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セダムを育てていて厄介なのが、間延びしてしまうことです。
今まで真心込めて世話してきたのに、気を抜くと、ひょろっとした不格好な姿になってしまいます。
特にセダムは、丸い葉がぎゅっと詰まった姿が綺麗です。
日々のお手入れと復活方法をご紹介します。
セダムは多肉植物の一種です。
多肉植物は肉厚の葉を持つ、特殊な条件下であってもタフに生きていける植物として、アフリカ、メキシコなど、世界中に広く分布しています。
中でもセダムはぷりぷりした小粒の葉が可愛らしく、観葉植物として、日本でも人気を博しています。
ミニサイズとあって、コンパクトに収まるため、室内にインテリアとして置いていても邪魔になりません。
水やりは控えめにしましょう。風通しのよい場所に置いてあげましょう。
そして、室内用だとしても、少なくとも一日に4時間程度は日光を浴びさせてあげましょう。
どんな植物も、光合成を行わなければ生きていけません。
しかし、仕事が忙しくてついついお手入れを忘れてしまう場合があります。
そうなると、途端に植物は間延びしてしまいます。
間延びとは、植物の栄養が十分に行き渡らず、ひょろひょろした姿になることです。
こうなったとき、諦めなければならないのかと心配になります。そこで、もう一度セダムを復活させる方法をご紹介します。
挿し木という植物の増やし方があります。特にセダムは多肉植物なので、生命力が強いです。
間延びしてしまったセダムは、挿し木することで復活させることができます。
まず間延びしたセダムの頭の部分をつまみ、株元の少し下辺りを園芸バサミやカッターで切り取ります。
次に日陰に置いて切口を乾かします。乾かす際は寝かせない方がいいので、容器などに立たせて乾かしましょう。
数日すれば、切り口から根が出てきます。それから、新しい鉢に植えます。これで残った親株の方も新しく再生されます。
セダムの日々のお手入れと、間延びしてしまった場合の復活方法を紹介しました。
植物の生命力って、とても神秘的ですね。
※トップ画像はPhoto by eriさん@GreenSnap
takenaka