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ユリにはたくさんの種類がありますが、今回はヒメユリについて解説します。ヒメユリとはどんな特徴のあるユリなのか記載しました。ヒメユリの種類や花言葉もまとめたので、これからヒメユリを育てたい方はぜひご参照ください。
ヒメユリの草丈は30cmから100cmほどで花期は7月から8月です。花期になると6枚花弁のオレンジ色の花を咲かせます。花の大きさは5cmから8cmほどで星形の美しい形で中央には斑点があるのが特徴です。
ヒメユリの花は星に見えることから「ヒカリグサ」(光草)とも呼ばれています。
多いと1本の茎から10輪ほどの花をつけ見栄えがよいです。種類によって分球するものとしないものがあるため、増やす際は特徴を理解しておきましょう。
ヒメユリは漢方に使用され、冷え性、不眠、動悸に効果的でさらに、滋養強壮、消炎作用、利尿作用が期待できます。体によい植物ですが、自分で漢方薬を作ることはおすすめしません。
名前は漢字で書くと「姫百合」でユリのなかでも小さく可憐なことからこのような名前がつけられました。
なお、ヒメユリの葉のフチには半円形をした突起があるのが特徴です。
チョウセンヒメユリは漢字で書くと「朝鮮姫百合」と書きます。朝鮮半島、中国に分布するユリで、小型のユリで生長しても40cm前後で栽培しやすいのが特徴です。ツボミには綿毛が生えていて、分球はしません。
トサヒメユリは、草丈が100cmほどに生長するヒメユで四国や九州に分布します。とくに高知県でよく見られることから名前に「土佐」と入りました。
他のユリは濃いオレンジですがトサヒメユリは赤みが強いのが特徴で、1本の茎に10輪以上花を咲かせる豪華なヒメユリです。こちらは分球しません。
ミチノクヒメユリは小型のヒメユリでサイズは40cmから50cmです。こちらのヒメユリは東北に分布していることからこのような名前になりました。
他のヒメユリと異なり葉が密になっているのが特徴で、分球をしてよく増える種類です。地植えをする際は増えすぎないように気をつけましょう。
ミチノクヒメユリの花期は6月から7月で濃いオレンジ色の花を咲かせます。
キヒメユリは黄色いヒメユリで草丈は30cmから80cmほどで花弁は6枚です。花弁の内側には斑点があります。他のヒメユリがオレンジ色なのに対してキヒメユリは黄色いため、異質といってよいでしょう。
ヒメユリの花言葉は「誇り」、「変わらない愛らしさ」です。
ヒメユリは上に向いて花を咲かせることから「誇り」という花言葉になりました。
ヒメユリはオレンジ色がとてもきれいな花です。花粉もオレンジ色なのでオレンジ一色に見えて美しいのが特徴で地植えはもちろん、切り花でも育てることができます。お庭にお迎えしてはっきりした色の花を咲かせませんか。
GreenSnap編集部