リメイク鉢の作り方を、「みどりのまとめ」にupしてほしいとのリクエストがありましたので、まとめてみました。ありきたりで、特別新しいことはありませんが、これから作ってみたいという方の参考になれば幸いです。
※令和2年3月7日改訂(仕上げ剤を変更しました。)
※令和4年9月12日改訂(細かいところを少し付け足したり、文章を直したりしました。)
主な材料・用具は、写真に載っていないものもありますが、次のとおりです。
素焼きの鉢 ヤスリ紙 筆 ハケ 絵の具(バターミルクペイント) スポンジ マスキングテープ デコパージュ専用液 デコパージュペーパー トップコートクリア(UVカット) マルチプライマー
鉢の縁などがガサガサしているときは、150番くらいの目の荒さのヤスリ紙で軽く磨いておくと、綺麗に仕上がります。
手荒れが気になる方は、軍手等を使うと良いです。
ハケや筆で、絵の具を塗ります。絵の具は、アクリル絵の具などを使うこともありますが、今回は「オールドビレッジ バターミルクペイント」の1314を使いました。
水は、絵の具が濃いときにはごく少量を加えますが、加えずに使うことが多いです。
塗りむらがないように、手早く絵の具を延ばします。
※100均の素焼き鉢やテラコッタの鉢を使う場合は、マルチプライマーを塗ってから絵の具を塗ると、仕上がってから絵の具が剥がれにくくなり、耐久性が上がります。
内側は、上から4cmくらいまで塗りました。
お好みで、全部塗ってもOKです。
外側は、底も塗りました。
白い絵の具を、スポンジを使って塗り重ねます。
100均に、柄のついた使いやすいスポンジがあったので、それを使っています。
また、豆腐が入っていた容器を再利用して、そこに絵の具を入れてスポンジに絵の具をつけました。容器は使い捨てできるので、片付けが簡単です。容器の縁で軽くしごいて、スポンジにつける絵の具の量を調節します。
スポンジを軽くたたくようにして、かすれるように絵の具をつけていきます。
鉢の下部全体につけていきます。
最初に塗った色が少し残るように塗ると、色のつながりがあって、鉢にまとまりと味が出ます。
また、デコパージュで絵をつける辺りは白を濃くしておくと、絵が鮮明につけられます。
デコパージュペーパーから、使いたい図柄を選び、その絵の3mm程度外側を、水をつけた細筆でなぞります。
水で紙の繊維が離れやすくなったら、絵を破かないように気を付けながら、手でちぎり取ります。
こうすると、紙の繊維が鉢に馴染み、ハサミで切るよりデコパージュが綺麗にできます。
デコパージュ専用液を、絵をつけるところに糊のように塗ります。
液が乾かないうちに、絵をつける位置がずれないように絵を置きます。
空気を追い出すように、絵の中央から外に向かって、デコパージュ専用液がついた筆を走らせます。
強く擦りすぎると絵が破けるので要注意⚠️。
乾いたら、デコパージュ専用液を再び塗ります。
これを繰り返し、3回塗り重ねてコーティングします。
鉢の上部につけるマスキンテープを、鉢の大きさに合わせて少し長めに切っておきます。
デコパージュの絵に使われている色が、マスキングテープの中にもあると、鉢がまとまりやすいです。
この鉢では、リスの茶色系の色が入っているテープを選びました。
マスキングテープを、リスの絵と反対側が継ぎ目になるようにデコパージュします。
マスキングテープの接着力に頼ると使用中に剥がれてくることがあるので、マスキングテープを貼る前にも、リスの絵と同じようにデコパージュ専用液を塗ります。
貼っているうちに多少テープが伸びることもあるので、貼り始めと貼り終わりのテープの図柄を調整して、綺麗につながるように、適切なところで最終カットをします。
滑って作業しにくいときは、テープの下に塗るデコパージュ液を少なめに塗ると作業しやすいです。
デコパージュ仕上げ液を塗ってコーティングを強化します。
最後に、耐水性を高めるマルチプライマーと、日焼けを軽減するトップコートクリア(UVカット)を塗って完成です。
トップコートクリアを後に塗るとつや消しになり、マルチプライマーを後に塗ると艶が出ます。
※改訂前は仕上げにスプレーをかけていましたが、このように変更しました。
マスキングテープの代わりにレーステープを使ったり、デコパージュの代わりに転写シールを使うなどのアレンジで、いろんなリメ鉢を作ることができますよ。
鉢の色をグラデーションにしてもきれいです。
いろいろアレンジして、オリジナルのリメ鉢を作って楽しむことができます。
以上、なつ子流のリメ鉢の作り方でした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。🙇💖
分かりやすい解説もとても親切😆❣️
僕も作ってみようかな?…そのうち…
ありがとうございます😄😄👍