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リュウゼツランは観葉植物としてオフィスや病院のロビーにあることがあります。このページではリュウゼツランについて解説しています。花について知りたい方もぜひご参照ください。
リュウゼツランは滅多に花を咲かせません。
リュウゼツランは生長がとてもゆっくりな植物で、数十年に1度しか開花しないとされています。原産地では10年から20年、日本であれば開花までに30年はかかるほどです。
なかなか花を咲かすことがない珍しい植物というのが最大の特徴と言えます。
葉の間から太い茎を伸ばしてその先端に黄や黄緑の花を咲かせます。筒のような形をしていてきゅうりの花のツボミのようです。
リュウゼツランの花期は7月から8月ですが、毎年この時期には咲きません。
リュウゼツランの代表的な種類をまずご紹介します。
ブルーアガベは「アガベ・アスール・テキラーナ」という名前でも呼ばれ、汁をシロップやテキーラにして楽しむ植物です。
健康食品としても知られていて、海外では人気なリュウゼツランの一種で、細長い葉が楽しめます。
一般的にリュウゼツランと言うとこちらが売られていることが多いです。雰囲気はアロエによく似ているのが特徴で、丈夫な性質を持ちます。
リュウゼツランのなかでも寒さにも強く屋外でも栽培もしやすい品種です。
雷神という別名がつくこちらのリュウゼツランは葉にトゲがるのが特徴です。ゴツゴツして荒々しいことからこのような名前になりました。
葉はシルバーリーフのようにややくすんだ色をしています。
笹の雪という別名を持つ非常に美しい見た目が特徴です。葉には白くペンで描いたような模様が入るのが特徴で、この模様のことをペンキと呼びます。
見た目が美しいことから人気です。
リュウゼツランではありませんが、似た植物としてアロエが挙げられます。こちらはツルボラン亜科アロエ属で、肉厚の葉が特徴的です。
リュウゼツランは明るい場所を好むため、日当たりのよい場所で栽培してください。グリーンの美しい葉を楽しむなら太陽光が欠かせません。
水やりは控えめにし、やや乾燥気味に育ててください。
リュウゼツランを種から育てる場合は、6月以降の温かい時期に種まきをしましょう。市販の多肉植物用の土をポットに入れて種をまいてください。種は暗いと発芽する性質があるため、土をかぶせます。
しかしリュウゼツランの種はなかなか売られていないので、ネットで探すか苗を購入することをおすすめします。
リュウゼツランの花言葉は「気高い貴婦人」、「繊細」です。
たまにしか花が咲かないことからこのような花言葉になったのでしょう。
リュウゼツランの花はたまにしか咲きません。簡単に家庭で楽しめないこともあるでしょう。温室などでは「リュウゼツランの花が咲きました」と情報が出ることがあるので、ぜひ貴重な花を咲かせてみませんか。
GreenSnap編集部