アエオニウムの画像

アエオニウムの育て方

  • ベンケイソウ科
  • アエオニウム属

アエオニウムの基本情報

ジャンル

多肉植物

形態

低木

学名

Aeonium

別名

原産地

マカロネシア、東アフリカ、アラビア半島の一部

アエオニウムの性質

栽培難易度

普通

耐寒性

やや強い

耐暑性

普通

耐陰性

あり

時期

水やり

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植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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剪定

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アエオニウムの育て方の画像

アエオニウムの育て方

冬生育型の中でも代表的なアエオニウムは、カナリア諸島に一番多く見られる多肉植物です。

40種類が分布し園芸品種もあります。葉が薔薇の花のようにつきロゼット状になります。

今回は、アエオニウムの育て方、増やし方、花言葉等について紹介していきます。

基礎情報

日当たり

アエオニウムは、日当たりを好みます。日当たりが悪いところに置くと茎が弱って葉の色艶もなくなってしまいます。

冬の間は室内の日当たりの良い場所で、春からは外で日に当てましょう。

日の光に当ててあげたほうが色艶の良い葉になるので出来るだけ当てるようにしますが直射日光は厳禁です。

冬に部屋の中で育てていると窓越し、カーテン越しの弱い日当たりに慣れてしまって春の日光でさえも葉焼けを起こすことがあります。

春になったらすぐに外に出すのではなく、外の日陰で1週間から10日、次に半日陰と徐々に慣れさせて日光に当てるようにしましょう。

 

置き場所

アエオニウムは高温多湿が苦手なので真夏には風通しを良くした半日陰に置きましょう。

鉢で育てる場合には、レンガなどの上に置いて風通しを良くする工夫をしても良いでしょう。

少しの寒さには耐えられますが霜が降りるような11月くらいになってきたら室内に置きます。

室内に置く場合でも太陽光が入る窓のそばなど常に暖かい場所に置くようにしましょう。

気温が低くなる朝晩は、室内の中央に寄せて昼間になったら窓側に置くと良いです。

北アフリカやカナリア諸島などに分布しているため、耐寒性はないので冬越しを成功させるコツが必要になります。

 

水やり

乾燥には強い品種ですので少々乾燥気味に育てても良いでしょう。

湿度には弱いので夏、置き場所がジメジメしたような場所で水を与えると早くに弱って腐り始めるかもしれません。

日本は高温多湿になりがちで特に6月から8月辺りは注意が必要です。

夏は、昼前に水をあげるとすぐに蒸発して土の中で蒸気がこもってジメジメしてしまいます。

ほとんど成長しない真夏であれば週に1度くらいで問題ありません

休眠期である6月から9月の夏は土に水を与えるというより、霧吹きを使って葉っぱに水を吹きかける程度で問題ないです。

葉水を行なう頻度は月に1、2回です。アエオニウムは水やりを忘れても大丈夫なくらいで簡単には枯れません。

水やりのタイミングはあくまでも目安ですので土や植物の状態を確認しながら行なうようにしましょう。

水不足より水のやり過ぎに気をつけましょう。

冬は土の表面が完全に乾いてから受け皿に水が出て来るぐらい水を与えます。

受け皿に出てきた水はすぐに捨ててあげます。

生育期である冬は夏に比べて回数は増えるとは思いますが、水分をたくさん含んでいる多肉植物ですので水をあげすぎると腐ってしまいます。

液体肥料も同様にあげすぎには注意が要ります。

アエオニウムを枯らす原因としては水のあげすぎが一番なくらいなので、生育が止まっているような時期、土が濡れているときには与えないようにしましょう。

仮に土の表面に苔が生えているようであれば水のあげすぎです。

生育期である冬でも水やりはほどほどに、少々枯れ気味で育てても問題ないです。

控えめに水やりをするのがポイントです。こちらも土や植物の様子を確認しながら水やりをするようにしましょう。

 

肥料・追肥

アエオニウムは、肥料はそれほど必要ではありません。

あげるとすれば、春と秋に液体肥料をあげるぐらいでリン酸やカリが含まれているもので時間をかけて効く緩効性肥料が適しています。

液体肥料も水分ですからあげすぎると根腐れを起こしますので注意してあげましょう。

 

用土

土にはいろいろな性質がありますが、強いて言えば水はけのいい排水性のある土を使いましょう。

保水力も大事なのですが、土の中の水分が多すぎると根腐れになります。

自分で作るとすれば、川砂、腐葉土を6:4で混ぜ、赤玉土、鹿沼土を加えたものを使用します。

ピートモスやくん炭を加えても良いでしょう。市販されているものであればサボテンの土、多肉植物の土を使うと便利です。

 

植え替え・植え付け・種蒔

植え替えのタイミングとしては、鉢が根っこでいっぱいになったときが植え替えの時期です。

そのままで放っておくと植物全体に栄養や水が行き渡らなくなり、根腐れを起こしてしまいます。

水を吸わなくなったり、鉢に対して株が大きすぎる、一つの鉢に複数の株がある、育て始めてから1年以上経過している場合は植え替えをする時期です。

また土の表面に苔が生えている場合では土が湿りすぎている証拠でもありますので植え替えをしましょう。

植え替えする前には、数日間水やりをやめて乾かします。

乾かしておくことで植え替えた後に根が張りやすくなります。

鉢から抜いたら古い土は取り除き、腐っている根があれば清潔なハサミで切るなどをして取っておきましょう。

鉢の大きさは今使っているものの一回り大きいくらいで丁度良いです。

植え替えは、休眠期を覗いた春や秋に行いましょう。

植え替え時に株分けをしておくと増やしたと思った時に増やせるので挑戦してみても良いと思います。

この品種は生長期には特に伸びやすく、伸びすぎてしまうことで形を崩すことがあります。

形がみっともなくなってしまうようでしたら思い切って切ってしまいます。伸びすぎてしまう原因に日照不足や水分過多があげられます。

日照不足ですと日光を求めて伸びていくことがあります。

水分過多であれば水をあげすぎると貧弱な茎が伸びていきます。水分過多は根腐の原因にもなるので特に注意が必要です。

 

増やし方

アエオニウムは挿し木、さし芽、株分けで増やしていきます。増やす時期は、秋や春に行います。

挿し木であれば先の方から10cmくらいの長さで切って挿し穂をします。

挿し穂を日光の当たらない場所で2、3週間くらい置いておくと根を出し始めます。

アエオニウムを育てているとどんどんと伸びていって形が崩れてくることがあります。

そうなれば剪定などを行なうとそこからまた新たに伸び始めます。

鉢の中が根でいっぱいになると植え替えをするのですがその時に株を分けてしまいましょう。

また原種であれば種まきによって増やすことも可能です。葉挿しで増やすことは難しく、切り落とした茎が発根したものを土に植える方が成功率が高くなります。

 

病気・害虫

乾燥する時期になるとコナカイガラムシが出て来ることがあります。

葉の間にいるので見えないことがあるので葉をめくったりして確認しましょう。

もし見つけたらカイガラムシであればブラシで落として、アブラムシには薬剤を使いましょう。

茎や葉にはアブラムシ、根にはネジラミが発生します。

アエオニウムは特にかかる病気はないのですが、水をあげすぎたり風通しが悪いと株が腐ってカビが発生することがあります。

 

管理温度

カナリア諸島や北アフリカが原産であることからわかるようにある程度の暑さに耐えられ、その上寒さにも慣れています。

寒さに強いので5度くらいでも育ちます。ですが、霜が降りる時期になったら室内で育てるようにしましょう。

霜がつくと枯れる原因になります。また品種によっては5度の温度に耐えられないものもありますので注意が必要です。

 

種類・品種

アエオニウムの中でも代表的な品種は、「黒法師」または「サンシモン」と呼ばれるものです。

茎の上の方に花のように葉をつけるのですが、黒っぽい色をしているため室内に飾るインテリアグリーンとしても栽培されています。

こちらも多肉植物なので水のやりすぎには要注意です。

普段は黒い葉ですが、冬の生長期には、緑色になって春に黒くなります。

綺麗に黒くするには、乾燥気味にして太陽にきちんと当てるようにしましょう。

他の品種には、葉の縁がピンクに染まる「サンバースト」や小さな棒状の葉が固まってロゼットを作る盆栽のような「小人の祭り」、黄色い筋が入る「ムーンバースト」という品種があります。

基本的な育て方はほとんど一緒ですが耐えられる温度が異なる品種もあるので注意が要ります。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

アエオニウムは種類にはよりますが2月から6月くらいに菊のような花を咲かせます。

しかし、花が咲くと株が枯れるので長く育てていきたいと考えている方はすぐに切り落としましょう。

また、茎が伸びすぎることで見た目が酷くなることもあります。そうなってしまったら先端部分を切り落としてしまいましょう。

切り落とした部分は増やす時に使えるので取っておいても良いです。

 

トリビア

風水

アエオニウムをはじめとした多肉植物には風水の運気があります。

葉の形や向き、色によって風水での意味合いも異なり置く場所でも効果が変わります。

アエオニウムのほとんどの品種は丸い葉っぱですので、気持ちを落ち着かせる効果があるため置くとすれば、リビングや寝室といったリラックス出来る場所に置きましょう。

広がって上に葉っぱが生えていくので、陽の気を発しており明るいエネルギーがあります。

また葉の緑はもちろん、種類によってはピンクや黄色などの色が葉に入るものもあり色ごとに風水的に効果が異なります。

 

花言葉

アエオニウムの花言葉は永遠です。アエオニウムの属名に由来しています。

 

由来伝承

アエオニウムの属名が「aionion」というギリシャ語で「永遠に生きる」「不死」という言葉が語源でつけられており、これになぞらえて「永遠」という花言葉がつけられています。

乾燥にとても強く、生育期にはぐんぐんと伸びていく様子からも花言葉や語源に納得が出来ると思います。

 

まとめ

アエオニウムの育て方について紹介しました。

乾燥に強く、休眠期には水やりの回数も減るためそれほど手のかからない植物ではありますが、葉の色を綺麗に出したりツヤを良くさせたりするには、日光に十分に当ててあげるなどのお世話が必要です。

品種によって葉の付け方も変わるので、見るだけでも十分に楽しむことが出来ます。

アエオニウムの語源となった言葉や、花言葉からも力強さを感じる植物です。

お部屋の雰囲気を変えるには、おすすめのインテリアグリーンです。

 

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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