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花が咲く観葉植物は多くありますが、意外なものに花が咲く場合もあります。
園芸好きでなければ「この観葉植物に花が咲くとは知らなかった」と誰もが言うだろうものをご紹介していきます。
パキラはThe観葉植物といった風体の観葉植物です。
実際に見たことがある人も多いでしょう。
ですが、花が咲いている姿を見たという人は少ないかもしれません。
それもそのはず、パキラは挿し木では花が咲かないんです。
実生でなければならない上に、花が咲くまでは発芽して5年から10年ほどかかります。
簡単なようで難しい条件をクリアしなければ見られないわけですから、あまり知られていないんですね。
ハワイでは家の前にドラセナを置いておくと良いことがある、という言い伝えがあって、この事から幸福の木とも呼ばれています。
葉の先端から花茎をすっと伸ばし、白い小さな花をたくさん咲かせます。
ただし観葉植物としては葉の方が好まれることが多く、花に栄養を取られないように、咲かせない管理、手入れが行われることが多いのだとか。
普通に育てても数年に一度の割合でしか花が咲かないそうなので、もし咲いたら珍しいものが見れたと喜ぶのがいいと思います。
サンスベリアは、空気清浄効果のある植物の中でも、トップクラスの力を持っていると言われています。
葉にマイナスイオンや余分な水分を放出する作用があって、部屋にあるだけで癒しの空間を提供してくれます。
花は春から夏にかけて咲きますが、育てている期間が長かったり、環境が原産地に近いとよく花をつけるようです。
香りが良く、舐めると甘い蜜が出るという話ですが、なかなか花をつけないらしく、その香りや味を知っている人は日本では少ないのでしょうね。
多くの観葉植物は、葉の色艶や形を楽しまれているため、花には興味が無いという方もいるかもしれません。
ですが偶然であれ咲いたのであれば、それも何かの縁だと考えて、花を楽しんでみてはいかがでしょうか。
※トップ画像はPhoto by まささん@GreenSnap
徳原鉄二