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リンゴの育て方

  • バラ科
  • リンゴ属

リンゴの基本情報

ジャンル

果樹

形態

高木

学名

Malus pumila

別名

林檎

原産地

欧州東南部、アジア西部

リンゴの性質

栽培難易度

やや難しい

耐寒性

強い

耐暑性

強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

1
2
3
4
5
6
7
8
9
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11
12

肥料

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開花

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収穫

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剪定

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リンゴの育て方の画像

リンゴの育て方

リンゴといえば農園でしか育てられない。そんなイメージが強いですが、そんなことないんです!

リンゴは確かに厄介な病害虫が多いのですが、それさえ気をつければ家庭でも栽培を楽しむことができる植物です。

今回はそんなリンゴの育て方をご紹介していきます。

基礎情報

日当たり

リンゴはとても日光を好む植物なので、一年中日当たりのよい場所を好みます。

しかし葉や実が直射日光に当たると葉焼けや日焼けを起こします。

なので葉や実は直射日光を避けるようにします。

やわらかい光の当たる場所がよいでしょう。

 

置き場所

リンゴの有名な産地が寒い地域なため、リンゴは暑さに弱いのかな?と思いがちですが、

寒さ、暑さにはどちらも比較的強い植物です。

どちらかといえば寒さのほうが強いですが、暖地でも育てることはでき、中国・四国地方あたりまでなら栽培はできます。

大きなものなら地植え、小さいものなら鉢植えと、どちらでもかまいません。

ともに置き場所は、日当たりのよい場所にしてあげましょう。

 

 

水やり

土の表面が乾いたら、鉢の底から少し流れ出るくらい、たっぷりと与えます。

地植えの場合、暑さの続く夏場はしっかり水やりをしましょう。

 

夏場に対して冬場の水やりはあまり必要ありません。

しかし晴天が続いて土が乾いていたら水を与えてください。

そして、開花から着果までの間は、乾燥が続かないように注意して水やりをします。

 

 

肥料・追肥

肥料は、初めの植え付けの時にゆっくりと効果を出してくれる緩効性化成肥料を土に混ぜ込んでおきましょう。

そして、地植えの場合は11〜2月の間と9月に、年2〜3回を目処にして植え付けの時と同じ肥料または有機質肥料を与えます。

科学肥料はあまり使用せず、家庭で出る生ゴミや草などを有効的に利用するのもアリです。

 

 

用土

用土についてですが、リンゴは水はけと水持ちのよいものならあまり土質を選びません。

難しい土を使わなくても大丈夫なんですね。

市販にある果樹用の培養土だけでも育てられます。

少しブレンドする際は、鉢植えなら赤玉土小粒を7〜8割と腐葉土を2〜3割。

地植えなら掘り出した土を5、腐葉土を3、赤玉土を2といった割合に、

1株あたり200gほどの目安で粒状肥料を混ぜ込んで使いましょう。

 

 

植え替え・植え付け・種蒔

植え付けの時期は、11〜3月あたりが最適です。

真冬は株を傷める可能性があるため、避けたほうがよいでしょう。

リンゴは苗から育てるのが一般的ですが、食べ終えた時の種から芽が出て育てたという方もいるようです。

しかし種から育てる際には、収穫までに大変時間がかかったり、気候の変動に弱く育ちにくい、または枯れやすいです。

なのでしっかり育てたいという方には苗から育てることをおすすめします。

[地植えの植え付け]地植えにする場合、深さ直径ともに50cmほどの穴が適当です。

深植えにならないように注意して、接ぎ木がちゃんと地上へ出るようにしてあげます。

植え付けられたら支柱を立てて支え、最後にたっぷり水やりをします。

[鉢植えの植え付け]深さが30cm以上ある鉢を使います。大体7〜8号の鉢です。

そこに、1苗を目安として植え付けます。

鉢底石を敷き、鉢の底から3分の1か2分の1まで土を入れます。

苗を中心に置いて、その周りに土を入れていき苗を固定するように植えていきます。

この時、接ぎ木の部分が土に埋もれてしまうことのないよう、注意します。

そして樹高を70cmくらいになるよう切り戻します。

苗の横に支柱を立て、固定できたらたっぷりと水やりをして完成です。

[植替え]植え替えも植え付けと同じく11〜3月の間に行います。

根詰まりを防いだり、通気をよくすることが目的となります。

鉢の大きさや生育の具合にもよるのですが、一般的には2〜3年に一度の頻度で行う必要があります。

 

増やし方

リンゴは、「切りつぎ」という方法で増やすことができます。

適している時期は2〜3月の間です。

台木には実生2年ほどのしっかりと充実した苗木を使います。

まず、つぎ穂は病虫害のない葉芽がしっかりついている枝を選んで10cmに切り、つぎ穂を作ります。

そして台木をつぎ木の部分で切ります。

切れ目を入れてつぎ穂をさしたら固定し、ビニールの袋をかけます。

台木から伸びた芽はすべて取ってしまい、つぎ穂の生育に行き届くよう、うながしてあげます。

 

 

病気・害虫

リンゴはさまざまな病気にかかりやすく、一度病気にかかった部分の回復は見込めません。

なのでこまめに注意をして、病気にかかっているという部分を見つけたらその都度切り取って処分するようにしましょう。

そして、適期的に薬剤を散布するなどで予防もします。

主な病気としては、斑点落葉病・うどんこ病・黒星病・腐らん病などです。

その他、害虫としてはシンクイムシというものがよくつきやすく厄介で、新しく生えた枝や果実の中に侵入して食害する害虫です。

実に袋をかけて侵入を防いだり、こちらも薬剤散布で予防が必要となってきます。

 

 

管理温度

リンゴは特に寒さに強く、なんとマイナス30℃前後までは耐えられる植物です。

元気に育つ条件として適切な気温は、6〜14℃といわれています。

なので沖縄での栽培は難しいですが、果実の色が悪いなどを問題としなければ中国・四国地方までは栽培が可能です。

夏の暑さには弱いため、直射日光と西日の当たらない場所で育ててあげましょう。

 

種類・品種

ほとんどのリンゴの品種は、一種類だけでは結実することが難しいです。

なので2種類以上を同時に育てて自然受粉または人工授粉を行うか、

単独でも結実する種類を選んで育てるかを決めて、品種選びをすることをおすすめします。

単独でも結実することで有名な品種は、「アルプス乙女」「姫リンゴ」「メイちゃんの瞳」などです。

これらは比較的小さめな果実をつけて楽しませてくれます。

食べれないことはないですが、観賞用として植える方が多いですね。

そして、混植にて育てる際には品種の相性にも注意しなければいけません。

陸奥」「北斗」「ジョナゴールド」などの品種は、ほとんど活性のない花粉のため、混植の使用には向いていません。

 

収穫

リンゴの果実の収穫は、9〜10月です。

花が咲いてからだいたい3週間ほど経つと、果実となる部分が少しずつふくらんできます。

この時、たくさん成っていたら全部育てたい気持ちになりますが、

余分な実を思い切って摘み取ることで残した実にしっかりと栄養が行き届くようになります。

中心にある実やきれいな実以外はえいっ!と摘み取ってしまうことをおすすめします。

果実がある程度成長してきたら、害虫から守るために袋をかけてあげる必要があります。

食用にしない場合は袋ではなく殺虫剤でもよいです。

実が全体的に赤くなってきたら、ハサミで切り取って収穫します。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

リンゴは4〜5月が開花期で、品種によって多少異なりますが、形や大きさは桜のような花です。

色は薄いピンクから濃いめのピンク、白などがあります。

花だけだとほんとに桜のようで、とても可愛らしい姿をしています。

 

トリビア

風水

風水においてのリンゴは、浄化作用や健康運を持っていると言われています。

特に、恋愛に関したストレスを解消してくれるとか。

浄化作用は、赤リンゴよりも青リンゴの方が強いようです。

その他、実がなる木ということから「実りある」とされ、金運アップなども伝えられています。

リンゴは、風水でもよい意味で用いられることが多いです。

 

 

花言葉

リンゴのはな言葉は、花だけでなく果実、木などにもあるようです。

全般的な花言葉は、「優先」や「選ばれた恋」。

リンゴの果実は「誘惑」「後悔」。

リンゴの木は「名誉」。

などなど、たくさんの花言葉があるリンゴなんですね。

ちなみに、果実の花言葉である「誘惑」と「後悔」は、アダムとイヴの禁断の果実からきているそうです。

 

由来伝承

リンゴの花の名の由来は、中国からだといわれています。

「檎」という字は「家禽」の「禽」で、鳥の意味があるそうです。

その鳥がリンゴの実の甘さにひかれて林に集まってくることから「林檎」となったそうです。

 

 

まとめ

今回は、農園でしか育てることができないというイメージの強いリンゴを家庭で楽しむための育て方についてご紹介しました。

害虫や病気などに注意したり、高温にも多少気をつけなければいけませんが、

リンゴを家庭でも楽しめたらとっても素敵ですよね。

ぜひとも挑戦してみてください!

FLORA

FLORA

1985年生まれ。 お花もグリーンも生活の一部。 休日はもっぱらグリーンのあるカフェ巡り。

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