クリスマスローズの種まき|時期や保存方法、初心者でもできる育て方は?

クリスマスローズは「冬の貴婦人」とも呼ばれ、花の少ない冬の時期に見頃を迎える植物です。クリスマスローズを種まきで育てると、花が咲くまで2年ほどかかりますが、その分花が咲いた時の嬉しさは倍増ではないでしょうか。

今回は、クリスマスローズの種まきの方法や時期を詳しくご紹介していきます。

クリスマスローズの種を採取してみよう

クリスマスローズは、基本的に人が手を加えなくても受粉して種ができます。地植えの場合はこぼれ種から勝手に増えていきます。違う株の花と交配させてみたいと思ったら、受粉させて種から育ててみましょう。

自家受粉で種を取る

「自家受粉」は同じ株の花粉が、めしべに付いて受粉することです。クリスマスローズは自家受粉で種を実らせます。

  1. 花が咲いた後、中央の子房がふくらむため、種がはじけてしまわないように茶こし袋などを花にかぶせる。
  2. 株の消耗を防ぐため、種をとる以外の花は全て切り取る。種を撮るには、一株一花柄にすることがポイント。
  3. 種を成熟させるため、肥料を与える。花や実をつけるのを助けるリン酸を含んだ肥料を与えながら、5月〜6月の採取まで育てる。
  4. 茶こし袋の中に種が落ちてきたら種を採取する。
  5. 種の採取が終われば花株は切り取る。

他家受粉で種を取る

「他家受粉」は違う株の花と交配させてみたいと思ったときに行う方法です。

  1. 受粉させたい花が咲いたら、雄しべを切り取る。
  2. 交配したい花の雄しべをピンセットでとり、荒廃させたい花のめしべに花粉をたっぷりつける。
  3. 種がはじけてしまわないように茶こし袋などを花にかぶせる。

この後の手順は自家受粉と同じです。

クリスマスローズの種の保存方法


クリスマスローズの種を保存する場合、乾燥を防ぐためにパーライトまたはバーミキュライトと一緒にお茶パックに入れて保存します。クリスマスローズの種同士が接触すると種が腐ってしまうため、このように保存することで種を腐らせずに保存することができます。

用意するもの

  • 茶こし袋
  • パーライト、もしくはバーミキュライト
  • 駄温鉢
  • 赤玉土
  • 殺菌剤(ダコニール、ペンレート)

保存の手順

  1. 茶こし袋に、種とパーライト、もしくはバーミキュラを同量になるように入れる。
  2. 殺菌剤(ダコニール、ペンレート)に半日ほど浸けて殺菌する。
  3. 7号程度の駄温鉢に鉢底石と赤玉土を同僚入れ、種の入った袋を重ならないように平らに置いておきます
  4. 種袋の上に3cmほど土をかぶせ、たっぷり水を与えて日陰の湿った状態で秋まで管理します。

上手に種を保存するコツ

クリスマスローズの種は非常に乾燥に弱いため、用土の乾き過ぎに注意してください。乾燥した種は発芽率が悪くなるため、水やりがとても大切なポイントです。

乾燥しすぎていると発芽しにくいですが、湿りすぎると腐ってしまうことがあるため湿り具合にも注意が必要です。

クリスマスローズの種まき前の準備


クリスマスローズの種まきには、2つの方法があります。成熟した種を採取した後すぐに種まきする方法と、種を秋まで保存して9月~10月頃にまく方法です。

種を採取した後にすぐ種まきする場合は発芽しない可能性があるので、種をまく前にダコニールやベンレートなどの殺菌剤が入った水に約1日浸し、種を膨らませておきます。その後、準備した土に種をまきましょう。

クリスマスローズの種まきの時期はいつ?

クリスマスローズの種まきの時期は5月〜6月、もしくは9月〜10月です。

クリスマスローズの種まきの方法

地植えで育てる場合

クリスマスローズを地植えで育てる場合は、クリスマスローズの種同士が被らないよう適度に間隔を空けて種まきをします。種まきが終わったら、上から土を1cm程度かぶせます。地植えで育てる際は、定期的な水やりは必要ありません。

鉢植えで育てる場合

クリスマスローズを鉢植えで育てる場合は、準備した鉢に水持ちの良い赤玉土8:バーミキュライト2などを混ぜた土を入れ、地植えと同様に種同士がかぶらないように種まきをします。土は市販の培養土を使用することもできます。種をまき終わったら土を1cm程度被せて、水を十分に与えます。

クリスマスローズの種まき後の手入れ

発芽までの手入れ

クリスマスローズが発芽するまでの間は、直接日光が当たらない環境で管理します。クリスマスローズを種は発芽までに約4~5か月かかります。発芽するまでは、土が乾いたら水やりをしましょう。

発芽後の手入れ

クリスマスローズは乾燥を苦手としますが、水の与え過ぎは良くありません。クリスマスローズを観察しながら、必要な時に水やりをしましょう。地植えの場合は、水やりは特に必要ありません。鉢植えのクリスマスローズには、10月~翌年の5月頃までは土が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。逆に、6月~9月頃は、乾燥気味に管理することが大切です。

鉢植えのクリスマスローズは、10月~4月頃までは日当たりの良い場所、5月~9月頃は明るい半日陰で管理しましょう。地植えの場合も、秋~春の時期は日当たりの良い場所で管理します。

肥料のやり方

地植え、鉢植えともに定期的に肥料を施しましょう。鉢植えでは10月、12月、2月に緩効性肥料を施し、10月~4月頃までは月に2~3回程度液体肥料を施しましょう。地植えのクリスマスローズは、10月に緩効性肥料を施します。

クリスマスローズを種から育ててみよう

下向きに咲くクリスマスローズの花は、どこか奥ゆかしい雰囲気がありますね。クリスマスローズの花を観賞することで、寒い冬の時期も明るく過ごせそうです。

種から育てる場合は時間がかかりますが、ご自分で一から育てると花が咲いた時はとても嬉しいですよ!沢山の品種があるので、お気に入りのクリスマスローズを見つけて種から育ててみてはいかがでしょうか。

おすすめ機能紹介!

【無料で利用できる】写真を撮るだけ!アプリが植物・花の名前を教えてくれる『教えて!カメラ』のご紹介!

種まきに関連するカテゴリに関連するカテゴリ

種まきの関連コラム

ペチュニアの種まき|時期や方法、発芽までの手入れや保存方法の画像

ペチュニアの種まき|時期や方法、発芽までの手入れや保存方法

クリスマスローズの種まき|時期や保存方法、初心者でもできる育て方は?の画像

クリスマスローズの種まき|時期や保存方法、初心者でもできる育て方は?

パンジーの種まき|失敗しないコツや時期、発芽するまでの日数は?の画像

パンジーの種まき|失敗しないコツや時期、発芽するまでの日数は?

シクラメンの種まき|時期や方法、種をまいたあとの管理は?の画像

シクラメンの種まき|時期や方法、種をまいたあとの管理は?

ビオラの種まき|夏の種まきの方法や、発芽後のお手入れは?の画像

ビオラの種まき|夏の種まきの方法や、発芽後のお手入れは?

種まきの新着投稿画像

人気のコラム

簡単DIY!「100均製氷ケース」で多肉ポットを作ろう!の画像
いいね
362

簡単DIY!「100均製氷ケース」で多肉ポットを作ろう!

【春の花図鑑30選】3月、4月、5月の開花時期別に花の名前をみてみよう!の画像
いいね
352

【春の花図鑑30選】3月、4月、5月の開花時期別に花の名前をみてみよう!

カット苗を買ってきたら?購入後の手順と根を出させるコツの画像
いいね
302

カット苗を買ってきたら?購入後の手順と根を出させるコツ

小さな多肉がギュギュぎゅっと。魅惑の「多肉畑」へようこそ!の画像
いいね
260

小さな多肉がギュギュぎゅっと。魅惑の「多肉畑」へようこそ!

クローバー(シロツメクサ)の花言葉|葉の枚数によって幸せにも怖い意味にもなる?の画像
いいね
228

クローバー(シロツメクサ)の花言葉|葉の枚数によって幸せにも怖い意味にもなる?