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ビカクシダは着床植物で吊るして飾るととてもおしゃれです。このページではビカクシダのなかでもリドレイと呼ばれる品種について解説しています。これからビカクシダ・リドレイを育てたい方、増やしたい方はぜひご参照ください。
ビカクシダ・リドレイは他のビカクシダと比較すると葉脈がはっきりしていて細かく分岐しながら伸びるのが特徴です。葉は胞子葉と呼ばれ、鹿の角のような形をしています。
またビカクシダ・リドレイは小型なことも特徴の1つで、飾る場所は選びませんが栽培難易度が高い観葉植物です。初心者の方にはあまり向かないでしょう。
ビカクシダの貯水葉には通常は貯水機能があります。しかし、ビカクシダ・リドレイの貯水葉はとても薄いためあまり貯水機能はありません。水をあまりため込まないこともビカクシダ・リドレイの特徴といえます。
ビカクシダ・リドレイは珍しい種類の植物です。小さな花屋や園芸店では見かけることはないでしょう。大型園芸店や観葉植物専門店で売られていることがあるので探してみてください。
ネットの専門店で売られていることや、オークションサイト、フリマサイトで売られていることもあります。
ビカクシダ・リドレイを育てる場合は、春から秋にかけて明るい半日陰で管理をしてください。直射日光が当たると葉焼けをする可能性があるため、注意をしましょう。
冬になると日当たりのよいあたたかい場所での栽培をおすすめします。
太陽光が少ないと葉が弱くなったり形が崩れたりします。日差しの管理には注意をしてください。
またビカクシダ・リドレイは風通しに注意が必要で、湿気が多すぎると弱ってしまいます。
ビカクシダ・リドレイは生育期に肥料を与えましょう。肥料は夏に月に1回、秋以降は2ヶ月の1回の頻度にします。肥料は固形肥料を株元に混ぜるか、液体肥料を水やりの際に溶かして与えるのがおすすめです。
弱っているビカクシダ・リドレイに肥料を与えると、さらに負担をかけることがあるため肥料は元気な株のみに与えましょう。
ビカクシダ・リドレイは株分け、胞子まきで増やすことができます。植え替えをするタイミングで株分けをしてください。子株を切り取って新しい土に植え付けると自然と根付きます。明るい日陰で根付くまで管理をしましょう。
ビカクシダ・リドレイはシダ植物なので花は咲かず、種子もできません。そのため種子で増やすことはできず、胞子で増やしやすいです。胞子をスプーンなどで取って、土にまいて管理することで発芽をします。
しかし、発芽はなかなかしません。胞子から増やす方法は失敗する危険性が高いので、確実に増やしたい方は株分けをおすすめします。
ビカクシダ・リドレイは板につけて吊るして飾るととてもおしゃれになります。インテリアとしてもよいのでぜひチャレンジしてみませんか。吊るして飾ると、人間の目線の高さで楽しむことができておすすめです。
GreenSnap編集部