コンポストの作り方|生ゴミから堆肥ができる!処理機以外の容器でもできる?

GreenSnap編集部

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公開日:2020.07.09

コンポストづくりの取り組みは、エコロジーかつサスティナブルであり、環境問題が騒がれる現代において、再び注目を集めています。各家庭で取り組むことにより、散りも積もれば山となるように、環境問題の一手となるかもしれません。

今回はコンポストとは何か、そしてそのメリットと、コンポストの具体的な作り方をご紹介します。

コンポストとは?

コンポストとは主に生ゴミ堆肥やその道具のこと!

コンポストとは、堆肥の英語読みであり、広義には「肥料成分を豊富に含んだ土」のことを指しますが、園芸ではしばしば「生ゴミからつくった堆肥」と、「コンポストをつくる道具(正しくはコンポスター)」のことを指しています。

家庭から出る生ゴミや落ち葉などの有機物に、微生物の働きを加えて発酵・分離をさせてつくっています。

コンポストのメリットとは?

コンポストのメリットは主に下記が考えられます。

  • 生ゴミを捨てる手間やビニール袋がいらなくなる
  • 栄養豊富な堆肥ができるので、安全で美味しい野菜・果物が食べられる
  • 生ゴミ焼却の手間やコスト、排気汚染などが減少する

コンポストの作り方とコンポスターの使い方

コンポストづくりで準備するもの

  • コンポスターとなる容器 ※詳細は後述
  • 米ぬか、もしくはピートモス、くん炭(発酵のため)
  • 腐葉土、もしくは細菌やセンチュウのない土
  • 野菜くずや落ち葉など

コンポスターの種類

コンポストの作り方には主に5通りあり、それぞれ下記のコンポスター容器を使います。
①設置型コンポスター
②回転式コンポスター
③ダンボール(もしくはプランター、麻袋)
④電動生ごみ処理機
⑤地中の穴

コンポストターの種類① 設置型コンポスター

設置型のコンポスターは、地中に掘った穴に容器をかぶせることで密閉空間を生み出し、生ゴミの発酵を促します。完成までに時間がかかりますが、比較的安価に手に入ります。近似方法に、密閉型のコンポスターもあり、こちらは屋外屋内場所を問わずつくれます。

コンポストづくりの手順

  1. 日当たりと水はけのいいところに穴を掘り、コンポスターを上にかぶせる。
  2. コンポスターのふたを開けて、生ゴミや落ち葉を入れる
  3. その上に米ぬか、もしくはピートモスなどをかぶせ入れる
  4. 2〜3を繰り返しながら、中を棒などでかき混ぜて新鮮な空気を入れる
  5. 一杯になったら、ふたをして3〜4ヶ月ほど寝かせて完成

コンポスターの種類② 回転式コンポスター

回転式のコンポスターは、穴を掘る手間がかからず、撹拌も簡単にできて完成も早いのが特徴ですが、設置型コンポスターよりは高価です。下が地面でなくてもいいので、ベランダなどでも設置可能です。デザインもさまざまでおしゃれな製品も多いです。

コンポストづくりの手順

  1. 日当たりのいいところにコンポスターを設置する。
  2. コンポスターのふたを開けて、生ゴミや落ち葉を入れる
  3. その上に米ぬか、もしくはピートモスなどをかぶせ入れる
  4. 2〜3を繰り返しながら、3日おきに回転させてかき混ぜる
  5. 一杯になったら、(時期によって)2週間〜2ヶ月ほど寝かせて完成

コンポスターの種類③ ダンボール・プランター・麻袋

ダンボールやプランター、麻袋を使ってのコンポストづくりは、もっとも手軽に始められ、コストもほとんどかからないのがメリットですが、悪臭が発生しやすいので対策も必要になっていきますので、その点に留意しましょう。

ビニール袋や発泡スチールは通気性が悪いので、コンポスターに向いていません。

コンポストづくりの手順

  1. ダンボールの底四隅に足をつけるか、高さの出る台を置く
  2. ココピート(おがくず3:くん炭2)をダンボールに6割ほど入れる
  3. 水を含んだままの生ゴミを入れてよくかき混ぜる(プランターの場合は水を切る)
  4. フタをして3日おきに中身をかき混ぜる
  5. 臭いが気になる場合はコーヒの出がらしを投入し混ぜる
  6. 3〜6ヶ月ほど寝かせて完成

コンポスターの種類④ 電動生ゴミ処理機

電動生ごみ処理機は、温風で生ゴミえお乾燥させて堆肥化するタイプと、自動撹拌で発酵を促すタイプがあります。臭いもせず、場所も問わないので室内でも作れます。また、時期を問わず安定してつくれるのもメリットですが、比較的高価な製品が多いです。

コンポストづくりの手順

  1. 生ゴミを処理機の中にいれ、スイッチを入れる。
  2. 数時間で堆肥の元ができるので、取り出して土と一緒に埋めておく
  3. 1〜2ヶ月寝かせて完成

コンポスターの種類⑤ 地中の穴

庭や畑のスペースを使ってコンポストをつくることもできます。穴を掘る手間はかかりますが、コストがかからないので挑戦しやすいです。完成までに時間がかかりますが、悪臭や虫の被害にあいにくいというメリットもあります。

コンポストづくりの手順

  1. 生ゴミを入れたい分の穴を掘る
  2. 枯れ葉、もしくは米ぬかを穴の底に数cm敷く
  3. よく水を切った生ゴミを穴に入れて、生ゴミが隠れるくらい土を被せる
  4. 土の上にブルーシートをかぶせ、四方に石をのせる
  5. 3〜6ヶ月寝かせて完成

コンポストづくりの注意点とポイント

野菜クズは細かくしておく

コンポストは基本的に、微生物が生ゴミを分解して発酵させつくられています。したがって、早く完熟させるためには、微生物が分解しやすいように、生ゴミを細かく刻むことが大事です。出来るだけ細かくしてコンポスターに投入しましょう。

微生物が分解できないものは入れない

コンポストをつくる上で、微生物が分解できるもの、できないものの判断が重要になります。分解できないものを入れると、いつまでも完熟しない悪臭の原因になるので注意しましょう。

コンポスト化OKのもの

野菜くず、卵の殻、お茶の出がらし、コーヒーの出がらし、草食動物のフン、落ち葉、病気にかかっていない草花、黒土

コンポスト化NGのもの

肉、骨、貝殻、油類、たけのこの皮、石炭などの灰、肉食動物(犬猫人など)のフン、病気にかかった植物

コンポストづくりをマスターして、エコに園芸を楽しもう

市販の堆肥は、だいたい10Lあたり1000円ほどが相場です。園芸や家庭菜園で堆肥をよく使うというときは、コンポストで自家製堆肥があるといいですね。自治体によっては、コンポスターの購入補助金がでるところもあるそうなので、お住まいの役所に聞いてみてはいかがでしょうか。

コンポストづくりをマスターして、地球に優しく園芸を楽しんでください。

GreenSnap編集部
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