星美人の画像

星美人の育て方

  • ベンケイソウ科
  • パキフィツム属

星美人の基本情報

ジャンル

多肉植物

形態

多年草

学名

Pachyphytum oviferum

別名

パキフィツム・オウィフィツム,月美人,桃美人

原産地

メキシコ

星美人の性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

やや弱い

耐暑性

やや弱い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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星美人の育て方の画像

星美人の育て方

星美人は、ベンケイソウ科のパキフィツム属に分類される多肉植物です。

パキフィツム属の多肉植物は、原産地であるメキシコの高原を中心として、10数種ほどが知られていますが、今回はその中でも星美人に焦点を絞って、育て方について見ていきましょう。

星美人の基礎情報

星美人の日当たり

星美人は、原産地がメキシコである事からもわかるように、お日様の光を好む性質があります。

その為、太陽の光をたっぷりと浴びせてあげるようにしましょう。

日照不足の環境で育ててしまうと、葉が落ちてしまったり、ひょろひょろと長く伸び、徒長してしまい見た目も不格好な様子になりますので気をつける必要があります。

 

星美人の置き場所

星美人は、お日様の光をたっぷりと浴びる事ができる日当たりの良い場所と、蒸れないように風通しの良い場所で育てて管理するのが最適です。

これは星美人だけではなく、多肉植物全般に言える事ですが、多湿の環境を苦手としたり、嫌う性質がありますので、日当たりのみではなく、風通しが良いかどうかをよくチェックしてみる事が大切なポイントとなります。

しかし真夏の暑い時期は、半日陰になるような場所に移動して、そこで管理してあげるようにして下さい。

というのも、星美人は日当たりを好むとは言っても、耐暑性に関しては少し弱いからです。

また耐寒性に関しても、やや弱い性質がありますので、冬は霜や雪を避ける為に、室内へ移動して、日当たりが良い場所に置いてあげるようにしましょう。

また耐寒温度は、0℃〜5℃くらいですので、でそれ以下の気温になったら注意が必要です。

 

星美人の水やり

星美人は、蒸れや湿気が多い環境は苦手とします。

ですので、夏場のような高温多湿になるような時期は、特に注意が必要となります。

鉢の土の表面を見て、乾き切っているのを確認できたら、それから水やりを行うようにして下さい。

土がまだ湿っている状態での水やりは、星美人にとっては良くありませんので避けるようにしましょう。

多肉植物は、葉に水分を溜め込める機能が備わっていますので、乾燥には強いため大丈夫です。

水のやり過ぎは、根っこが腐ってしまったり、落葉や間延びしてしまう原因ともなりますので気をつけるようにしましょう。

夏場に星美人に元気がないような時には、水やりは控えめにするようにして下さい。

星美人の冬の水やりは、ごくごく控えめでOKです。1ヶ月に1回程度を目安に行うようにして下さい。

というのも、冬には休眠期に入る為、生育自体も鈍ってきて、根からの水分の蒸発量や吸水量も減るからです。

そいういった時期に水やりを頻繁に行うのは、星美人にとっては辛い環境となってしまいます。

水やりの回数もぐっと減らすようにして、乾燥気味を意識して管理を行って下さい。

また星美人は、葉の表面に薄っすらと白い粉で覆われいますので、乱暴な水やりをするとその白い粉が落ちてしまいます。

星美人の水やりのコツは、葉ではなく、株元にかけるようにします。

 

星美人の肥料・追肥

多肉植物には、そもそもあまり肥料を必要としない性質があります。

多肉植物に肥料を与え過ぎてしまうと、葉がひとりでにぽろぽろと落ちて落葉してしまったり、間延びしたような感じになってきます。

星美人についても多肥は厳禁ですが、春と秋の生育期には、時々でいいので液体肥料などを施してあげるようにします。

目安としては、原液のままではなく薄めたものを月に2回程度で十分です。

もし緩効性の肥料にするなら、月に1回を目安に少量でいいので施すようにしましょう。

星美人は、肥料を与えなくても枯れてしまうというような事もありませんので、あまり神経質になる必要はありません。

 

星美人の用土

多肉植物というのは、元々は環境的に厳しい場所で生育しています。

また葉に水を蓄えられる機能も持っていますので、乾燥にも強いです。

その為、水分保持力の高すぎてなかなか水分が蒸発しにくい蒸れやすい土は不向きとなります。

ですので多肉植物である星美人に適した用土というのも、水はけが良い土である事が絶対条件となります。

初心者の方は、園芸店などで売られている多肉植物用もしくはサボテン用の土を選んで利用すると簡単で便利です。

自作する場合には、「赤玉土の小粒3:鹿沼土の小粒2:軽石の小粒2:腐葉土3」の割合で、配合して作った土がおすすめです。

 

星美人の植え替え・植え付け・種蒔

星美人を植え付ける時には、まず枯れてしまった下葉や根っこは取り除いて、整理してから植え付けるようにして下さい。

白い粉で葉の表面が覆われていますので、粉が取れないように気をつけて丁寧に行うようにしましょう。

植え替えについては、多肉植物専用の土かサボテン用の土を使って行います。

植え替えの目安は、数年に1回程度でOKです。

ただし注意点としては、あまりにも大きなサイズの鉢へ植え替えてしまうと、土が蒸れやすくなり根腐れしやすくなりますので、今よりも一回りだけ大きなサイズの鉢へ植え替えるようにして下さい。

星美人は、葉挿しで増やす事が一般的ですので、通常種蒔からは育てません。

 

星美人の増やし方

星美人は、さし芽、株分け、葉挿しで増やす事ができますが、この中でも葉挿しという方法で増やすことが簡単で一般的です。

星美人の葉は、とてもぷくぷくとしていて肉厚で大きいので、自然と落葉した葉を使って増やしやすいのです。

特にポイントとしては、人為的に手で千切った葉よりも、自然と落葉した葉を使って行う方が発根しやすいようです。

というのも、手で千切ってしまうと、葉っぱの根元にある発根する箇所が、茎の方に残りやすいからです。

葉挿しの方法ですが、葉の切り口部分は完全に乾燥させてから、多肉植物用もしくはサボテン用の土に挿して、一切水は与えずに発根するまで気長に待つようにしましょう。

 

星美人の病気・害虫

星美人に付きやすい害虫でよく知られているのは、カイガラムシやアブラムシです。

カイガラムシというのは、高温で乾燥している時期に特に発生しやすい為、見つけたらすぐに駆除して下さい。

アブラムシの方は、花が咲く時期に蕾部分に発生しやすい為、これも見つけ次第すぐに駆除を行うようにしましょう。

病気としては「軟腐病」があります。この病気は、多湿や下葉の腐りを原因として発生します。

予防策としては、枯れてしまった下葉はこまめに取り除くようにします。

もし株元にこれが発生してしまった時には、病気のないところで茎をカットしてからさし芽を行い、再生させるようにして下さい。

 

星美人の管理温度

暖かい地域で育てる場合には、戸外での栽培は可能ですが、耐寒性はやや弱い為、雪や霜が降りる地域では、冬場は室内へ移動して、明るい日なたになる場所で管理をします。

それ以外の時期は、基本的には日当たりと風通しが良い場所で、たっぷりと日光浴をさせてあげて育てるようにしましょう。

多湿にも注意して下さい。

 

星美人の種類・品種

星美人は、パキフィツム属の多肉植物の1品種です。

流通名としては月美人や桃美人という別名も持っています。

 

星美人の花の形態(どんな花を咲かせるのか)

星美人は、葉がうっすらとピンクがかっていて、肉厚の葉がまるでお花のように見えるので人気がありますが、実は花も咲かせます。

星美人の花は、花茎を長く細く伸ばして、その先端部分に、10〜15輪程度の色鮮やかな淡赤紫色の花を下方向に咲かせるのが特徴です。

花の形は、鐘形をしています。また萼よりも花びらが短いので、萼の間から花が顔をのぞかせる感じで咲くのも特徴となっています。

花冠は5裂しており、星型に開きます。

萼片の色は葉と同じ色をしていますが、中にある花片は赤色系となっていて、中心部分の黄色とのコントラストが美しく目を引きます。

開花時期は、春頃となっています。

 

星美人のトリビア

星美人の由来伝承

星美人の正式名称は「パキフィツム・オビフェルム」で、種小名の「オビフェルム」には、「卵を持っている」という意味があり、星美人の葉がぷにぷにと丸くて、卵のような形をしている事にちなんでいるようです。

星美人という名前は和名で、これは花冠部分が星型をしていて、その花姿も可憐で美しい事から命名されたと言われています。

 

まとめ

今回は、ぷっくりとした肉厚のピンク色がかった葉が、お花のように可愛らしい多肉植物の、星美人の育て方についてご紹介してみました。

特に女性には人気があって、園芸店などでもよく見かけます。

気温が低くなると、葉が紅葉して色がさらに濃くなり美しくなります。

春頃には特徴的な素敵な花も咲かせてくれるので、育てがいがあります。

初心者でもポイントを押さえれば、育てるのは決して難しくはありません。

ぜひ一度この記事も参考にして育てて下さい。きっとその可愛らしさに愛着が湧くはずです。

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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