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紫や紅い小さな実が特徴のジューンベリー。
6月に実がなることから、ジューンの名がつきました。
育てていくと大きくなりすぎてしまうので、そんな場合は棚仕立てに変えてみるのもおすすめです。
ヒヨドリも好きなジューンベリー。
実がなると鳥が次から次へと寄ってくるので、庭木にあれば大変なことになってしまいます。
ジューンベリーは、バラ科の花木で小さな実を6月に実らせます。
完全に熟すと、生で食べてもとても美味しいです。
多く収穫できたならば、ジャムにしてみてもよいでしょう。
植えるならば、冬の時期にしましょう。
育つのが遅いので、芽が出るまで時間がかかります。
心の余裕を持ちましょう。
鉢植えにするなら土は一般の培養土で大丈夫です。
芽が出るまでは、たっぷりと水を与えることをお忘れないように。
庭木ならば、しっかり根付くまで水を与え続けることを心がけましょう。
ジューンベリーは高木になります。
3年実がなると、その枝はだんだん味が落ちてきます。
観賞用として育てるならば、枝を刈り、小さく仕立てることもできます。
しかし、自由に育てたいのであれば、果樹整枝法の一つである棚仕立てを試してみましょう。
棚仕立てとは、ぶどう園でぶどうの実が上から垂れ下がっているように、
竹や木で棚を作り、そこにつるや枝を絡ませて、花を咲かせたり実を実らせたりする方法です。
ジューンベリーの枝を上ではなく、棚に沿って横へと広げていくことで実が垂れ下がり、取りやすくもなります。
せっかく大きく成長してくれたのだからすくすく育ててあげたい!
そんな時は思い切って棚仕立てにしてみるのもいいでしょう。
棚仕立てをする場合は、広いスペースが必要です。
庭にスペースを確保しましょう。
木や竹で棚を作ったら、ジューンベリーの上に棚を設置します。
棚の高さまで主幹が伸びてきたら、棚面に沿って水平に枝を倒し左右に誘引します。
その際、側枝は切り落としても構いません。
どんな風に成長して広がるか、想像しながら作業しましょう。
上向きの枝を横に倒すことで、花や実がつきやすくなります。
枝を横に広がらせるため、麻紐などで枝を固定してもいいかもしれません。
これ以上棚面に広がらせたくないのであれば、枝の先端を切り落として調節してみましょう。
後は、実がなるのを待つばかりです。
育ったジューンベリーは、ぜひ棚仕立てにしてみて下さい。
観賞用であるなら、鉢植えでよいけれど、棚仕立てしたジューンベリーも圧巻の観賞方法です。
※トップ画像はPhoto by maikovさん@GreenSnap
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