マリーゴールドの育て方|種まきや切り戻し、挿し木の時期・方法は?

マリーゴールドは太陽のような明るい色の花々を長期間にわたって咲かせ、楽しませてくれるお花としてとても人気です。初心者でも簡単に育てられ、少し手入れをするだけでたくさんの花がつくので、とても育てがいもあります。今回は、ガーデニング初心者にも人気のマリーゴールドの育て方をご紹介します。

マリーゴールドの日当たり

マリーゴールドは日当たりと水はけのよいところを好みます。日当たりが悪いと弱っていき、花つきが悪くなるので注意しましょう。育成の適温は15〜25度です。耐暑性もあるので真夏の暑さも耐えますが、熱を持ちすぎると一旦花が咲き止まります。鉢植えやプランターの場合は、風通しの良い半日陰に移動させて熱がたまらないようにしてあげましょう。

マリーゴールドの栽培場所

マリーゴールドは風通しがよく、日当たりのよい場所に置くようにしましょう。花壇などの地植えの場合は、草丈の低いフレンチ種は前側に、草丈の高いアフリカン種は壁側後方に植えると、まんべんなく日光が行きわたるのでおすすめです。室内の場合は、日当たりのよい窓際に置くようにしましょう。

マリーゴールドの土

マリーゴールドは水はけのよい有機質の土を好みます。地植えの場合は、堆肥や腐葉土をすき込み、元肥として発酵油かすもしくは化成肥料規定をほどこして耕しておきましょう。

鉢やプランターの場合は軽石を底に敷き、赤玉土7:腐葉土3の土に少量の化成肥料を混ぜ、1週間ほど寝かせたものを使いましょう。市販の花草用培養土でも問題ありません。

マリーゴールドの肥料・追肥

マリーゴールドは地植えか鉢植えかで肥料の要否が変わります。

マリーゴールドを地植えする場合、植えつけの際に前述の土の調整をしたのであれば、肥料は必要ありません。

鉢植えやプランターの場合、花期中の4〜11月ごろは週1回程度、リン酸分の多い液肥を与えるといいです。ただし、酷暑の8月などで花が咲き止まる時期は一旦肥料を与えるのをやめ、秋の涼しい時期に差し掛かったところで再びあげるようにしましょう。

マリーゴールドの水やり

地植えのマリーゴールドの場合、長期間雨が降らずに乾燥している時だけ水をあげます。通常の時期は水やりはほとんど必要ありません。

鉢植えやプランターの場合は、土の表面が白っぽく乾いたら、鉢底の穴からしたたるくらい水をたっぷりあげるようにしてください。

マリーゴールドの種まき

マリーゴールドの種まきは、気温15~25度ほどの暖かい3~5月に行いましょう。よく晴れた日の午前中に行うのがおすすめです。

種まき前に、種は一晩水につけておきます。土は弱酸性が適しているので、赤玉土5:バーミキュライト5の比率で混ぜ、湿らせておきます。(市販の種まき用の土でも問題ありません)種まきはセルトレーを使って一つずつでも、箱を使って筋まき、ばらまきでもかまいません。

種をまいたら5mm程度土をかぶせ、日陰で管理します。発芽するまでは土が乾燥しないようこまめに水をあげましょう。だいたい1週間ほどで発芽するので、発芽してからは日向に置き、土が乾燥してから水をあげるようにするとよいです。

マリーゴールドの植え付け・植え替え

植え付け

マリーゴールドの発芽した苗を鉢や地植えに植え付ける時期は、4〜6月がおすすめです。ポットから苗を取り出し、根の3分の1くらいを手で揉みほぐして土を落とします。苗が埋まりきる分くらいにくぼませた土に植え、隙間を土で埋めていきます。

花壇などの土に植え付ける場合、フレンチ種は20〜25cm間隔を、アフリカン種は30〜35cm間隔をあけて植えるようにしましょう。

植え替え

マリーゴールドは一年草なので、一度植えつけたら植え替えは不要です。

マリーゴールドの手入れ(摘心・花がら摘み・切り戻し)

摘心

摘心をすることによって、上に高く伸びるのを防ぎ、横に広がって絨毯のように花付きのよいマリーゴールドを育てることができます。時期的には4〜6月、苗が本葉10枚程度になったら、一番太い茎の頂点の芽から2節分を手で折るように摘心します。

花がら摘み

マリーゴールドは花期が長いので、こまめに咲き終わった花がらを摘んであげることが重要です。花が結実してしまうと養分を取られてしまうので、次の花がなかなか咲きにくくなったり色付きも悪くなります。

実がつかないうちに花茎から切り取りましょう。花びらをとっただけでは、萼から結実するので意味がありません。また枯れて地面に落ちた花・萼もカビの発生や病気の原因になるので取り除きましょう。

切り戻し

マリーゴールドを切り戻しすることによって、風通しを良くし、2度目の開花をうながすことができます。4〜7月の1回目の開花を楽しんだあとは、草丈の半分程度、今後の分岐となる葉があることを確認してカットします。9月ごろにもう一度切り戻しを行うと、うまくいけば冬のはじめごろまで咲き続けることもできます。

マリーゴールドの増やし方(種取り・挿し木)

マリーゴールドの増やし方は、種を採取して撒く「種まき」か「挿し木(挿し芽)」をするかの二通りです。どちらも簡単にできます。

種取り

種まきの場合、咲ききって枯れた花の中にある長細い形状の種を取り出します。採取した種は茶封筒などにいれて、種まきの3月ごろまで涼しい日陰で管理しましょう。その後は種まきの手順に従って植えてください。

挿し木

挿し木の場合、まず花のついていない茎を7cmほど切り取り、根元付近の葉を取り除きます。切り口を3時間ほど水につけてから育苗ポットに植え、水をあげて日陰で管理します。このとき重要なのは土を乾かさないことです。2週間ほどで根付くので、日当たりの良い場所に移し、本葉が2〜4枚できたら鉢や庭に植えつけしましょう。

マリーゴールドの育て方で注意する害虫・病気

5〜9月ごろはハダニがつきやすいので、葉の裏側にも霧吹きなどで水をかけてあげて予防してください。

また、植えつけあとに立ち枯れ病が起きることがあります。立ち枯れ病とは葉っぱが弱って黄色く枯れていく病気で、しっかり養分を調整した土に植えてあげることが予防に繋がります。オーソサイド水和剤などの殺菌剤を土に散布しておくとさらによいです。

湿気がこもる梅雨期や長雨の時期は、枯れ花・葉などによって灰色かび病が出やすいので、花がら摘みや間引きなどはこまめに行いましょう。発症初期であれば殺菌剤で治すか、切り取ります。

マリーゴールドの花

マリーゴールドはキク科の一年草で、品種にもよりますが4月〜11月と長期にわって、黄色やオレンジ色の花を次々と咲かせます。葉と花が隙間なくボリューミーに生えるため、花壇やプランター、ハンギングなどで、ひときわ輝く存在感があります。

さらにマリーゴールドには癖のある柑橘系のフレッシュな香りがあり、この香りによってネマトーダやネグサレセン虫などを寄せ付けない害虫予防効果があります。コンパニオンプランツとして寄せ植えの一緒に植えられた植物の役にもたつ草花です。

マリーゴールドの種類・品種

マリーゴールドの種類には大きく2種類あります。

ひとつは小輪のフレンチ種です。草丈は15〜30cm程度と小さめで、小さめの花々を横に広げて茂るので、花期になると花の絨毯のようになります。節からの分岐が多いのでボリューミーで地植え・鉢植え、ハンギング、室内での管理などにも適しています。フレンチ種で代表的な品種は「ディスコ」シリーズ、「ボーイ」シリーズ、「デュランゴ」シリーズです。

もうひとつは大輪のアフリカン系です。草丈は30〜80cmほどで、花形は10cm前後になる品種が多く、菊らしい筒状の花びらを寄せて咲く八重咲きの品種が多いです。茎が太く直立するので、花壇の中心や切り花に向いています。代表的な品種は「タイザン」シリーズ、「パーフェクション」シリーズ、「F1」シリーズなどがあります。

マリーゴールドの花言葉

マリーゴールド全般の花言葉には、「嫉妬」や「絶望」、「悲しみ」といったマイナスな意味がつけられています。ただし、色別では全く真逆の良い意味を持つものもありますので、花を贈るときは、マリーゴールドの色にも注目してみましょう。

マリーゴールドを自宅のプランターで育ててみよう!

マリーゴールドはとても丈夫で初心者にはもってこいのお花です。どの品種も黄色やオレンジ、そのミックスなど陽気な色味のお花をたくさん咲かせてくれるので、見ていると晴れやかな気持ちになりますよ。

また、マリーゴールドは虫除けの効果も発揮するといわれているので、ぜひご自宅のプランターや花壇などで寄せ植えとして楽しんでみてください。

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