンに似て目立っているフレンチラベンダーをはじめ、種類によって異なっています。

なお多くの種の形は、花・茎・葉のすべてが細かい毛で覆われているのが特徴でしょう。

 

トリビア

風水

ラベンダーは、風水的に高貴な魅力をプラスしてくれる効果があるとされています。

同じ「火の気」に属している情熱の赤とは異なって、エレガンスな芸術のような印象が強いため、南の方角に置いて、自信アップの効果を高めましょう。

また周囲の評価を高めたいという願望を持っている場合にも有効でしょう。

なお金運をあげたい場合には深緑の何かと組み合わせて飾り、恋愛運アップならば黒い何かと組み合わせてみてください。

 

花言葉

ラベンダーの花言葉は、「あなたを待っています」「期待、幸せが来る」「許し合う愛」「繊細」「清潔」「優美」「沈黙」とさまざまです。

状況に応じて、風水的なメリットも考えて自宅に飾ってみるのもいいかもしれません。

 

由来伝承

ラベンダーの語源は「洗う」を意味するラテン語の「lavate」です。

これは古代ローマでラベンダーを浴槽に入れて、湯浴みをする習慣があったからだそうです。

 

まとめ

今回はラベンダーについて、育て方を中心に簡単にご紹介しました。

香りを自宅で楽しみたい方は是非育ててみてください。

 

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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