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月桃(ゲットウ)とは|育て方や花言葉、花の特徴や葉の効能は?

月桃は可愛らしい白い花を咲かせ、春から夏にかけて観賞が楽しめます。きれいな花ですが、観賞だけでなく月桃の花や葉、そして実にはさまざまな効果や効能があり、私たちの生活に活用することができます。

今回は、月桃の花や葉の特徴や葉、実、花の活用方法、育て方や花言葉などについて解説していきます。月桃について詳しく知ることができるので、ご興味のある方はぜひ参考にしてみてくださいね。

月桃(ゲットウ)とは?

科・属名
ショウガ科・ハナミョウガ属
分類・性質
園芸草花、常緑性多年草
原産地
台湾、インド、東南アジア、日本
学名
Alpinia zerumbet
英語名
Shell Ginger
別名
アルピニア、サンニン、サニン
出回り期
7月~10月
開花時期
5月~8月
花色
白色
誕生花
7/5

月桃(ゲットウ)の花の特徴

月桃は温暖な気候を好み、日本では沖縄を中心に生息しています。ショウガ科に分類され、月桃の葉の形がショウガの葉に似ていることが特徴です。

月桃の名前の由来には諸説ありますが、蕾が桃の花のような形をしていることが由来とされています。沖縄では昔から「サンニン」と呼ばれ、奄美大島では「さねんばな」と呼ばれることもあります。月桃は地植えはもちろん、鉢植えでも育てることができ、人気のある観葉植物です。

月桃の蕾は楕円形で、花びらは3枚で花色は白く先端がピンク色です。房のような花姿で、上から開花していきます。月桃は若い株に花が咲くことは少なく、2年以上生長した株に花芽をつけます。茎の先端に花を咲かせ、茎の長さは30cmほどです。

月桃は繁殖力が旺盛なのでこぼれ種などで自然に増えることが多く、害虫にも強く丈夫な植物なので育てやすいですよ。

月桃(ゲットウ)の葉の効果、効能

月桃の葉や花は特有の香りを放ち、特に葉に含まれる芳香成分には殺菌や防虫効果があるとされています。また、月桃の葉にはリラックス効果があるため、体調を整えたり不眠の改善効果が期待できます。

その他、脳を活性させる働きもあることから、集中力を高めたい時に使用するのも効果的です。

月桃の葉だけでも、こんなに効果や効能があるのですね。それでは、月桃の葉や実、花の活用方法について詳しく見ていきましょう!

月桃(ゲットウ)の葉、実、花の活用方法

月桃(ゲットウ)の葉

月桃の葉は虫よけやカビよけとして使用されることが多く、沖縄県では昔から月桃の葉を使用して食べ物を保存する習慣があります。その他、ストレスを緩和させるためにアロマオイルとして使用したり、月桃の葉をお茶に加工して健康茶としても重宝されています。

さらに、月桃の葉にはコラーゲン合成の促進作用もあることから、化粧水などに配合されることもあります。

月桃(ゲットウ)の実

月桃は秋になると赤い実をつけ、種はカレーなどの香辛料や健胃剤などに使用されることが多いです。また、月桃の実は葉と同じくお茶に加工することができ、月桃茶にはポリフェノールが多く含まれることから抗酸化作用があります。

月桃茶にはマグネシウムや鉄分なども含んでいるので、特に女性の方には嬉しいですね。

月桃(ゲットウ)の花

きれいな月桃の花は観賞だけでなく、食用することもできます。食用とは意外かもしれませんが、月桃の花は天ぷらにすればおいしく食べられるので、花が咲いたら収穫して調理してみてはいかがでしょうか。

月桃(ゲットウ)の種類、品種

月桃にはいくつもの種類や品種がありますが、沖縄には月桃の他に「タイリン月桃」が生息し、主に2種類の月桃が確認されています。タイリン月桃は別名「ハナソウカ」とも呼ばれ、爽やかな香りが特徴です。沖縄以外には小笠原諸島などにも生息し、4~5月頃に見頃を迎えます。

その他、月桃には「キフゲットウ(黄斑月桃)」という品種もあり、名前の通り葉に黄色い班が入っています。エキゾチックな雰囲気が魅力的で、初心者の方でも育てやすいです。

月桃(ゲットウ)の育て方

日当たり・置き場所

月桃は温暖な環境を好むため、日当たりのよい場所で育てましょう。直射日光に当たると葉焼けすることがあるため、明るい日陰に置いて栽培するとよいです。

用土・水やり

月桃は水はけがよい土を好むため、観葉植物用の土であれば十分育ちます。水やりしすぎると根腐れするため、土の表面が乾燥したらたっぷり水を与えてください。

肥料

生育期である4~10月頃に緩効性の化成肥料または液肥を与えましょう。

剪定

剪定は特に必要ありませんが、枯れた葉などがあれば剪定で取り除くことできれいな見た目を維持できます。

収穫

月桃には赤い実が生りますが、実よりも葉を収穫することが多いです。月桃の葉を4~10月の間に収穫し、日陰で乾燥させたら防虫剤などにして使用できます。

増やし方

月桃は種まきや株分けで増やすことができ、種まきは4~5月頃、株分けの場合は4月下旬から7月上旬頃が適期です。月桃を増やしたい場合は、種まきまたは株分けしてみましょう。

月桃(ゲットウ)の花言葉

月桃の花言葉は「爽やかな愛」で、爽やかな芳香や花や葉が風にそよぐ姿が由来とされています。月桃は見た目が爽やかな印象なので、ぴったりな花言葉ですね!

月桃(ゲットウ)は活用方法がたくさんある!

今回は月桃について詳しく説明しましたが、お分かりいただけたでしょうか。月桃の葉や実、そして花には防虫効果やリラックス効果などさまざまな効果があり、それぞれの活用方法も沢山ありましたね。

中でも月桃茶は飲むだけでリラックス効果があり、ポリフェノールなどの栄養も摂取できます。葉や実を収穫すれば簡単に作れるので、気軽に生活に取り入れてみてもよさそうですね。

ご自宅のお庭などで月桃を栽培されていれば、ぜひとも月桃の葉や実、そして花を上手に活用してみてはいかがでしょうか。

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