マタタビの育て方


GreenSnap編集部

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公開日:2019.04.04

マタタビと聞くとすぐに「猫にマタタビ」ということわざを思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。「非常に好きなものでそれを与えるととても効果がある」という意味を持つこのことわざは、マタタビが猫の好む実をつけることに由来しています。

マタタビ(=木天蓼、Actinidia polygama)はマタタビ科マタタビ属、落葉蔓性木本(らくようつるせいもくほん)の植物で、夏梅という別名もあります。葉の一部が白くなる(白化)のが特徴で他の植物との見分けがつきやすいです。

よく知っている名前だけれど実際にはマタタビを見たことも育てたこともない方も多いかと思います。ここではこのマタタビの育てる場所や水やりの仕方、肥料、用土、病害虫、植え付け、植え替え、増やし方、花言葉について解説していきます。

マタタビの育てる場所

国内では北海道から九州までの範囲に自生しているマタタビは寒さに強い植物です。日陰でもよく育ちますが、育てる場所は全く日が当たらない場所よりも半日陰くらいの場所にしてください。地植えする場合は乾き気味の土壌よりも少し湿り気のある土壌が理想的です。マタタビの鉢植えを置く場所も日光が当たり続ける場所より半日陰が良いでしょう。庭上でも鉢植えでも夏場に直射日光が当たり続けるような場所は避けてください。

マタタビの水やり

マタタビの鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷりと水をやりましょう。鉢の底まで乾いてしまわないよう気をつけてください。夏場はすぐに土が乾いてしまうので回数を増やしま、冬場は水やりの回数を減らしましょう。地植えのマタタビへの水やりはそれほどやらなくても大丈夫ですが、夏場に土がカラカラになるような場合は時々夕方に水をやりましょう。

肥料

マタタビへの肥料はそれほどやる必要はありません。ですが植え付け時や植え替え時に元肥を入れておきましょう。もし肥料を施すなら、寒い時期が終わった後や花が咲いた後のお礼肥としてやるのが良いでしょう。

用土

マタタビはそれほど土壌を選びません。鉢植えの場合は市販の培養土でも良いですし、こだわりたいなら赤玉土6:腐葉土4の割合で配合してください。地植えの場合は半日陰であれば特に土壌にこだわらなくても大丈夫です。

病害虫

マタタビにはヨツボシクサカゲロウとアメイロハバチモドキという害虫が付くことがあります。画像のヨツボシクサカゲロウは本来アブラムシをエサにしていますが、なぜかマタタビの葉と実の匂いにつられて寄ってきます。オスが葉を食害するので、鉢植えの場合は予防のために室内で育てた方が良いです。アメイロハバチモドキは 6月~7月に出現し葉を食害しますので、見つけ次第駆除しましょう。

マタタビの植え付け・植え替え

マタタビの植え付けは春に行います。鉢植えにする場合の用土は水はけの良いものであれば、特に土質はこだわらなくても大丈夫です。もし用土を作りたいときは赤玉土6:腐葉土4くらいの割合で配合し、鉢底には敷石をしましょう。地植えにする場合も土の改良までする必要はありませんが、元肥を与えて植え付けてください。

根が回りすぎて根詰まりを起こしそうになったらワンサイズ上の鉢に元肥を入れて植え替えましょう。この時にも敷石を詰めてください。時期としては5月~6月がベストです。同時に株分けも行うと良いでしょう。

マタタビの増やし方

マタタビは株分けとさし木で増やせます。前述したように、株分けは植え替え時に一緒に行うと良いです。さし木にする場合は切った枝を水にさして水上げをしておきます。その後用土にさして乾かないように水やりをしてください。さし木をしたマタタビの新芽は2週間ほど、根は1か月~2か月で出ます。

マタタビの手入れ

マタタビは特に手入れは必要ありませんが、枝や葉が多くなり見栄えが悪い時は暖かい季節に剪定してください。

マタタビの花言葉

マタタビの花言葉は「夢見る心地」「晴れやかな魅力」です。猫がひきつけられ酔っぱらったようになることからこの花言葉がついたのかも知れませんね。

ちなみにマタタビの名前はアイヌ語の「マタタヌブ」に由来しているというのが有力な説です。他にも実を食べた旅人がまた旅ができるようになったことから「又旅、復旅」と書いてマタタビと呼ぶようになったという説もあります。

まとめ

ここまでマタタビについて、育てる場所や水やりの仕方、肥料、用土、病害虫、植え付け、植え替え、増やし方、花言葉に分けて紹介してきました。マタタビは一部の葉が白く変化(白化)するので、葉だけでも美しいコントラストをかもし出す植物です。花が咲けばオスかメスかの判別もできますので、楽しみにしながら育ててみてください。

※トップ画像はsayaQさん@GreenSnap

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