小山飾りとは
器の上に山を作り、そこに山野草を植えるという
「山の原理」を再現した栽培方法です。
①まず、植えたい山野草を揃えました。
一品でも良いし、寄せ植えにしてもいいですよ〜⸜(๑⃙⃘'ᵕ'๑⃙⃘)⸝⋆︎*
室内に置きたい場合は
室内でも育つ観葉植物にして下さいね💕
②次に用土を作ります。
ピートモスと水苔を水で戻します。
割合は半々ぐらい❓
適当です。ꉂꉂ(๑˃▿︎˂๑)ァ,、'`
戻したら、余分な水分は切っておいてください。
③別の容器にケト土を入れ、水を混ぜて少しだけ柔らかくします。
(次にピートモス&水苔と
混ぜるのでゆるゆるにならないように注意❗️)
《ケト土とは》
水生の植物が枯れて水の底にたまり、長い年月をかけて粘土状に変化した土の事です。
栄養が豊富で水持ちが良く、粘土状なので形が作りやすいため苔玉によく使われます。
④戻して水分を切ったピートモス&水苔とケト土を混ぜます。
形が作りやすいくらいの硬さになるよう水分を調整します。
(耳たぶくらいの硬さ❓)
⑤穴の開いていない鉢に、
ゴロ石(鉢底石)を入れます。
私は100均の和風の小鉢を使いました。
平皿ではなく、少し深さがある物を選んで下さい。
自宅に眠っている不要なお皿でもOKです❗️
⑥ゴロ石の周りに土手を作るように用土を盛ります。
⑦土手と同じ高さまで、石を足します。
⑧植えたい株を置きます。
高すぎる場合は株の下の方をほぐして高さを調節します。
写真では石の上に直に株を置いていますが
実際には石の上に用土を乗せてから株を置いて下さいね。
⑨こんもりと山になるように用土を盛ります。
⑩用土のまわりに苔を貼り付けます。
苔はお好みのものでOK。
(私はハイゴケを使いました。)
活着するまでは剥がれないように
糸をぐるぐるに巻きつけておきます。
完成です❗️
小山飾りの利点は
お皿に水が保たれているので、水やりの頻度が少なく済み、水を好む植物にも適しています。
吸い上げられた水分は表面の苔から気化するので
気化冷却により夏の暑さに弱い植物も良く育ち、蒸れて根腐れする事もありません。
蒸散する水分は周囲の空中湿度を高め、葉の保護にも有効です。
こちらは
ハツユキカズラとハコネシダを
寄せ植えにしてみました。
水やりはバケツに水を張り、ドボ漬けして下さい。
水に液肥をいれておけば最高です。