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GreenSnap編集部です!
ハーブとは無縁の2人の男性社員がベテランハーブ男子のナビゲートによって、ハーブの育て方、料理への活用術、セルフケア方法などなど、「ハーブのある健やかな暮らし」を学んでいくという企画。
第9弾の今回は「養命酒製造のハーブ男子に学ぶ!クラフトジン造りの秘密と自宅での楽しみ方」です!
お酒大好きなアンジェラが長野県駒ヶ根市にある、養命酒製造のジンを製造する工場に行ってきました!商品開発担当である入江さんも元々お酒が好きで、「生薬やハーブを使ったお酒を健康に役立てたい。」と養命酒製造へ入社したそう。なんと職場にハーブガーデンをつくってしまったという生粋のハーブ男子です!
様々なハーブを育てながら、ハーブの違う一面を勉強して、開発に生かしていきたいと考えているとのこと。今回はそんな入江さんに、養命酒製造で製造しているクラフトジンについて教えてもらいました。
ジントニックやジンライムといったカクテルは知っていても、ジンがどんなお酒なのかを知る人は多くないのではないでしょうか?ジンとは、穀物を原料とするスピリッツ(蒸留酒)にジュニパーベリーという実とボタニカル(草根木皮)を加えて蒸留したお酒のことをいうそうです。ヨーロッパでは、ジュニパーベリーの風味がして、アルコール度数37.5%以上のスピリッツをジンと定義しているそうですよ!
一見、養命酒とジンには関連性がないように思いますが、実はどちらも「ボタニカル=ハーブ・スパイスを使用する」という点において共通点があったのですね!
養命酒製造では、長年扱ってきた生薬の1つであるクロモジの香りを活かして、他にはないジンの開発を目指そうと、工場内に本格的な蒸留器を導入したそうですよ。
こうして試行錯誤を重ねて完成したのが、3月1日に販売開始されたクラフトジン「香の森」だといいます。
ところでジュニパーベリーという名前はあまり聞き馴染みがないのですが、一体どんなボタニカルなのでしょうか?
ジュニパーベリーとは西洋杜松(セイヨウネズ)というヒノキ科ビャクシン属の針葉樹の果実を乾燥させたもののことをいい、アメリカやヨーロッパなどでは広く自生している植物です。ジンには欠かせないボタニカルで、さわやかな森の様な香りが特徴なのだそうです。
果実を割って香りを嗅いでみて下さいと言われ、ジュニパーベリーの香りを嗅いでみるアンジェラ。
「あ!すごい!ジンの香りだ!何だかお酒が飲みたくなってきちゃいますね(笑)。」というアンジェラに、「よろしければ飲んでみますか?」と、なんとカクテルを作ってくれるという優しい入江さん!ありがとうございます!!!
場所を移動して、さっそく入江さんがおすすめの2つの飲み方で、ジンのカクテルを作ってくださいました!
まずは定番のカクテルで、ボタニカルの複雑な香りを楽しむ!
用意するもの
・クラフトジン「香の森」
・トニックウォーター
・ライムの皮
・氷
作り方
まずライムの皮を薄くカットしておきます。ライムを絞って入れるのも良いのですが、皮だけを使用することで「香の森」本来の香味を楽しめるのだとか!
グラスいっぱいに氷を入れた後、指の第一関節程度の高さまで「香の森」を注ぎます。
次いでトニックウォーターをグラスに注ぎ、少し混ぜます。最後にライムの皮を乗せて完成です!
「スッキリしていて飲みやすい!品の良い香りで、食事にも合いますね!」とアンジェラもご満悦の様子。
養命酒製造らしく、フランスの歴史ある薬酒「シャルトリューズ」とのコラボ!
用意するもの
・クラフトジン「香の森」
・シャルトリューズ(ヴェール)
・シェイカー
・氷
作り方
氷を入れたシェイカーに「香の森」とシャルトリューズを3:1の比率で入れ、シェイクします!
アンジェラにカクテルを飲んでもらうために練習したシェイクを披露する入江さん。
それをグラスに注いで完成です!
「どちらもアルコール度数が高いお酒なのに、アルコール度数を感じさせないですね。女性にもおすすめできそうです!」とアンジェラ。美味しいお酒を飲んで、終始楽しそうでした。
すると突然出来上がった2つのカクテルを見て、「どちらも白っぽく濁っていませんか?」と白濁が気になり始めたアンジェラ。「よく気づきましたね!香の森は通常のジンより香味成分を多く含んでいるので、氷やトニックウォーターなどでジンのアルコール度数が下がると、溶けきれなくなった香味成分が析出して白濁するのです。」と入江さんが嬉しそうに教えてくれました。すごい!それだけたくさん香味成分を含んでいるんですね!養命酒製造のクラフトジン「香の森」だからこその特徴だそうですよ。
どちらのカクテルも作り方はとても簡単で、ジンのオリジナリティあふれる豊かな香りと風味を楽しむことができます。養命酒製造のクラフトジン「香の森」は、お家で本格的なジンを楽しみたいという方におすすめです!
白濁する色の変化も楽しめる、クラフトジンの魅力にはまりそうです。食事にも合うので、夫婦でも楽しめますね。クロモジとジュニパーベリーの森の香りが、とてもリラックスできます。
以上、「養命酒製造のハーブ男子に学ぶ! クラフトジン造りの秘密と自宅での楽しみ方」でした!
次回も引き続きお楽しみに♪
GreenSnap編集部