仙人の舞の画像

仙人の舞の育て方

  • ベンケイソウ科
  • カランコエ属

仙人の舞の基本情報

ジャンル

多肉植物

形態

多年草

学名

Kalanchoe orgyalis

別名

オルギアリス,金卵,センニンノマイ

原産地

マダガスカル

仙人の舞の性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

やや弱い

耐暑性

やや強い

耐陰性

仙人の舞の育て方の画像

仙人の舞の育て方

表は茶褐色、裏は銀色の葉をもつカランコエ属を知っていますか。「仙人の舞」という和名をもつ多肉植物のことです。

その名の通り、神秘的で落ち着いた雰囲気をまとっています。その育て方や雑学をご紹介していきましょう。

基礎情報

日当たり

仙人の舞は、季節によって好む日当たりが変わってきます。春と秋、冬の日光は大好きです。

光をたくさん浴びると元気な状態が続きますので、出来る限り日光に当ててあげましょう。

日光が不足すると、上の部分だけが大きくなって根元がひょろひょろになってしまうこともあります。

少し難しいのは夏です。日光を好む仙人の舞ですが、真夏の直射日光は嫌がってしまうのです。

あまり日に当てないように気をつけないといけません。

葉っぱの表面がベルベット状の細かい毛で覆われているのは、強すぎる光を遮るためともいわれています。

 

置き場所

季節によって置き場所を変えてあげると、元気に育ちやすいです。春と秋は日当たりのよい場所に置いてあげましょう。

屋外で育てている場合も室内の場合も同じです。あまり影にならないような場所を選ぶようにします。

夏は直射日光に当てると弱ってしまうので、屋外で育てているのでしたら日陰で管理しましょう。

室内でしたら問題ありません。また冬の寒さも苦手です。

気温が下がり始めたら屋外での管理はやめて室内に移動させた方が無難です。

そして室内で管理する場合、エアコンなどの風が直接当たるような場所は避けましょう。

乾燥には強い仙人の舞ですが、エアコンの稼働時間が長いと長時間風にさらされることになり、株が弱ってしまう原因になります。

 

水やり

見た目は観葉植物っぽいのですが、仙人の舞は多肉植物の一種です。多肉植物はあまり水を好みません。

暑いからといって頻繁に水をあげてしまうと、根が腐って枯れることにつながります。目安は土がカラカラに乾いていることです。

あげる時は鉢底から水が流れてくるまでたっぷりとあげ、次の水やりまでは間隔をあけます。

土が乾いてもすぐにあげないことがポイントです。表面は乾燥しているように見えても、中の土は湿っていることもあります。

あげるタイミングがわからないようでしたら、割り箸のような細長い棒を土に挿してみて、そこについた土が湿っていないか確認するとよいでしょう。

中が湿っている状態でさらに水をあげてしまうと、根腐れを起こしてしまうので夏の水やりには注意が必要です。

冬は、夏よりもさらに水やりを控えるようにします。寒くなると生育が鈍くなるので水もそれほど必要としません。

葉っぱに貯めた水分だけで十分に持ちます。土が乾燥し、夏の水やりと同様に中の土が湿っていないか確認します。

さらに葉っぱの状態を見て、土が乾燥していても葉っぱがぷっくりとツヤツヤしていれば、まだ水やりのタイミングではありません。

葉っぱに元気がなくなってきてから水やりをしましょう。そして水やりの際に、葉っぱを濡らしてしまわないこともポイントです。

 

肥料・追肥

肥料に関して、あまり神経質にならなくても大丈夫です。あげないと枯れるというようなこともありません。

どんどん生育させたいのでしたら、固形肥料を少しだけあげましょう。

液体肥料でしたら薄めてからやるようにします。あまり肥料が多いと、逆に株を痛めてしまうことがあるので気をつけましょう。

 

用土

水はけのよい土が適しています。園芸店やホームセンターなどで売っている、サボテンや多肉植物専用の土を使うと手軽です。

 

植え替え・植え付け・種蒔

根が伸びて、根詰まりを起こしているようなら植え替えが必要です。一回り大きな鉢を用意し、新しい土を入れて植え替えます。

真夏を避けた、春から秋の間が適期です。

植え替える際は、根の長さが1cm以下になるように切りそろえ、切り口を1〜2日かけて乾かしてから新しい鉢に植え付けます。

そうするとカットされた根はまた成長しようとするので、元気な株に育ってくれます。

 

増やし方

とても発根しやすい植物です。挿し木で簡単に増やすことができます。

新芽は残して上の方をカットし、カットした挿し木の下の部分に、葉っぱがついていたらそれも落とします。

そして切り口を2〜4日ほどかけて乾燥させます。それから新しい土に挿し、風通しのよい場所で管理します。

日光はあまり当たらない方がよいです。水やりもすぐにはせず、1週間以上たってから与えるようにしましょう。

仙人の舞は本当に発根しやすいので、土に落ちた葉っぱから自然と育っていた、などということもあります。

 

病気・害虫

あまり害虫がつくことはありませんが、屋外で管理しているとワタムシやカイガラムシ、アブラムシなどが発生することもあります。

見つけ次第、薬剤で駆除しましょう。季節の変わり目に薬剤を撒くと、予防にもなります。

また過湿が苦手ですので、風通しが悪い場所や、常に湿気があるような場所に置いてあるとカビが発生する場合があります。

梅雨の時期などは特に注意しましょう。

 

管理温度

冬の寒さに弱く、耐寒温度は5度程度です。

また急激な温度変化にも弱いので、気温が10度を下回ったあたりで室内に取り込みましょう。

冬が近づくと突然気温が下がることもあるので、室内と外気の温度差があまりない時に、取り込んだ方が負担の軽減になります。

春になってまた屋外へ戻す時にも注意が必要です。暖かくなっても、寒の戻りで気温が下がることもあります。

特に近年は一日の気温差も激しくなってきているので、安心して屋外で管理できるのは4月下旬から5月上旬あたりでしょう。

 

種類・品種

カランコエ属には「仙人の舞」と似たような名前をもつ種類があります。

たとえば「仙人の扇」「仙女の舞」などがあり、これらは大型の種類で、仙人の舞とは違って縁が波打っている厚い葉っぱが特徴的です。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

壺のような形の黄色い花を咲かせます。花はとても小さく、大きさは1cm程度です。

 

トリビア

風水

風水では、葉っぱが上を向いていたり、上へ上へと育っていくような植物には「陽の気」があるとされています。

運気の向上などの効果が期待されるので、良い気が入ってくる場所である玄関に置くのがよいです。

ただ日当たりが悪いようでしたら、定期的に日光浴をさせる必要があります。

葉っぱが上を向いている植物は活発な気を発生させているので、寝室などのリラックスしたいような空間にはあまり向いていません

 

花言葉

「おおらかな愛」という花言葉があります。

仙人の舞が属しているカランコエ属の「カランコエ」にも似たような意味があるので、ここからきているのかもしれません。

ちなみに「カランコエ」には他に「幸福を告げる」「あなたを守る」などの花言葉があります。

 

由来伝承

原産地はマダガスカルで、日本に渡ってきたのは1950年頃といわれています。

ベンケイソウ科のカランコエ属で、学名を「カランコエオルギアリス」といいます。「オルギアリス」はギリシャ語の「orgya」からきており、これはギリシャの古い時代に使われていた単位で6フィートのことです。

日本では和名の「仙人の舞」の方がよく知られています。また「金の卵」という別名もあります。

 

まとめ

多肉植物には神秘的、個性的な和名がたくさんありますが、「仙人の舞」もその一つです。

そしてその名の通り、仙人の舞には神秘的でかつ落ち着いた雰囲気があり、他の緑色の多肉植物とはひと味違った個性を備えています。

室内にさりげなく置いてあるだけでも、シックな演出ができるのではないでしょうか。

 

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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