春から初夏にかけて甘い香りを漂わせてくれるスイカズラは、日本では古くから親しまれてた植物です。ハーブやお茶、お酒や薬用としても利用されるので知ってる方は多いかもしれませんね。
今回は、そんなスイカズラの花言葉の意味や由来のほか、種類や花の特徴などについてもご紹介していきます。
スイカズラ(忍冬)の花言葉
スイカズラの花言葉には、「愛の絆」、「友愛」、「献身的な愛」という意味があります。
スイカズラ(忍冬)の花言葉の由来
スイカズラの花言葉「愛の絆」は、スイカズラの伸びたつるがどこにでも巻きついて離れないことに由来したといわれています。
スイカズラ(忍冬)の花言葉は怖い?
スイカズラの花言葉には怖い意味があると噂されているようですが、実際にはそのようなことはないようです。由来のツルが絡まることが、怖いイメージを連想させてしまったのかもしれませんね。
スイカズラ(忍冬)の花の基本情報
- 学名
- Lonicera japonica
- 科・属
- スイカズラ科・スイカズラ属
- 原産国
- 日本から東アジア一帯
- 別名
- 吸葛(スイカズラ)
スイカズラ(忍冬)の花の特徴
スイカズラの開花時期は5月から6月で、初夏に白い花を咲かせます。その花は香りがよく、5cmほどで徐々に白から黄色に変化していきます。
また、繁殖能力が強いため、アメリカでは危険外来種とされています。
スイカズラ(忍冬)の効果・効能
スイカズラは古くから薬草として漢方薬に用いられていました。抗菌や解熱、利尿作用などの効果があります。
現在でも、スイカズラを煎じた液体はのどの痛みに効く民間薬として活用されています。またスイカズラを漬け込んだ酒は健康薬酒とされています。
スイカズラ(忍冬)の種類・品種
スイカズラ属の仲間は北半球では約150種類ほどがあり、日本でも数種類が自生しています。スイカズラ属の植物は海外では「ロニセラ」、「ハニーサックル」と呼ばれていて、園芸としてだけでなく、お茶や香水などでも楽しまれています。いくつか代表種を紹介していきます。
ハニーサックル・ミントクリスプ
スイカズラが改良された品種で、花は白く良い香りがします。葉にはクリーム色の斑が入りハンギングなどに人気の品種です。
ニオイニンドウ
よくハーブやお茶、サラダなどに利用される品種で、花はクリームイエローをしています。つぼみはピンク色のかわいらしい色をしています。
ハマニンドウ
日本に自生している品種です。通常のスイカズラよりも細く密集して花を咲かせます。
スイカズラ(忍冬)の香りと花言葉を楽しもう
スイカズラの花の香りはジャスミンのようと言われていて、男女問わず好まれている香りです。花も素敵で、スイカズラを好きな人も多いはず。また、薬やお茶、お酒やハーブなどでも古くから利用されてきたため、日本人には親しみのある植物ですね。
みなさんも育ててみて、自分なりの香りの楽しみ方を見つけてみたり、花言葉を贈ってみたりしてみてくださいね。

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