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観葉植物として有名なユッカは種類が豊富で、種類によって見た目も異なります。そこでこのページではユッカの種類について解説しています。好みのユッカを見つけたい方はぜひご参照ください。
ユッカはリュウゼツラン科ユッカ属の植物で観葉植物として人気があります。
ユッカは虫媒花で、虫によって受粉される植物です。受粉の仲介をする虫はユッカ蛾と呼ばれる蛾で、こちらは日本にはいなことから、国内での受粉は困難です。
ユッカ属は49種類、24亜種があり、その多くが中米から北米にかけて自生します。いわゆる観葉植物としてよく見かけるものから、個性的な見た目のものまであります。
最も多く流通しているのが青年の木です。エレフェンティペスという名前でも呼ばれます。園芸店でユッカというとこちらを指すほどユッカを代表する品種です。
成長するにしたがい幹が太くなるのが特徴で、幹がゾウの足のようになることから名前が「エレフェンティペス」となりました。耐寒性、耐陰性があり、冬越もしやすいことから人気の観葉植物です。
変わった名前を持ちますが、これは葉がまっすぐに伸びて、よく生長することからまるで成長期の青年のようだからとつけられました。
グロリオサは室内観葉植物というよりも庭植えが向いているユッカで、こちらはアツバキミガヨランという名前もつけられています。
厚みのある葉が特徴的で「アツバ」と名前に入ったほどです。葉が細く尖っているため、全体的にチクチクした印象ですが、全体的には丸みがあり愛らしいです。
アロイフォリアは葉がアロエに似ていることが由来して名前がつけられました。しかし、実際にはアロエのように肉質ではなくササに似た葉を持ちます。
葉が細長くたくさん生えるため、存在感があり庭に植えるのがおすすめです。和風・洋風どちらも向いています。
フィリフェラは非常に個性的な見た目をしています。糸状のフィラメントがでる種類で、幹が太くずっしりとしていることが特徴です。
存在感がとてもありますが。葉が鋭いため怪我には注意が必要です。ペットがいる家、子どもがいる家には不向きかもしれません。
フィラメントーサは、細長い葉にきれいな斑が入ることのある種類です。こちらもフィラメントがでます。小型であれば室内で育てられますが、フィラメントーサは地植えがおすすめです。
耐寒性が強いことから、マイナス25℃までは耐えられるとされています。日本の寒い地域でも栽培ができるでしょう。
デスメティアーナの最大の楽しみ方は見た目の変化と言えます。こちらは通常は緑色の葉をしていますが、寒くなると変色して紫色になります。幹はゴツゴツした印象があり、珍しい品種で値段は高めです。
ユッカにはいろいろな種類があるとわかりました。青年の木のような見た目が強いですが、実際はゴツゴツしたものやチクチクしたもの、フィラメントが出るものなど種類はたくさんあるため、ぜひ好みのものを見つけてください。
GreenSnap編集部