三日月ネックレスの画像

三日月ネックレスの育て方

  • キク科
  • セネキオ属

三日月ネックレスの基本情報

ジャンル

多肉植物

形態

多年草

学名

Senecio radicans

別名

ゲンゲツ

原産地

南アフリカ

三日月ネックレスの性質

栽培難易度

やや難しい

耐寒性

弱い

耐暑性

弱い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

1
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3
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7
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肥料

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開花

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三日月ネックレスの育て方の画像

三日月ネックレスの育て方

キク科のセネキオ属に分類される多肉植物である三日月ネックレスは、葉がまるで三日月のような形をしていて、生長するとネックレスのように長く下方向へと垂れ下がってきます。

そんな三日月ネックレスの育て方について詳しく見ていく事にしましょう。

基礎情報

日当たり

多肉植物である三日月ネックレスですが、実は夏の強い日差しや直射日光はちょっと苦手です。

かといって、全くお日様の光が当たらない日陰では枯れてしまいます。

その為、育てる時には知識やコツのようなものが必要となってきますが、育て方としては同じ仲間である、グリーンネックレスやルビーネックレスと同じであると考えて良いでしょう。

基本的には、暑いのが苦手で、一年を通して半日陰で育てるという事を覚えておくと良いです。

 

置き場所

三日月ネックレスの置き場所としては、半日陰となる場所が基本となりますので頭に入れておくようにしましょう。

半日陰というのは、一日の中で数時間だけ日光が当たるような場所の事を意味しています。

具体的には、午前中のみ日光が当たって、午後になると建物の影になる場所、戸外でいうと家やマンションの東側などがそうです。

室内では、レースのカーテン越しなどの柔らかな日差しが入る窓辺などがこれに当たります。

ですから西日が常に当たってしまうような場所は、特に注意する必要があります。

戸外の建物の西側に当たる場所ですと、午前中は陰となって、逆に午後からは日が差す為、これも半日陰にはなりますが、場所によって西日が当たってしまいます。

西日は植物を極度に乾燥させてしまうので要注意です。

しかし室内ではなく、戸外で三日月ネックレスを育てたいという場合でしたら、木漏れ日がさすような場所ならOKです。

例えば、庭の葉っぱの茂っている樹木の根元などこれに当たります。

落葉樹を庭に植えておけば、夏場は葉が茂りますので日だまりができますし、冬場になると葉っぱが落ちて無くなり日が当たるようになる為、そういう場所でなら戸外で育てるのでもOKです。

もしくは、ヨシズなどを掛けて木漏れ日に似たような環境を作ってあげた上で、鉢などに入れて戸外の植物棚に置いて育てるのでもOKです。

しかし冬場で5℃を下回ってしまうような場合には、室内へ移動させ、日当たりの良い場所に置いて管理するようにしましょう。

ジメジメと蒸し暑くなる梅雨や秋の長雨の時期には蒸れやすく枯れてしまう事もありますので、風通しが良い場所で管理するのも重要です。

 

水やり

三日月ネックレスの夏場の水やりについては、土が乾いていたらしっかりと水やりを行うようにします。

ただし多肉植物の為、多湿は苦手ですので、水のやり過ぎには十分注意するようにしましょう。

多肉植物というのは、元々が乾燥に強い性質を持っているものが多いです。

ですが、蒸れや過湿にはとても弱いという特徴があります。

水やりの目安としては、三日月ネックレスの葉の部分にシワが寄ってきてから、水やりを行っても十分で回復してくれますので大丈夫です。

神経質になり過ぎて水やりを頻繁に行ってダメにしてしまわないようにする事が大切です。

ただし三日月ネックレスに水やりを行う時は、鉢底部分から水が染み出してくるくらいまでタップリと与えるようにします。

三日月ネックレスの冬の水やりについては、夏場よりも更に控えるようにします。

理由としては、冬の寒い時期には生育自体も鈍くなりますし、また気温も低下する事により、蒸発量も少なくなるからです。

冬場に水やりをし過ぎると弱って枯れてしまいますのでくれぐれも注意するようにして下さい。

 

肥料・追肥

三日月ネックレスは、肥料を好む性質を持っています。その為、2ヶ月に1回を目安に、追肥を行うようにしましょう。

植え付けを行った後には、土の上に化成肥料を置くのが良いでしょう。

また植え付けの時には、ボカシ肥料などのしっかりと発酵したものを与えるようにして下さい。

肥料が足りなくなってくると、三日月ネックレスの場合には、葉の部分が緑色ではなく黄色く変色してきます。

また伸びてだらしないような感じになってきたら、肥料が少ないか、もしくは刈り込みのサインとなります。

三日月ネックレスは、下方向へ垂れて伸びていくので、どうしても先端ばかりに栄養分が行ってしまい、逆に株元部分はスカスカの状態になりやすいです。

ですから定期的に肥料を与えたり、刈り込んであげて手入れしてあげる事が重要です。

 

用土

三日月ネックレスには、水はけが良い土が向いています。

元々の原産地は南アフリカなのですが、その事からも想像できるように、砂地でかつ水はけが良い場所が適しています。

粘土質である場所で育ててしまうと、根腐れを起こしてしまう原因となったり、栄養もきちんと行き渡らなくなってしまいますので三日月ネックレスの土選びはとても重要です。

園芸店などで販売されている多肉植物専用の土やサボテン用の土が向いています。

 

植え替え・植え付け・種蒔

三日月ネックレスは鉢植えで育てたり、下へと垂れる性質からハンギングで育てたりする事が多いのですが、根詰まりを起こしてしまうと、根元部分から葉っぱが落ちてきてしまいます。

その為、2年に1回くらいを目安として、植え替えを行うようにします。

植え替えの際に使用する用土ですが、多肉植物もしくはサボテン専用の土でOKです。

園芸店などで簡単に入手する事ができます。しかし一般的な培養土は、水持ちが良過ぎる為、根腐れを起こし易いです。

あまりおすすめしません。また植え替えする時には、長いツルが邪魔になってしまったり、誤ってちぎれてしまう事がある為、紐で軽く縛っておくと良いでしょう。

根の部分に極力ダメージを与えないように丁寧に植え替えるようにして下さい。

 

増やし方

三日月ネックレスは、挿し芽で数を簡単に増やす事ができます。

やり方としては、まず三日月ネックレスを5cm程度の長さにハサミで丁寧にカットして、挿し芽用の土の中に挿します。

約20日間程度で発根します。その後で定植します。

増やすのに最適な時期は、5〜10月頃となります暑い真夏の時期は増やすのは不向きですので避けるようにしましょう。

 

病気・害虫

三日月ネックレスの病害虫には強い性質を持っています。

しかし、過湿や風通しの悪い環境下で育ててしまうと根腐れを起こしやすく、その結果カビ類に侵食される原因となりますのでその点だけは注意するようにして下さい。

 

管理温度

三日月ネックレスは、0℃くらいまで耐えられます。

しかし冬場の寒い時期は、霜に当たらないように、鉢植えで育てたものを室内へ移動し管理をした方が無難でしょう。

しかし冬場でも、昼間の暖かい時間帯には、屋外に出して日光浴をさせてあげるようにすると、春になっていきなり戸外に出しても葉焼けを防ぐ事ができます。

また雨ざらしの場所も弱って枯れてしまう原因となりますので注意が必要です。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

三日月ネックレスの花は、白色をしていてしかも芳香があります。花の雌しべの柱頭は2裂しており、その先がクルンと丸まっているような感じになっています。

それが数多く飛び出しているような、特徴的な花の姿形となっています。

開花時期は毎年春頃となります。

ただ三日月ネックレスは、花肉厚の美しいグリーン色のの葉が長く垂れ下がる様子が素敵なので、多肉植物との寄せ植えや、花との寄せ植えのアクセントとして人気がありよく使われています。

 

トリビア

花言葉

三日月ネックレスの花言葉には、「健やかな成長」「青春の思い出」「豊富」という花言葉があります。

これらはグリーンネックレス系であるルビーもピーチネックレスでも同じ花言葉となっているようです。

 

由来伝承

三日月ネックレスの名前の由来は、葉の形が三日月に見える形をしていて、生長すると下へと長く垂れ下がってまるでネックレスのように見える事からその名前が付けられたようです。

寄せ植えのアクセントやフラワーアレンジメントの材料としてもよく使われていて人気があります。

和名には、「ゲンゲツ(弦月)」があります。

 

まとめ

今回は、多肉植物で人気のある三日月ネックレスの育て方についてご紹介してきました。

ぷっくりとした肉厚な葉のグリーンが、とても綺麗で目を引きます。室内のインテリアにも最適です。

鉢植えにしたり、棚に飾ってみるのもいいですし、ハンギングバスケットにして、天井や壁から吊るしたりと色々な楽しみ方ができます。

フラワーアレンジメントのアクセントとして使うのも、とってもオシャレで素敵です。

この記事を参考に、ぜひ一度三日月ネックレスを育ててみて下さいね。

 

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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