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観葉植物の中でも育てやすく、初心者にも人気の観葉植物のシェフレラ(カポック)。環境に対する順応性が高いので、室内でも屋外でも問題なく育ってくれます。
今回はそんなシェフレラ(カポック)の花言葉や特徴、風水効果などについてご紹介していきます。
シェフレラの花言葉は、「とても真面目」「実直」です。
どんな環境に置かれても弱ることなく元気に育ち、忠実に緑の葉っぱをつけていることから生まれました。
育て方が簡単な上に丈夫で枯れにくい、シェフレラの持つ花言葉のイメージから、オフィスやホテルなどに置かれることも多いようです。
花を咲かせるまでに20年以上かかるといわれ、とても希少な花です。花はとても小さく淡い色で、咲くとすぐに落ちてしまうので、花を見ることができる期間はとても短いです。花が咲く姿がタコが逆立ちしたように見えることから、海外では「オクトパスツリー」とも呼ばれています。
花が咲いたあとは、小さな実がつきます。最初は黄色の実ですが、徐々に熟した赤い実もでてきます。鮮やかな色味をしているので、とてもきれいですね。
「シェフレラ」という名前はドイツの植物学者である「シェフラー」にちなんで名付けられたといわれています。
シェフレラの英名は「ドワーフシェフレラ」です。ドワーフとはヨーロッパに伝わる伝説上の妖精です。高度な鍛冶技術を持った、職人気質の無愛想な種族として神話やファンタジーで描かれています。
和名は「ヤドリフカノキ」で、漢字で「宿り鱶の木」と表記しますが、この名前はあまり浸透していません。
シェフレラは世界に約600種が自生しています。種類も低木から高木まで様々で、観葉植物としても、ミニ観葉から大鉢仕立てと、幅広く楽しむことができます。ここでは、人気のシェフレラの種類と特徴をいくつかご紹介しましょう。
園芸店やホームセンターなどでよく見かける品種で、丸い葉っぱが特徴の「シェフレラ・ホンコン」です。「ホンコンカポック」という名前で売られていることもあります。
似たような種類に「シェフレラ・アルボリコラ」があります。別名を「ヤドリフカノキ」といい、「シェフレラ・ホンコン」のような葉の丸みがないだけで、ほかはとてもよく似ています。
葉に黄色い斑が入っている品種です。黄色い斑が一般的ですが、まれに白い斑を持っていることがあります。白い斑はとても珍しいので希少価値が高いです。
丸い葉の先が2~3股に分かれている「ホンコンカポック」の変異種です。別名「金魚葉カポック」ともいう可愛らしい別名を持っています。
斑の入った品種では「シェフレラ・ゴールデン」も存在感のある種類です。緑色の部分より黄色い斑の部分が多いためにとても鮮やかで、ゴールデンという名前もぴったり合っています。
「アンガスティフォリア」は艶のある細長い葉っぱが特徴です。スッと伸びた葉っぱはスタイリッシュな印象を与えてくれます。「ベヌローサ」という別名もあります。
シェフレラの中でも特に大きな葉っぱを持っているのが「ブラッサイア」です。その大きさは、20〜30cm程にもなります。大きな葉っぱが重なって、放射状に広がると傘のように見えるため、「アンブレラツリー」とも呼ばれています。
シェフレラは育てやすく、よく成長するため「理解力を促進する」意味があると風水ではいわれています。また、上へと伸びていくので活発な「陽」の気を持っています。さらにシェフレラ・ホンコンのように形の丸い葉っぱをもつ種類には、人の気持ちを穏やかにする効果があるとされています。
丈夫で耐陰性のあるシェフレラは、場所を選ばずに置けて運気を上げられます。
寝室ではリラックス効果・リビングなどの家族が集まる部屋では家族に安らぎを・玄関では陽の気で幸運を呼び込むなど、さまざまな場所で効果を発揮します。
受け取った側も自由な場所で育てることができるので、贈り物としても人気なシェフレラ。自分で育てるのも良し、大切な人への贈り物としてもおすすめです。
GreenSnap編集部