アロエ・フヤジョウの画像

アロエ・フヤジョウの育て方

  • ツルボラン科
  • アロエ属

アロエ・フヤジョウの基本情報

ジャンル

多肉植物

形態

多年草

学名

Aloe nobilis

別名

不夜城

原産地

南アフリカ

アロエ・フヤジョウの性質

栽培難易度

易しい

耐寒性

強い

耐暑性

やや強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

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アロエ・フヤジョウの育て方の画像

アロエ・フヤジョウの育て方

アロエ・フヤジョウは、ユリ科アロエ属に分類される多肉植物です。

火傷跡や健康食品としても有名なあのアロエの1品種ですが、残念ながら食用ではなく観賞用となっています。

白い尖った棘があるアロエ・フヤジョウの育て方をみていくことにしましょう。

基礎情報

日当たり

アロエ・フヤジョウは、日光を好む性質を持っています。

そのため、日光不足に陥ってしまうと極端に色合いが悪くなってしまいます。

ですので一年を通じて日当たりが良い場所、もしくは半日陰になる場所で管理して育てることが大切になってきます。

フヤジョウはアロエですので、日当たりにも強いという性質が元々ありますが、

園芸店などの店内に長い期間に渡って置いてあったり、まだ出荷してまもない頃では、

いきなり強い真夏の直射日光に当ててしまうと、日光を好む性質があるとはいえ、葉焼けをしてしまうことが多いです。

そして本来は少々の冬の時期の霜に当たっても枯れることはないのですが、この場合も急に室内から戸外へと出してしまったりすると即、枯死してしまうことがありますので少し注意が必要です。

逆に冬の時期にずっと室内に置いたままですと日光不足となってしまいます。

そのまま春になっていきなり日光浴をさせてしまうと葉焼けを起こす原因となります。

ですので冬の時期でも日中の暖かい時間帯を見計らって適度に日光浴をさせてあげる事をおすすめします。

 

置き場所

アロエ・フヤジョウは、日当たりが良い場所に置いて育ててあげることが基本となります。

それが無理な環境では、半日陰の場所でもOKです。

しかし、春〜夏の時期については、真夏の強い日差しで葉焼けを起こして弱ってしまうのを避けるため、室内もしくは戸外でも日当たりがある程度確保できる場所か半日陰になる場所で管理を行うようにします。

冬の気温が低くなる時期には、戸外よりも室内の日当たりが良いリビングや明るい玄関先などに置いて管理するのがおすすめです。

育てる地域によっては、霜や寒さによりすぐに枯死してしまいますし、仮に枯れない状態であっても、その見た目が悪くなってしまいますので注意するようにしましょう。

アロエ・フヤジョウは、鉢植えだけでなく、庭に地植えする事もできます。

その場合にはある程度暖かい場所でかつ水はけが良い場所である事が条件となります。

戸外でもよく生育してくれますが、問題は冬の寒さとなります。

少々の霜に当たったくらいではすぐに枯れる事はないのですが、それが頻繁な場合には枯れる原因となります。

株が大きく生長した後では耐寒性がUPしますので、子株を鉢植えで育てた後で庭に移植するなどすると安心です。

 

水やり

アロエ・フヤジョウは、基本的には土が乾いていたら水やりを行うようにします。

多肉植物に分類される事からもわかるように、あまりにも頻繁に水を与えてしまうと根腐れを起こしてしまう事があるので気をつけましょう。

目安としては土の表面部分が濡れる程度でOKです。

水やりをして1周間以上も土が湿っているのは水のやり過ぎです。

暑さや寒さともに結構丈夫で強い性質を持っていますので、水やりをうっかり忘れてしまった程度ではすぐに枯れてしまうような事はありません。

冬の寒い時期には、アロエ・フヤジョウの水やりは、半月〜1ヵ月に1回程度で十分です。

冬場でも水やりは必要ですがやや乾燥気味を念頭に入れておくようにして下さい。

 

肥料・追肥

アロエ・フヤジョウの肥料についてですが、春〜夏の時期には、2周間に1回を目安に液体肥料を施すようにします。

もしくは月に数回程度あげるとよく育ってくれます。

それ以外には、緩行性の化成肥料や固形タイプの油かすを置き肥として与えるようにします。

こうする事により、株の根本部分から子株が生え易くなるだけでなく、株全体も元気に順調に生育してくれます。

しかしここで注意する点としては、寒い冬の時期は、休眠期となる為、特に肥料は必要としませんので控えるようにするという事です。

 

用土

アロエ・フヤジョウは、水はけが良い土である事が基本となりますが、それだけでなく保水力もあって、かつ有機質が含まれている土を使うようにします。

初心者の方は、園芸店などで販売されている多肉植物専用の土かサボテン専用の土を利用するととても簡単で便利です。

もし自分で作る場合には、「赤玉土3:鹿沼土1:腐葉土2:砂4」の割合で配合したものがおすすめです。

 

植え替え・植え付け・種蒔

アロエ・フヤジョウの植え替えは、根が張って詰まってきてしまった場合に行うようにします。

その方法ですが、鉢からアロエ・フヤジョウを抜いてから土を落とします。

その際に大株と子株を分けます。大株の根本の傷んでしまっている葉などを丁寧に取り除きます。

下の方からむしり取るのがコツです。次に大株と子株の根を短かくカットして、それらを1周間〜10日程度日陰の場所でよく乾かします

切断部分が乾いているのが確認できたら、それぞれの株の大きさに合うような鉢に植え替えます。

鉢は汚れたものだと雑菌などが付きやすい為、できるだけきれいな清潔な鉢の中に植え替えるようにしましょう。

植え替えの時期ですが、理想としては春がおすすめですが、真冬の寒い時期以外ならばいつでも植え替えする事ができます。

植え替え用の土は新しいもの使うようにして下さい。

鉢は8号鉢くらいまでが扱いやすい為、それ以上大きくさせたい方でしたら、庭に地植えする方が良いとは思います。

 

増やし方

アロエ・フヤジョウの増やし方ですが、上手に管理して育てていると、子株がどんどんと出て来ます。

庭に地植えしている場合には、この子株が生長して辺一面が放っておいても「アロエの森」のような感じになってきますが、鉢植えの場合には、子株が増えすぎると親株の生育が極端に悪くなってしまいますので、1年に1回を目安に植え替えを行って、その際に子株を別の鉢へと植え替える事により、増やしていくと良いでしょう。

アロエ・フヤジョウは子株が容易にできますので、増やすのも結構簡単にできます。

株分けの方法ですが、子株をハサミを使って下の方から丁寧に切り取ります。

それを日陰で1周間程度を目安として乾燥させます。

色が少し悪くはなりますが、それで枯れる事はありませんので心配しなくてOKです。

必ずこの陰干しを行わないと、植え付ける時に、根付きが悪くなってしまったり、全く根付かなかったりするので重要なポイントです。

乾燥させたら子株を鉢に植え付けます。この時に、最初の2週間程度は水やりは行わないようにして下さい。

しばらくの期間は、葉の色が悪くなる場合がありますが、根気強く待ってみましょう。そのうちに葉の緑色が戻ってきます。

そうなったら根付いた証拠です。

この際に使用する土には肥料は特に必要ありませんが、園芸用で売られている土は、最初から肥料が含まれているものがあるので注意して下さい。

自分で作る場合には、「赤玉土・腐葉土・砂」を混ぜて作った土がおすすめですが、この際には、腐葉土は少なめに、砂は多めにするのがポイントです。

 

病気・害虫

アロエ・フヤジョウに付く害虫は特にありませんが、ごくごくたまにカイガラムシやアブラムシが付く事があるようです。

その時は、発見次第すぐに洗い流すか拭き取るようにして除去します。

病気についてですが、過湿環境であったり、風通しが悪い場所で育ててしまうと、根腐れを起こしやすくなるカビ類に侵食され易くなってしまう為、その点は注意が必要です。

 

管理温度

アロエ・フヤジョウは、冬の寒い時期には5℃前後の気温が必要です。

しかし断水をする場合には、0℃〜3℃くらいまでは耐える事ができます。

育てる場所が暖かい地域でしたら、冬場でも屋外で育てる事は可能となります。

寒さで弱ってくると葉のフチの部分が、茶褐色へと変化します。また根詰まりや過湿でも同じような現象が起こりますので注意するようにしましょう。

冬場に戸外に鉢植え等で育てていて、葉のフチが茶褐色に変色してしまった場合には、そのままにせず室内へ移動させる方が良いでしょう。

 

種類・品種

アロエ・フヤジョウは、現在日本では色々な交配パターンで作られたもの流通しているようです。

その葉姿や色味も株によって違っていて個性的です。

例えば、葉の緑の部分が多いものであったり、葉の幅が広い縞斑が入ったものなどがあります。

その為、選ぶ楽しみがある多肉植物です。肉厚の葉が放射状になって広がる様が美しく人目を引きます。

全体的な特徴としては、葉のフチに白い鋭い棘が突き出ていて、濃緑色の葉を持っています。

葉には斑模様が入っています。

薬効もあるとは言われていますが、食用には向かず、どちらかと言えば観賞用のアロエとして知られています。

棘は触ると痛いので小さなお子さんが居られる家庭で育てる場合には特に注意が必要です。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

アロエ・フヤジョウの花の色は、一般的にはオレンジ色をしています。

1つの花軸に数十以上の花が付いているのが特徴となっています。花の形態は、筒状の形となっています。

花軸は長く葉の上に伸びて途中で何本かに分岐したり、そのまま一本であったりします。

花の咲く時期になると、葉の濃緑色とオレンジ色の花とのコントラストが目を引き楽しめます。

冬の時期の日照時間が短すぎると花芽が付きにくいので、冬場でもある程度の日光浴は必要です。

また開花したからといってそれ以降、毎年開花するとも限らないようです。

また開花した花は、下向きに垂れていくのが特徴です。

甘い蜜が出ますので、戸外に置いていると、メジロなどの鳥やカマキリなどの虫が蜜を吸いに来たりもするようです。

 

トリビア

風水

アロエ・フヤジョウなどのアロエは、風水学的には「凶を転じて健康を増進させる」という意味があり、運気が上がる効果を持っているようです。

置く方角は「東北」が良いとされています。

 

花言葉

アロエ・フヤジョウの花言葉には、「健康」「信頼」「迷信」があります。

 

由来伝承

アロエ・フヤジョウの名前の由来ははっきりしていません。

しかし元々、姿形が良いのと適度な大きさに生長する事などが理由で、観賞用として育てられていた経緯があるようです。

最近では食用や薬用として利用する目的で育てている方もいるようです。

ただアロエ・フヤジョウは、種間交雑種となる為、食用には適さない場合もあり、もし食べる場合には、自己責任の上で食べるようにしましょう。

正式な学名は「アロエ・ノビリス」ですが、園芸上の名前は「フヤジョウ(不夜城)」と呼ばれています。

原産地であるアフリカ南部を中心として約300種類が分布しています。

葉は美しいロゼット状を形成し、その高さは30cmくらいになります。葉の形は三角状で白い棘があります。

6〜7月頃にかけて長い花茎の上に、オレンジ色の花が咲きます。

 

まとめ

今回はアロエ・フヤジョウの育て方についてご紹介してみました。

ちょっと怖い名前が付いているイメージとは違って、斑入りの濃緑色の葉と、葉のフチを取り囲むようにある白い棘とのコントラストがとても美しい多肉植物です。

葉も花も観賞用としてもピッタリで、またポイントを押さえれば初心者の方にも育てやすいのでぜひ一度この記事を参考にして育ててみて下さいね。

 

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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