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夏をイメージさせる花の一つのカンナ。真夏の暑さの中でも元気に育ち、その姿が花言葉にも由来しているそうですよ。
今回は、カンナの花言葉や種類などを紹介していきます。
「情熱」という意味には、1492年に探検家のコロンブスが気温の高かった季節にアメリカ大陸を発見したことから因んでいます。「快活」にも真夏の中でも鮮やかな花が咲いて見つけたことから付けられています。
夏の暑い時期に花を咲かせる姿が色鮮やかさと幻想的な雰囲気を漂わせていることから「妄想」という意味になりました。
英名では、Cannaと綴られ学名にもなっています。英名にはIndian shotとも呼ばれ主にカリブの地域でいわれています。種が散弾銃の弾に類似していることから呼ばれているそうです。
カンナは長期間の貯蔵に耐え続けた結果、550年間もの発芽力を失いませんでした。炎天下の中でも枯れることなく、花を咲かせる姿がたくましいです。
江戸時代に渡来してきた「カンナ・インディカ」の和名には「ダンドク」とされています。ダンドクは檀特と書かれ、仏教では最高位の花とされています。
仏陀の強力な霊力を妬む悪魔がいました。悪魔は大岩を仏陀に目掛けて投げてきました。しかし、大岩は仏陀に命中すること無く木っ端微塵になりましたが、その破片が仏陀の足に当たりました。当たった部分に傷を負い血流しました。
仏陀の血が大地に染み込んで、その場所にカンナの花が咲いたという伝承があります。
また、花色はバリエーション豊かで、赤色やピンクはもちろんオレンジや黄色、白色などあります。
カンナは南アメリカ原産の球根植物で、アメリカやフランスなどで品種改良されたものが多く、日本には江戸時代に渡ってきました。
花の見える部分は雌しべが変化したものになっています。日当たりと寒さには気をつけて育てることが大切です。
花が大きく色とりどりであることで人気が高まっています。観賞用として「ハナカンナ」という名前も付いています。
園芸品種のグループに分類され、1000以上もの品種になっています。また、葉っぱが赤色や黄色の班が入ったり、刷毛込み班の葉っぱになる品種もあります。
「トロピカル」シリーズ、「ストリアタ」グループ、アメリカン・レッド・クロス、カンナ・ビューなどがあります。
日本に入ってきたのは江戸時代の前期に「カンナ・インディカ」が知れ渡りました。現在でも半野生化しています。
カンナ科カンナ属の仲間にはカンナしかなく、孤立しています。
カンナという植物は仏教の中では最高の位とされ「仏陀(お釈迦様)」から生まれた花とされています。オレンジの花を咲かせるカンナには、嫌なことよく思っていない環境から抜け出してくれる効果があります。
旅行などで気分転換するときにもおすすめです。北、南、東南の方向にきれいに咲いたカンナを飾ってみましょう。
夏にぴったりの花言葉も一緒に楽しんでみてくださいね!
GreenSnap編集部