トクサは日本で古くから親しまれてきた植物で、表面がざらざらしているので乾燥してヤスリに使われたり、茎を歯磨き代わりに使用していたこともあるようです。また、和の雰囲気を持っているのでアレンジメントにも用いられます。
今回は、トクサの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。
トクサの花言葉
トクサの花言葉は「率直」、「非凡」です。
「非凡」
トクサは他の植物と違って表面がかなりザラザラしていることからこの花言葉がつきました。そもそもトクサという名前は研(ぐ)草に由来しています。他にもトグサにはハミガキグサという名前もあります。
「率直」
率直という花言葉もあります。これは葉っぱも何もないトクサのシルエットに由来しています。トクサはまっすぐ育つこともこの花言葉の由来でしょう。
トクサの基本情報
- 学名
- Equisetum hyemale
- 科・属
- トクサ科・トクサ属
- 原産国
- 北半球の温帯
- 別名
- エダウチトクサ
トクサの特徴
トクサは常緑性のシダ植物で、つくしの仲間です。和の雰囲気を持っていて日本庭園の下草や生け花、盆栽などに用いられることが多いです。また、表面がざらついており、乾燥させてヤスリとしても使われていました。
また、昔は茎を歯磨き代わりに使われていたそうです。
トクサの種類、品種
トクサは15種類ほどの仲間が存在しています。「ヒメトクサ」は草丈が低いため盆栽に使用され、「ミズドクサ」はビオトープなどの寄せ植えに用いられることが多いです。
トクサの使い方
トクサは表面がかなりザラザラしておりヤスリなどとして用いることができます。木工品用のヤスリとしてだけでなく爪とぎにも最適です。使い方も簡単で、収穫して乾燥させたものを用いるだけです。
また、トクサは歯磨きとしても用いられてきました。トクサを市販の製品と比べるとやはり見劣りしますが、教育の一貫などとして用いてみるのも良いかもしれません。
ちなみにトクサにもいろいろありあmす。例えば、水場に育つミズドクサなどはヤスリなどにもしにくいので気をつけてください。他にヒメトクサもありますが、こちらは盆栽によく用いられます。
トクサはこんな用途にも用いられる
トクサはヤスリとして用いられることが多いですが、他にもいろいろな用途で活用されています。例えば、クラリネットなどのリード調整に用いられることがあります。
他にも、つげぐしとしてや漆食器の加工の際にも用いられます。このように実に幅広いところで使われているのがトクサです。普段使っているアイテムも実はトクサが用いられているなんてこともあるかもしれません。
トクサは和のアレンジに合う植物
トクサは和風の雰囲気を持っているため和のアレンジメントにとても合います。竹として見立てたり、菊などと合わせてもすてきなアレンジメントになります。
栽培も簡単な植物なので、みなさんも育ててみてアレンジを作ってみてはいかがでしょうか?

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