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ベンガルボダイジュはその見た目の美しさ、シルエットの面白さからたくさんの注目を集めています。
しかし、なぜそこまで人気が高くなったのか、その秘密を一緒に見ていきましょう。
フィカス・ベンガレンシスの別名であるベンガルボダイジュ。
この木は、インドやパキスタンなどに生息しています。
ヒンドゥー神話では「望みを叶える木」として登場しており、永遠の生命を表す神聖な木として「長寿」の花言葉がつけられています。
また、インドでは結婚式を挙げたカップルが、ベンガレンシスを夫として、インドボダイジュを妻として庭に植える習慣があるといいます。
そのため、結婚祝いの贈り物にもふさわしい植物とされています。
ベンガルボダイジュの魅力は、なんといっても葉脈の美しさ。
約20cmの大きく肉厚なタマゴ型の葉に、くっきりと浮き上がる黄色い葉脈は、白い幹との対比がとても美しく映ります。
曲がりながら横に広がっていく枝に、たくさんの葉がつき、その独特のシルエットがとても面白く、見る人を魅了していきます。
熱帯雨林気候の地域が原産でとても丈夫な植物です。
夏場の強い直射日光に晒され続けると葉焼けしてしまいますので、カーテン越しの明るい場所に置きましょう。
また、こまめに換気をして風通しをよくすることで病気になりにくくなります。
生育期の4〜10月は、土の表面が乾いたらたっぷり水をやります。
冬は生育が緩やかになるので、土の表面が乾いて3〜4日経ってから水をやりましょう。
ベンガルボダイジュは特に日当たりに気をつけていれば比較的育てやすい植物です。
独特のシルエットは注目を集めるので、大きめのサイズのものはシンボルツリーとしてや、部屋のパーテーションとして飾ることもできます。
ひとつひとつ見た目が違うので、お気に入りの一本を探しに行くのも楽しいですね。
※トップ画像はPhoto by Naobonさん@GreenSnap
徳原鉄二