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鮮やかな赤い実をつけるトウガラシの1種で、「タネのタキイ」でおなじみのタキイ種苗株式会社が生産・販売する『オニキスレッド』は、一体どんな植物なのでしょうか。今回は、特徴や育成環境についてご紹介していきます。(PR)
トウガラシとは、中南米を原産とする一年草もしくは多年草の植物で、世界三大香辛料の1つでもあります。ナスの仲間で、夏から秋にかけて白い花を咲かせた後に、辛味のある果実をつけます。この果実には辛味成分カプサイシンやカロテン、ビタミンC、植物繊維などが豊富に含まれています。
学名 | Capsicum annuum |
属名 | ナス科・トウガラシ属 |
英名 | Chile pepper、Red pepper |
原産地 | メキシコ南部からコロンビア北部 |
開花期 | 7〜9月 |
花の色 | 白 |
別名 | 南蛮胡椒(ナンバンコショウ) |
トウガラシの学名「Capsicum」とは、ラテン語でカプセルを意味する言葉が語源と言われ、果実の中が空洞化していることに由来しています。
トウガラシにはたくさんの種類が存在します。実の形状も種類によって様々で、細長いものから丸いものまで様々。ピーマンやパプリカも辛味のないトウガラシの一品種なんですよ。
また、トウガラシは食用としてだけでなく、江戸時代より観賞用としても親しまれて来ました。赤色や黄色の実がかわいらしいことから、観賞用とうがらしとしても、さまざまな品種がたくさん生み出されました。
観賞用とうがらしとは、その名の通り、食用としてではなく観賞用として親しまれているトウガラシのことです。品種によって、大小様々な大きさと形の実を持っています。栽培期間が長いため、鑑賞できる期間も長いので人気があります。
観賞用とうがらし『オニキスレッド』は、丸いビーズ状の可愛らしい実をたくさん付ける、タキイ種苗のオリジナル品種です。
実の色は黒色から鮮やかな赤色へと変化していきます。また、トウガラシとしては珍しい特徴的な黒葉で、赤い実とのコンストラストがとても美しく、A.A.S.※を受賞しているのも魅力の1つ。分枝性にも優れているので、全体的にボリュームが出て、華やかに育ちます。
※A.A.S.(オール•アメリカ•セレクションズ)とは、審査会を通じて新しい花や野菜の優良品種を紹介・普及させることを目的として1932年に発足した組織のこと。世界で最も歴史と権威がある草花や野菜の審査会のため、世界中の主要種苗会社が新しい育成品種を出品します。
科 | ナス科 |
播種期 | 4~6月 |
発芽温度 | 25℃ |
日当たり | 1日中よく日の当たる所 |
観賞期 | 8〜11月 |
高さ | 約25㎝ |
主な用途 | 庭植えや花壇、コンテナ•鉢植え向き |
春頃に種まきをする観賞用とうがらし『オニキスレッド』は、夏過ぎ頃からかわいらしい赤い実をつけ始めます。長い期間楽しめることから、植物の枯れを気にする方にもおすすめの植物です。みなさんもおしゃれな寄せ植えや花壇アイテムとして育てて見てくださいね。インテリアとして利用する場合は、特別な日にお部屋へ連れて行ってもいいですね!
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GreenSnap編集部