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グランドカバーになるのであればどんなものでも植えて大丈夫というわけではありません。今回は植えてはいけないグランドカバーを5種類ご紹介しています。
なぜグランドカバーに不向きなのか、グランドカバーに向かない植物の特徴をまとめました。グランドカバー選びの参考にしてみてください。
植えてはいけないグランドカバーの特徴としてまずあげられるのは繁殖力の強さからです。あっという間に繁殖するような植物はどんどん増えてしまい手入れに手間がかかります。剪定を月に1回はしなければいけない、などであれば面倒に感じるでしょう。
場合によってはその繁殖力の強さから、他の植物を植えているスペースに入り込むこともあり得ます。
グランドカバーとして向かない植物の特徴としてあげられる特徴の2つめは、生長の早さです。こちらも剪定など手間がかかるからです。
最後にツル性もグランドカバーとして植えてはいけない特徴です。周囲の植物にすぐに絡みつく可能性もあるため、植えてはいけないグランドカバーと言われることもあります。
隙間を埋めるため、地面を覆うための植物としてお迎えしたものの、他の植物に悪い影響を与えることもあるため気を付けましょう。
ヒメイワダレソウは草丈が5cmほどの小ぶりの植物で這うようにして生長するため、グランドカバーとして利用する方もなかにはいます。小ぶりな花も愛らしく人気があります。
しかしヒメイワダレソウは非常に生命力が強く、茎がちぎれてもまたそこから再生します。さらにはちぎれた茎が別の場所に落ちてもそこから根付くこともあります。
一度植えてしまうと完全に駆除ができなくなり、ずっと手入れをすることになってしまい、海外では栽培が規制されるほどになっています。
細い茎が特徴で華奢でスタイリッシュな印象があるワイヤープランツは、葉が丸くて愛らしいです。日当たりがよい場所はもちろんのこと、日陰でも育つためガーデニング初心者の方に向いています。
しかし、ワイヤープランツは横だけでなく上にもよく伸びる植物で、周囲の植物を覆う危険性があります。生長が早く他の植物の邪魔をすることもあるため注意をしましょう。
カタバミはハート型の葉を持ち、クローバーのような見た目が特徴です。小ぶりの花を咲かせるなど見た目はかわいいですが、繁殖力が強い特徴があります。
種子はもちろんですが、地下茎でも増えるため駆除をしても地中に茎が残っていればまたすぐにでてきてしまいます。一度植えると、駆除が困難になるため、グランドカバーとして利用しないほうがよいでしょう。
ツルニチニチソウはつる性のある植物で、花の色は青や白そして紫などカラーバリエーションがある植物です。地面を覆うようにして広がるため、グランドカバーとして利用されることがあります。
丈夫な植物で環境への適応力も高いことから初心者の方向きと言われますが、こちらも植えない方がよい植物です。
定期的に剪定をしないとどんどん地面を覆いつくすでしょう。さらに他の植物や壁をも覆いつくす可能性もあることから、グランドカバーとしてはおすすめはしません。
ツルニチニチソウも一度根付くと完全な駆除が難しいです。さらにツルニチニチソウが絡みついたところから無理矢理剥がすと素材が傷むこともあります。
ハーブとして人気があるミントは、スーッとした香りがありハーブティーや料理に活用できます。さらにその強い香りから虫よけにもなるとされているので、お庭にあると便利です。ハーブガーデンに憧れる方もいるかと思いますが、ミントはグランドカバーには向きません。
ミントは非常に繁殖力が旺盛で、あっという間に広がります。それだけでなく他の植物を駆逐してしまいミントばかりのお庭になる可能性があるため注意が必要です。どうしても育てたい方は地植えではなく鉢植えにしましょう。
グランドカバーとして地植えする場合は、繁殖力が強すぎない植物を選んでください。繁殖力が強い植物の場合は、お庭で広がりすぎてしまい手入れが大変になることもあります。いっそのこと駆除をしようとしてもまたすぐに出てくることもあるため、植えない方がよいです。
生長スピードや繁殖力を考慮してお迎えしてください。
GreenSnap編集部