クリスマスローズのドライフラワー|ハンギング、シリカゲルでの作り方は?

クリスマスローズはもともと茎や葉に多く水分を含まないので、ドライフラワーには向いているといわれています。手っ取り早く仕上げたいならハンギング法、花色を残しつつ、乾燥させた後も花色や形が変わらないので、アレンジするには向いています。

ここではクリスマスローズのドライフラワーの作り方をご紹介します。

クリスマスローズってどんな花?

クリスマスローズは植物名そのものではなく、キンポウゲ科クリスマスローズ属に分類される植物を総称した呼び名です。

クリスマスローズの花のように見える部分は花びらではなく「がく片」です。本来の花びらである部分は退化し、(被子植物で蜜を分泌する器官)となり、雄しべの周りについています。

クリスマスローズの愛称で呼ばれたのは、原種のヘレボルス・ニゲルのことでした。クリスマスの時期に咲く純白のひと重咲きで、金色のおしべとめしべが美しい花です。それが日本ではいつの間にかニゲルに限らず、ヘレボルス全体をクリスマスローズと呼ぶようになりました。

クリスマスローズのドライフラワーの特徴

クリスマスローズはドライフラワーに向いている花です。生育中から花、葉、茎ともにさほど水分を含んでいないことから、乾燥させたあとの形があまり大きく変わらず、アンティークな色合いもほとんどそのまま残すことができます。

1本に数輪の花がつきますが、花と花との間に間隔があるので、風が良く通り、乾燥しやすいことなどからドライフラワーにアレンジすることもおすすめします。

お店などに売られているクリスマスローズは、切り花と鉢植えのものが一般的です。切り花はもちろん、鉢植えの花を切ってドライフラワーにアレンジしてもいいでしょう。

クリスマスローズのドライフラワーの作り方

クリスマスローズのドライフラワーの作り方として「ハンギング法」と「シリカゲル法」があります。

透明感がある花びらの中心にはおしべ、めしべがついています。この状態に向くのは、シリカゲル法です。吊るして乾燥させるハンギング法でも、咲き始めの新鮮な花を使うと、花色を比較的クリアに残せます。

ドライフラワーの作り方① ハンギング法

クリスマスローズに限らず、ドライフラワーの作り方としてもっとも一般的なのがこの「ハンギング法」です。切り取った花を下向きにして吊るすだけのやり方なので、初心者の方も気軽に取り組めます。

ハンギングを行う際は梅雨時など長雨の天候は湿気が多く、ドライフラワーづくりには向いていません。晴天が続き、できるだけ空気が乾燥した日を選びましょう。

ハンギング法で必要なもの

  • クリスマスローズ
  • 輪ゴム
  • ハサミ
  • 麻紐 *紐のなかでも花や茎を傷めないのでおすすめ

作り方

  1. 茎に輪ゴムを巻き付け、その上から麻紐を巻き付ける(花を乾燥させていくうちに茎に結んでいた紐がかなり緩むので、最初に輪ゴムを茎に巻き付けておき、その上から麻紐を巻き付けると取れない)
  2. 茎にしばりつけた麻紐を壁やカーテンレールなどに吊るして乾燥させる。
  3. ※直射日光があたらず、風通しがよく湿度変化が少ない場所で乾燥させましょう。全体的に風が当たらない場合は、吊るした花の向きを変えてまんべんなく風に当てるようにします。キッチン周りやお風呂場、洗面所の近くは湿度が高いので、ドライフラワーを置くには向いていません。

    ※ハンギング法では、物干しハンガーを使って吊るすと、茎に輪ゴムや麻紐を括りつける手間が省けるほか、一度にたくさんのドライフラワーを作ることができます。ハンガーに干す際は茎の先をクリップなどで留め、逆さまになるようにしましょう。

    ※ハンギング法で作ったドライフラワーは、咲いていた時よりもかなりボリュームが落ちます。葉もきれいに乾燥していくので、花茎についた葉はあまり落とさず、つけたまま乾燥させるとボリュームが残ります。葉が多すぎる場合は、いくらか間引くと通気がよくなり乾燥させやすくなります。

ドライフラワーの作り方① シリカゲル法

花色をできるだけうまく残すのに適した「シリカゲル法」。シリカゲルは乾燥を保つためにお菓子や海苔などにケースに入っています。水晶や石英の成分と同じ二酸化ケイ素で作られており、水分をはじめとするさまざまな物質を吸着する作用があります。クリスマスローズのドライフラワーの微妙な色合いを残すにはおすすめの方法です。また天候に左右されず、梅雨時や蒸し暑い夏の時期にもドライフラワーを作ることができます。

ドライフラワーに使用するシリカゲルは、ネットショップや100円ショップなどで購入することができます。

シリカゲル法で必要なもの

  • クリスマスローズ
  • シリカゲル
  • タッパー
  • スプーン
  • ハサミ

作り方

  1. タッパーなどの容器にシリカゲルを深さ1/3ぐらいまで入れ、花を置くために少しくぼませた上からクリスマスローズの花を置きます。この時花同士がくっつかないように間隔をあけて並べると早く乾燥します。
  2. 花を並べた上からシリカゲルを上から少しずつかけます。クリスマスローズをそのままの形でドライフラワーにするため、めしべのまわりや花びらの間など細かい部分にもまんべんなくシリカゲルをかけて、花をシリカゲルに埋めていきます。
  3. クリスマスローズがすっぽりと隠れたら、クリスマスローズの花が完全に隠れるまでシリカゲルをかけ、最後に容器の蓋をしてタッパーを密閉します。そのまま直射日光が当たらない場所に約1週間ほど置き、1週間経ったらシリカゲルの中からクリスマスローズをそっと取り出して完成です。
  4. ※シリカゲルに入れる前と入れた後では、花色の赤みがやや薄くなることがありますが、生花とはほとんど変わらない状態でドライ状態になります。

    茎のついたまま乾燥させたい場合は、深さのある容器を選んでその中に花を埋め込みましょう。

クリスマスローズのドライフラワーの飾り方

ドライフラワーをシンプルなフラワーベースに挿して玄関や出窓などに飾ってみてはいかがでしょうか。

クリスマスローズのリースです。ムスカリやスズランなど、アクセントになるような花色や小ぶりな花を添えて。リースとしてドライフラワーを作るなら、シリカゲル法がおすすめです。

ドライクリスマスローズでインテリアを楽しもう!

クリスマスローズのドライフラワーを作ること自体は難しくありません。ただハンギング法の場合は、ボリュームダウンや花色の変化などがあるので、あらかじめ想定しながら乾燥させていきましょう。

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