芝桜(シバザクラ)の育て方|植える場所や増やし方は?

GreenSnap編集部

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公開日:2020.04.10

芝桜は小さな花々を咲かせて、まさに芝のように大地をおおって彩る草花です。全国各地に名所があり、視界一面に広がる芝桜はまさに圧巻です。簡単に増えるので初心者でも、おうちのお庭で楽しめますよ。

今回はそんな春の大地を彩る、芝桜の育て方をご紹介します。

芝桜(シバザクラ)を育てる場所

芝桜は日当たりがよく、水はけのよい場所で育てましょう。湿気が苦手なので、傾斜地や石垣などの水はけがよく、風通しのよい乾燥した場所がおすすめです。日陰で育てると、花付き・色など見栄えが劣ります。

地を這うように広がっていくので、地植えがおすすめですが、鉢植えでも育てることができます。その際は平鉢・プランターを使うと良いでしょう。

芝桜(シバザクラ)の水やり

鉢植え

芝桜を鉢植えで育てている場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。また、夏は水分が蒸発して蒸れやすいので、暑い日中の水やりは避け、朝か夕方にあげるようにしてください。

地植え

地植えの芝桜の場合は、水やりはほとんど必要ありません。乾燥が激しい時期については、涼しい時間帯にかるく水をあげるようにしましょう。

芝桜の土

芝桜は乾燥に強く、加湿に弱いので、水はけのよい土で育てましょう。

鉢植え

芝桜を鉢植えで育てる場合、土の配合は赤玉土(小粒)6:腐葉土2:川砂2の割合がおすすめです。市販の草花培養土を使用する場合は、1〜2割ほどの川砂を混ぜて使いましょう。元肥として緩効性化成肥料を混ぜておくとよいでしょう。底穴にネット、底石をしいて土を入れ込んだら準備完了です。

地植え

芝桜を地植えする場合は、1〜2週間前から準備しておきましょう。植えたい場所の土を掘り起こして、堆肥と、腐葉土もしくはパーライトを3割ほどすき込んでください。下の方に大粒の軽石や赤玉土をいれておくとなおよいです。

芝桜(シバザクラ)の肥料

芝桜に肥料をあげる適期は、花が咲く前の2〜3月です。ゆっくり効く緩効性化成肥料を土の上にまくのがおすすめです。薄めた液体肥料も使えますが、速効性の肥料は肥料焼けを起こしやすいので注意してください。

また、窒素成分が多い肥料、鶏糞の有機肥料を与えると、花付きが悪くなったり枯れてしまうので使わないようにしましょう。

芝桜(シバザクラ)の植え付け

芝桜の植え付け時期は、3〜5月もしくは9〜10月頃が適期です。

まず植え穴をつくりますが、深さは10cm程度、間隔は鉢・プランター、地植えともに、20cm程度あけるようにしてください。つぎに植え穴と苗に水をあげて土を湿らせ、根が水分を吸収しやすくしておきます。

ポットから苗を抜き取ったら、根を揉みほぐしてください。根がしっかりと張るように深めに植えていき、土と根が密着するように軽く手で土を押さえます。最後にたっぷりと水やりをして完成です。

地植えの場合は、植え付け後、根が張るまでは表面の土が乾いたら水をあげるようにしてください。

芝桜(シバザクラ)の増やし方

挿し芽(挿し木)

芝桜を挿し芽で増やす場合、5〜10月の期間に行いましょう。その年に芽吹いた、色の明るく鮮やかな芽を使います。新芽を5〜10cmほどの長さに切り、下3cmほどについてる葉をすべて落とします。切り口を斜めにカットし、赤玉土(小粒)をいれた育苗ポットに挿してください。

育苗ポットであれば3〜5本、セルトレイは1〜2本が目安です。3週間ほどは日陰で管理し、土が乾かないように水を与えてください。1ヶ月弱で発根するので、鉢やお庭に植えましょう。

株分け

芝桜を株分けで増やすときは、開花後の6月、もしくは9〜10月ごろに行いましょう。分けてだいたい3号ポットくらいのサイズになるような株を選びましょう。芝桜を掘り上げて、根から半分になるように手で分けていきます。

株分けした芝桜は、新しい用土に植え付けて、必ず根が乾燥しないように日陰で管理してください。表面の土が乾いたら水をよくやくやりましょう。根付いたらもとの庭や、鉢に植え替えができます。

芝桜(シバザクラ)の手入れ

雑草取り

芝桜の株同士が生い茂って、土が見えなくなるまでは、雑草が間から生えてきてしまいます。そのままにしておくと、雑草に養分を取られていってしまうので、定期的に抜き取ってください。

防草シートが便利!

地植えの場合、防草シートをはってから芝桜を植えると便利です。芝桜だけで地面いっぱいに咲かせたい場合、一般的に1㎡に対して30〜40株の苗が必要だといわれていますが、これはたくさんの芝桜で早く土を覆って、雑草が生える隙を与えないようにするためです。

その点、防草シートの上から芝桜を植えると、そんなに数を用意しなくても雑草が生えないので、手間もかからず、用意する苗の数も減り経済的ですよ。

刈り込み

芝桜は加湿に弱いので、梅雨の時期に株が群れるのを防ぐために剪定をしておきましょう。花が咲き終わって茶色く変色したら、刈り込みの合図です。枯れた花を花首から切り落とし、草丈が半分くらいになるように刈り込んでおきます。

1ヶ月後には鮮やかな新芽が伸びてきます。ただし、株元から刈り取ると新芽が出てこなくなってしまうので注意してください。

目土(めつち)

芝桜を長く育てていくと、株元の土がはげて根が地上にまで浮き上がってきます。その浮き出た根を埋めるように、上から土を足していってください。方法は芝生の目土と変わりありません。根の乾燥を防ぎ、根がだんだんと下に降りて活着するので、新芽も芽吹きやすくなります。

芝桜(シバザクラ)の育て方で注意する害虫・病気

注意する害虫

芝桜は基本的に害虫や病気に強い植物ですが、暑くなるとまれにハダニが発生します。ハダニは水に弱いので、白い斑点などの発生のサインがみられたら、株の上から水をまくようにしてください。

また、ダンゴムシやコオロギに葉を食べられてしまう被害もあるようです。これらは、誘引殺虫剤などをつかって駆除しましょう。

かかりやすい病気

まれに線虫という、土中にいる寄生虫による被害が発生するようです。この線虫は梅雨時期の、高温多湿な環境で活発になるので、刈り込みなどをして風通しをよくすることで予防できます。

芝桜(シバザクラ)はどんな花?見頃の時期は?

芝桜は4〜5月に見頃をむかえる多年草の草花です。品種にもよりますが、だいたい20〜50cmほどの草丈で、横に這うように育っていくので、満開時は花の絨毯のようになります。開花期間も1〜2週間ほどと長く、全国各地に名所があり、芝桜まつりも開催されるほど人気のお花です。

品種によってピンク色、藤色、白など、色とりどり楽しめます。多年草なので、グランドカバーとしてもつかえます。夏は新芽が青々と生い茂り、常緑性の植物なので通年を通して、庭を彩ってくれます。

芝桜(シバザクラ)の花言葉

芝桜の花言葉には「臆病な心」「忍耐」「希望」などがあります。小さな花々を密集させて咲かせる様子から、この花言葉がついたとされています。前向きな花言葉は、小さくても生命力は強い芝桜ならではです。

芝桜(シバザクラ)の育て方のコツを抑えよう!

芝桜は比較的かんたんに増やすことができ、加湿さえ気をつけれていれば、地植えなら管理も楽な植物です。春過ぎには美しい花をさかせ、夏には青々とした芝生のような姿を楽しめるので、初心者の方でもお庭で育ててみてはいかがでしょうか。

GreenSnap編集部
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