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ブドウの育て方

  • ブドウ科
  • ブドウ属

ブドウの基本情報

ジャンル

果樹

形態

つる植物

学名

Vitis vinifera

別名

原産地

ヨーロッパ

ブドウの性質

栽培難易度

やや難しい

耐寒性

やや強い

耐暑性

強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

肥料

1
2
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開花

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収穫

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剪定

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ブドウの育て方

果物としても、発酵させてワインにしても美味しいブドウは、農園がないと育てられないと考えていませんか?

育てるコツをしっかり分かっていれば庭植えだけでなく鉢植えでも立派な果実を付けることができます

それでは、ブドウの育て方をみていきましょう。

基礎情報

日当たり

日光を好むので庭植えでも鉢植えでも日当たりの良い場所を確保しておきましょう。

 

置き場所

ブドウの耐寒性はかなり強いです。耐暑性もかなりありますので夏の間でも心配はありません。

鉢植えで育てていても置き場所には困らないです。冬は邪魔にならない場所で管理しておきましょう。

そして、風通しの良い場所であることも大切です。

 

水やり

鉢植えの場合は、土の表面が乾いていたら鉢底から水が流れてくるぐらい与えます。

庭植えをした場合は、夏の日照りが続いているときには水やりを行いましょう。

品種や土の質によっても異なりますので状況に応じて対応していきましょう。

ブドウは乾燥に強いため植え付けを行った後にたっぷり与えたら根付くまで控えめにしましょう。

鉢植えは乾いてから水やりをし、庭植えでは水やりは極力やめておくと覚えておきましょう。

ブドウは雨を嫌うので雨除け対策を施しておきましょう。

梅雨の時期は要注意で、葉や枝に水分がかかると菌を発生させやすくなります。

また、実が熟した時期になったときに房の部分に菌が発生しやすく降雨に当たると腐敗が進行してしまいます。

ビニールハウスなどの雨よけを作るなり雨の掛からない適した環境で育てるようにしましょう。

どうしても雨がかかってしまうのであれば予防の薬を蒔いて強化しておきましょう。

 

カラカラに乾燥した状態にしておきましょう。

特に庭植えをした場合は水やりは不要です。

 

肥料・追肥

元肥を混ぜる際は、庭植えは10月後半〜11月上旬で鉢植えでは、2月に与えましょう。

庭植えでは収穫が終わった後にお礼肥として9月中に与えます。

鉢植えでは追肥として6月と9月が適宜です。庭植えの元肥と追肥では、化成肥料を使用しましょう。

用意できるのであれば、化成肥料を混ぜるよりもできれば堆肥などを施すように心がけて下さい。

家で出てくる草や生ゴミを有効活用していきましょう。鉢植えの元肥では、固形の有機肥料を使います。

追肥では、緩効性化成肥料を使用します。さらに開花結実を始めたら年に3回は肥料を与えましょう。

各回の肥料の量を控えめにして、寒肥の役割として12月に固形肥料を与えましょう。

1つの株に200gほどを施しましょう。その後追肥の役目として春の3月・夏の8月に一つの株に対して50〜60gの固形肥料を下部周辺の土にばら撒きます。

固形肥料には、粒状の「マイガーデンベジブル」がおすすめです。

ここで肥料の種類と意味の解説をします。肥料には元肥(もとごえ)と追肥(ついひ・おいごえ)とお礼肥(おれいごえ)があります。

元肥は植え付ける前や植え付けるときに肥料を施しておくことです。

追肥は、種を撒いた後や移植をした後に費やす肥料のことです。

お礼肥えには、植物が花を咲かせた後や実を収穫した後に消耗した樹木などの力を元に戻すために施す肥料のことです。

開花や収穫できたことの「お礼」の意味が込められているため「お礼肥」と呼ばれています。

 

用土

ブドウに適した用土には、排水性と保水性のある土であることが必要不可欠です。

2つの条件を満たしていれば、どの用土を選んでいただいても構いません。

自作で作るのであれば、赤玉土(小粒)と腐葉土を7:3の割合で混ぜましょう。

割合を赤玉土(小粒)を8にして腐葉土を2としても育ってくれます。

ブドウ専用の培養土も市販で売られていると思いますのでそちらでも育てられますよ。

 

植え替え・植え付け・種蒔

鉢植えのときのブドウの植え付けの手順について説明していきます。

苗の大きさによって異なりますが、大体8〜10号鉢のサイズを用意しておきましょう。

ブドウの苗を付属していたポットから丁寧に取ります。鉢に植えるまでは水を半分ぐらいまで入れたバケツに浸けておきましょう。

鉢の底に軽石などを敷き詰め、その上に土を8割程度入れていきます。苗に付いている土を手で取り根を手でほぐします。

鉢に植えるときも根を広げながら植えましょう。苗木がまっすぐ立つように支えながら土を入れていきます。

土を手のひらを使って全体的にギューと押さえつけます。ブドウはつる性の植物ですので支柱を立てていきましょう。

行灯仕立てを使って支えられるようにしておいてください。

行灯仕立ては園芸用のアーチ支柱と針がねや紐とを使って自分で作りましょう。

3つの支柱が刺さるように作り土と鉢の間に倒れないように挿します。

その後に元肥を上にパラパラと撒いていきましょう。

その上に土を加えて肥料を見えないように隠したら、地上部から40cmの高さのところで幹を切ります。

鉢の底から水が溢れ出てくるように水やりをしましょう。

あとは日当たりの良い風の通る場所に配置すれば終了です。庭植えでも支柱を立てるようにしてください。

ブドウの植え付けは、11月〜年が明けた2月までが最適です。

「根を広げて植え付ける」のがこの時期になります。3月〜6月と9月〜10月に植え付けることもできます。

この時期に植え付けるのであれば、根を崩さずに乾燥させないようにしてください。

8月に植え付けるのならば、根を崩さないで優しく植えてあげましょう。真夏ですので毎日の水やりを欠かさず行いましょう。

最近では種無しブドウと言うものが流行っていますが、ブドウには種があります。

市販で売っているぶどうを食べた後に種を残しておきましょう。この種を10月〜12月に植えておくと春に芽が出てきます

種を蒔くまでも蒔くときも「乾燥」させず湿らせて植えましょう

保存方法は、濡らしたキッチンペーパーなどを種にくるんで密封できる袋に入れて冷暗所に置いておきましょう。

冷蔵庫の野菜室が無難ですよ。ブドウの種蒔は、環境によれば発芽しない可能性もあります。

ブドウは仕立てを行う必要があります。1年目・2年目・それ以降でそれぞれ作業が異なります。

仕立てにも種類があり棚仕立て、棒仕立て、垣根仕立ての3つがあります。

農園などでも見かけられるのが「棚仕立て」です。多くはこの方法で行いますが広い場所を必要とします

 

増やし方

ブドウの増やし方のほとんどは挿し木を行います。3月に行うと良いでしょう。接ぎ穂は11月から12月に取っておきましょう。

採取した穂木は一日中水に浸しておいて水を吸収させましょう

植え付ける用土を準備します。用土には、ピートモスと鹿沼土を1割ずつ配合します。

プランターなどに詰めたら水をたっぷり染み込ませておきましょう。挿し木を行うとなれば、穂木の先端を斜めにカットします。

土の中に入れる箇所は、芽を切り落として用意した挿し木用の土に挿して完了です。

一芽挿しのときは、発根促進剤を切り口の先端に散布しておくと安心です。

また、ブドウには、接ぎ木でも繁殖させることができます。接ぎ木の成功率を高めるためには、ボトムヒートが重要な工程です。

その準備から行いましょう。まずは、接ぎ木をする枝を丸1日水に吸わせておきます。

台木と穂木をぴったりひっつくように組み合わせていきます。できれば同じ太さのものを組み合わせてください。

組み合わせた部分をパラフィルムと呼ばれるフィルムテープで固定していきます。

発根促進剤を台木の先端から3cm程度のところに散布します。苗床に多めの水を与え、穂木を挿していきましょう。

土はもみ殻を使います。熱がかかるようにもみ殻の下に接ぎ木を挿すようにしましょう。あとは薬剤を撒いて予防したら完了です。

発根促進剤には「ルートン」という粉末状の薬剤を使いましょう

 

病気・害虫

ブドウには多くの病気や害虫の被害が見受けられます

まず病気は、かっぱん病と呼ばれる褐色になる小さめの斑点が葉に所々に付く病気です。

病気が進行すると斑点が大きくなり黒色の粒状のものが発生してきます。

かっぱん病は、雨が多い季節に発生するとされ水をかけて跳ね返ったときも感染することがあるので注意しましょう。

黒とう病と呼ばれる葉や果実に黒色のシミが付く病気があります。進行すると葉がいびつになり歯肉に穴が居てしまいます。

対策としてベンレート水和剤を施しておくと良いでしょう。

ブドウには晩腐病という、黒とう病とともに最もかかりやすい病気があります。

その他にもうどんこ病やべと病などにも感染しやすいので殺菌剤が欠かせません。

害虫には、ブドウトラカマキリやコガネムシ、チャノキイロアザミウマ、コナカイガラムシ類、ハダニ類などブドウは虫にとっても人気者です。

 

管理温度

ブドウの産地での平均気温は、11度〜15度です。ブドウは7度以上の気温を保つことができれば十分育てることができます。

日本のどこでも育てることができますが、品種を選んだほうが良いでしょう。

 

種類・品種

ブドウには3つの大きく分類されています。主に育てやすいとされているのが「アメリカブドウ」です。

次に難易度が中くらいの欧米雑種があります。最後に、難易度が高い上級者向けのヨーロッパブドウがあります。

基本的にブドウの栽培は5段階(高いほど難しい)で言うと4の値になるほど栽培難易度は高いです。

3つに分けられたブドウの品種には、巨峰やマスカット・ベーリーAなどが挙げられます。

現在確認されている品種には、54種類存在しています。

黒色から赤色には33品種あり、白や黄色などの所謂「マスカット」と呼ばれるものには14品種、トンプソンシードレスなどの輸入ブドウが7品種に分類されます。

(1種類ずつ紹介しているこちらのサイトを参考にしてみてください。http://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/budou1.htm)

 

収穫

ブドウの収穫時期は、7月・8月です。房全体が色づき始めたら熟しています。

房の枝に近い方から房の先端の方向へ順に成熟するので房先の粒を食べてみて美味しいと感じたら収穫しましょう。

成熟すると香りが漂う品種もあります。収穫するときは、はさみを使って房の基部を丁寧に切り取ります。

ブドウが一房成熟したからといって全部収穫してはいけません。

幹全体に1度に成熟するわけではないので確認しながら収穫してください。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

ブドウの花は5月中旬〜6月に間に咲きます。

ブドウの花は花びらがなく粒になったつぼみが房を極小にして集合して帽子のようになっています。

雄しべと雌しべが5本あり、成熟してその帽子が外れると開花するという仕組みになっています。

小さい実がいくつも出来ているように見えるのは花穂という呼称があるブドウの花房です。

ブドウの花は開花すると香りもします。

 

トリビア

風水

ブドウは房を見ても分かるように沢山の実がなります。そしてつるが巻き付く植物です。

この特徴から「縁結び・夫婦円満・子孫繁栄・豊穣・商売繁盛」などの意味があります。

縁起物として有名です。ブドウを家や会社などの玄関や入り口に配置しておくと良運や良いお客を招いてくれる効果があります。

また紫色の丸い実が「美」のエネルギーの象徴されています。美容運をアップさせてくれますよ。

 

花言葉

ブドウの花言葉は多くの意味があります。

思いやり・好意・信頼・陶酔・親切・慈善・酔いと狂気・人間愛・忘却という意味が込められています。

「陶酔」の意味にはワインの原材料となっていることに由来します。

その延長線でワインを飲んで酔うことで悲しみや悩みを忘れさせる効果があることが影響しています。

キリスト教ではワインは「キリストの血」を表しており、ここから慈善や親切という意味として扱われるようになりました。

 

由来伝承

ブドウは英名で「Grape」で、学名は「Vitis」として呼ばれています。

ブドウは元々ギリシア語の「Botrus」が中国に伝わりそこで「葡萄」に変換されました。

その後日本に伝わり葡萄と呼ばれるようになったとされています。

もう一つ説があり現在のウズベキスタンである大宛国(フェルナガ)で使われていたフェルナガ語の「Budaw」から伝わったとも言われています。

 

まとめ

今回は、ポリフェノールが豊富なブドウの育て方についてご紹介ました。

品種によって色や味が違いますので広い土地があれば色んな品種を育ててみましょう。

自分で育てたブドウをみんなで味わって食べてみませんか。

 

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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